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お笑いコンビ品川庄司の「 庄司智春 」氏【 41 】が昨日10日放送のTV番組で、その名も恐怖の寄生虫
「 アニサキス[ anisakis ]」に寄生された一連の経緯を語った。
夏に、テレビ番組の収録のため地方に遠征した先で食べた「 鮭いくら丼 」が原因でアニサキス症に感染し強烈な激痛に襲われ、朝まで一睡も出来なかったのだとか。
ウィキペディアに拠れば、寄生虫アニサキスは必ずしも内臓だけに寄生している訳でもなく、上の動画の様に切り身の部分にも寄生するとの事。
( 以下「 Wikipedia 」から引用 )↓
回虫目アニサキス科アニサキス属に属する線虫の総称で
海産動物に寄生する寄生虫である。人にアニサキス症を発症させる原因寄生虫だが、
ヒトへ感染するときには主に「 サケ 」
サバ、アジ、イカ、タラなどの魚介類から感染する。
( 引用ココまで )↑
その後、すぐに病院で診て貰ったが
この時すでに庄司氏の胃の中には8匹ものアニサキスが居て、
胃の内壁を食い破って血だらけだったのにも関わらず、
ただの「 胃痙攣 」と誤診されてしまう。
しかし、その後あまりにも痛みが続くため
他の病院に行き診察して貰った所、ようやく
庄司氏の胃の中に居るアニサキスを発見でき、
10時間掛けて8匹のアニサキスを取り出せたのだという。
その時、庄司氏の胃の中はアニサキスに
食い破られて血だらけだったとの報道。
それにしても最初に診察をした病院は
「 胃けいれん 」などという誤診を平気で下して、
いったい何処を診ていたのであろうか?
現在、確立されているアニサキス症の
治療法では症状を緩和させる治療薬は有るようだが、
根治させるには体内に入ってしまった、
主に胃などに寄生しているアニサキスの
寄生虫そのものを取り除くしか
方法は無いようである。
( 以下「 ウィキペディア 」から引用 )↓
胃内寄生の場合、感染の初期段階での
一般的な治療は、開腹手術あるいは上部消化管内視鏡
( いわゆる胃カメラ )を用いて消化管粘膜上の
虫体( アニサキス )を確認し、生検に用いるのと
同じ鉗子を用いて虫体を摘んで取り除く方法がある。虫体を取り除くと速やかに症状が消失するこ事が多い。
( 引用ココまで )↑
庄司智春氏の場合、どの方法を用いて
アニサキスの除去治療を行ったかまでは
具体的にニュースサイトに掲載されては居なかったが、
8匹もの虫体の駆除に10時間とは…
お医者様も大変である。
詳しくはウィキペディアを参照して頂きたいが、
大まかな予防方法としては「 -20℃以上の冷凍保存を
24時間以上もしくは60℃以上1分以上の熱処理 」が
有効であるとされている。
べつに責任逃れで申し上げる訳ではないが、
あくまでも目安なので、この情報を決して鵜呑みにせずに
あなた自身で情報を収集してから自己責任のもと
慎重に衛生管理を行って頂きたい。
それにしても、気になるのが庄司氏がロケ地で
「 鮭イクラ丼 」を食した時期が
「 夏 」だったという事実。
鮭イクラ丼を自分で調理したのか、飲食店で食べたのかは
記述されていなかったが、もし店で出されたら
客である立場の、こちらとしては手の施しようが無い。
梅雨に入るこれからの時期は
飲食店を営む方には是非とも
「 衛生管理 」を徹底して頂きたい。
ちなみに、こちら側がいくら良く噛んで食べるとか、
しょうがや酢などの薬味を使ってみた所で
一切の効果は無いとの事なので悪しからず。
本稿は、不幸にも庄司智春氏が感染してしまった
「 アニサキス 」という名の寄生虫を取り上げて、
その治療法や予防法を、つらつらと綴ってきたが
この章ではいわゆる「 サナダムシ 」に付いて
ちょっと触れておく。
このサナダムシは先のアニサキスと違い
「 人体が最終宿主 」という自然界の設定を創造主が、
お決めになられたようで人間に寄生する。
サナダムシの由来は真田紐に似ていることから
付いた名前で有るが、別名を
「 広節裂頭条虫 」若しくは日本海条虫とも言う。
人間の体内で成長すると長いものは
十数メートルにもなり、その様態はあまりにも
グロテスクである。↓
さて、このサナダムシの最終宿主は
人間で有るが、その直前の第二宿主に関する情報は
今のところウィキペディアには記述されていない。
第二宿主で代表的な物は人間が食す魚で
主に「 天然のサクラマス 」に寄生する。
ちなみに最初の宿主はミジンコなどの
微生物であり、これをサクラマスが食べる事で
体内に入る食物連鎖の仕組みが出来上がっている。
この情報は、不肖この私めがamazonで
一番最初にガラケーで発注した書籍に書かれていた
情報で著者は忘れたが、その道の権威の学者さんが書かれている。
この本の中では養殖のサクラマスからの
サナダムシの幼体は検出されなかったと記されている。
サナダムシの人体内での寿命は3~4年で、
寄生期間中に駆除するためには「 頭部 」を
取り出さないと何度でも節が再生される。
さらに、体外に取り出したサナダムシを
黒焼きにして煎じて飲むと「 せんせき 」とか言う
病気に効くらしいが、これもその本に
そう書かれて居た内容だということなので、
実践は自己責任で御願い申し上げます。
He ate raw fish almost every day – until a 1.6-metre-long tapeworm slithered out of his body https://t.co/34hPvvgzCP pic.twitter.com/s1rahsQDHk
— The Straits Times (@STcom) 2018年1月20日
サナダムシは東京の目黒寄生虫館に
行けば見れるらしいが、私めが最初に見た写真は
小学生の時、学校の廊下に貼り出されていた
「 保健だより 」であった。
その写真にはブルーバックに上の画像の
サナダムシが写っており、そこに
「 広節裂頭条虫 」と書かれていた。
その写真に写っていたサナダムシの
グロテスクな気味悪さと怖いもの見たさが同居していた
少年時代の私めは、その保健だよりが
貼り出されて居る期間中、そこを通りかかると
その写真に釘付けになって見つめていた。
人間は心の底からの衝撃を覚えると、
記憶する気が無くても覚えてしまうものである。
その名前こそが「 広節裂頭条虫 」
サナダムシなのである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/sanadamusi/”]
ちょっと寄生虫繋がりで有りながらも、
話しがアニサキスからサナダムシに
脱線してしまったが、これからは食中毒も含めて
気を付けて行かねばならぬ季節に入っていく。
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