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官民ファンドのJIC( ジック )の代表取締役を
務める田中正明社長CEO【 65 】が、12月10日に
怒りの辞任会見を開き、事の経緯を説明した。
元・三菱UFJフィナンシャル・グループ
( MUFG )副社長だった田中正明氏が、
経済産業省との軋轢( あつれき )から
辞任に至る流れを、辞任会見で熱く語った。
田中正明社長は、JICの代表取締役社長CEOだが
じつは、同系列にINCJ( インク・ジェイ )という
会社も有り、あなたは混乱されたのではないか?
さっそくJICとINCJ[ incj-jic ]の違いを、
分かりやすく簡単に、ご説明させて頂く。
まずは株式会社JIC( ジック )の方から。
つまり、JICはINCJの親会社である事が分かる。
では、ジックの主要子会社であるインク・ジェイは
どの様な違いがある企業なのか?↓
上記の、INCJまとめ一覧では親会社の
JICと所在地が番地までピタリと一致する。↓
親会社のJICも、子会社のINCJも丸の内永楽ビルヂングに
入っているので、所在地は全く同じ場所になる。
株式会社JICから2018年9月21日に新設分割した
主要子会社が株式会社INCJという事になる。
今回、JICの取締役が田中正明社長はじめ、
コマツ相談役の坂根正弘・社外取締役兼
取締役会議長ほか9人が一斉に辞任を表明。
経産省と財務省の取締役2人は残るというが
子会社のINCJへの影響は無いのだろうか?
株式会社INCJはJICの子会社の位置づけには
なりますが、産業競争力強化法改正前と同様の
ガバナンスの下、独自の経営陣によって
運営されており、同辞任意向表明は、
株式会社INCJの経営に影響を
与えるものではありません。
つまり経営には、まったく影響が無いとのこと。
JIC全体で従業員の数は100人ちょっとで、
投資に関係している方々は70人ほどだという。
70人は全員が全員がINCJに出向していて、
朝から晩まで既存の取引先や新規ファンドを
担当している。
残る30人はミドルバックで、INCJの
サポート業務とJIC本体の仕事などをしている。
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JICの田中正明代表取締役社長CEOは、
辞任の経緯を記者会見でキレ気味に語った。
「 経産省との信頼関係が毀損( きそん )されている 」
「 書面にて交わした約束した内容を一方的に破棄し
恣意的に無視するやり方は、もはや法治国家ではない 」
また、世論からの反発があった年収1億円の
報酬額に関しても次の様に言及されている。
「 報酬1億を貰い続ける報道は事実に反する誤報である 」
「 固定部分が1,550万円+短期業績報酬が4,000万円
( 変動あり )でマックス5,550万円でも抑えている 」
「 円キャリー( 借り )取引き投資で得た
利益の2割を分配するが、早くても5年後になる 」
そして「 私達はお金の為に、やっているわけでは
ないので1円でも、仕事を引き受けた 」とコメント。
しかしながら、約束した報酬額を白紙撤回する
経産省の、やり方には怒り心頭に発した様で
取締役辞任の理由として、明言されている。
世耕弘成経産相は「 政府が基本方針を示し、
後は投資のプロにお任せする 」と述べ、期待感を示…
だが報酬面の他にも投資の経営判断にまで
いちいち口を、差しはさむようにもなってきたという。
田中氏は、経産省が高額報酬案を提示後に
一方的に撤回したことや、機構の投資判断に対する
関与の強化を迫っていることに反発していた。
詳しいことは分からないが、国が投資案件の
経営判断に干渉( かんしょう )してきたという。
確かに、「 政府が基本方針を示し 」とは
あるが、どこまで首を突っ込んできたのか?
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むろん経済産業省がわにも、言い分は有る。
世耕弘成経産大臣【 56 】が会見で、
JICへの対応で報酬の減額を行った理由を語った。
ざっと整理すると、以下の3項目になる。
世論の反発とは、「 国民の血税で資産運用してるのに
報酬額が高すぎではないのか? 」との内容である。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/nhihara-hiroaki/”]
また、経産省は、公式ホームページ上でも
今回の「 平成30事業年度・産業革新投資機構
予算変更の認可について( 申請 )」の公式な
見解を12月3日付けで掲載している。
経済産業省と機構は、これまで報酬水準について
協議を重ねてきました。その中で、平成30年11月27日( 火曜日 )に
届出のあった「 役職員の報酬・給与等の
支給の基準 」の内容では経済産業省として
受け入れられない旨、明確に説明しました。しかしながら、継続中の協議を機構の代表取締役社長
田中 正明氏が一方的に打ち切り、機構が調整未了の
報酬水準を前提とした予算の変更認可を
申請したことは誠に遺憾であります。
上記の内容は、事務方トップの
嶋田 隆・経済産業事務次官【 58 】との
話し合いが決裂したことを意味する。
分かりやすく簡単に申し上げるなれば、
「 産業革新投資機構、予算変更 」とは
「 最初に約束した通りの報酬でやって 」
という申請であり、経産省がわは認可が
できない、という結論に至ったわけである。
ちなみに経産省がわが白紙撤回し、あらたに
しめした報酬額が、いくからか迄は分からない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/immigration/”]
しかしながら、JIC側との意志の疎通が
うまく図れず、相互不信を招いた責任を取り、
嶋田事務次官は、厳重注意処分と給与1ヶ月分の
30%を自主返納、また施工経産相も議員報酬の
1ヶ月分の11万円を自主返納するという。
どっちの言い分も分かるんだけど、確実に
言えることは「 JICの田中正明社長の報酬額は
年収1億円! 」との誤報を信じた国民が、きっと
「 税金で投資するのに役員報酬が1億円かよっ! 」
という勘違いから、世論の反発が起きたのかも。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/g20/”]
しかしながら、年収ベースで5,550万円の
報酬額であることは事実なので、どの道
世論の反発は、さけられなかったのか?
JICの田中社長は「 金じゃねぇ!1円でも、やる!! 」
と豪語されていたが、なら残られても…と
思うのだが、9人も一斉に辞めたとなると、
それなりの理由が有ったのでは、なかろうか?
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