カンヌ国際映画祭2017の日本出品の3作品名は？

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日本の映画3作品がノミネート[ cannes ]

　フランスのカンヌで行わている第70回
カンヌ国際映画祭[ cannes ]2017で18日（ 日本時間19日 ）
にノミネート（ 候補に正式に推薦された映画の事 ）
している日本の映画3作品の内、特別招待作品でもある
「 無限の住人 」が公式に上映され、
会場内で拍手喝采を浴びた。

カンヌ国際映画祭では6度目の参加となる
「 無限の住人 」の「 三池崇史 」監督【 56 】と
主演の元SMAP「 木村拓哉 」氏【 44 】
ヒロイン役を演じた「 杉咲花 」氏【 19 】
と共に喜びを分かち合った。＾＾

そして、レッドカーペット上に木村さん、杉咲さん、三池監督が登場！各国から集まった報道陣からは、「MIIKE!!」「TAKUYA!!」「SAKI!!」という声が飛び交い、無数の眩いフラッシュを浴びる3人。レッドカーペットでお話しを伺いました🎤#無限の住人 #カンヌ映画祭 pic.twitter.com/HlvAKTt5Ag

— 映画『無限の住人』公式 (@mugenmovie) 2017年5月19日

ただし特別招待作品であるアクション時代劇の
無限の住人は「 コンペ外作品部門 」に属するので、
今回は受賞には絡まないが会場での上映後、
5分間にも渡る観客からの拍手喝采で
三池監督、木村氏、杉咲氏は「 確かな実感を得た 」と
言わんばかりの笑顔で手を取り合って喜んだ。

　お次の作品はカンヌ国際映画祭の中心となる
「 コンペティション部門 」にノミネートしている
「 光 」（ 河瀬直美監督【 47 】）で、河瀬監督は
無限の住人の上映試写会にも駆けつけている。

映画をご覧になった作家の道尾秀介さんよりコメントを頂きました！
河瀨監督は、やっぱり逃げない。自分がつくろうとしているものから絶対に逃げないから格好いい。道尾秀介さん（作家） pic.twitter.com/WXrr1GX35m

— 映画『光』河瀬直美監督作品 (@Movie_Hikari1) 2017年5月18日

「 光 」で主演を演じる永瀬正敏氏【 50 】は
「 あん 」以来の河瀬直美監督との再タッグで
カンヌ国際映画祭コンペティション部門での受賞を狙う。

　そして邦画の3作目は「 ある視点部門 」に
ノミネートされた黒沢清監督【 61 】の
「 散歩する侵略者 」で9月9日に
全国ロードショーとなる作品である。

🚶🏻黒沢清監督も驚いた！
　豪華俳優陣が集結！

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ正式出品される『#散歩する侵略者』。今回、前田敦子さん、満島真之介さん、児嶋一哉さん、光石研さん、東出昌大さん、小泉今日子さん、笹野高史さんという豪華俳優陣7名の出演が追加発表となりました✨ pic.twitter.com/H043kuS5Yx

— 映画『散歩する侵略者』 (@sanpo_movie) 2017年5月10日

主演では無いが、元AKB48のセンターで活躍した
エースの前田敦子氏【 25 】も出演される
「 散歩する侵略者 」での撮影では、共演者の方々と
仲良く仕事が出来たのであろうか？

カンヌ国際映画祭の最高賞である「 パルム・ドール賞 」を
受賞した日本映画は1997年公開の今村昌平【 満79歳没 】監督・脚本の
「 うなぎ 」であったが、果たして2017年は受賞作品が出るか？

興行収入が伸び悩んだ無限の住人

　カンヌ国際映画祭では「 大コケした無限の住人 」
という下馬評を覆すかの様な、会場での映画を観た
観客2,300人からのスタンディングオベーション
（ 満場総立ちでの大拍手喝采 ）を浴びて意気軒昂の
三池監督、主演の木村氏、ヒロイン役の杉咲氏で有った。

GWの初日に公開された無限の住人
【 ワーナー・ブラザーズ配給 】は
映画ランキング6位のスタートと
苦戦を強いられた格好となったが、
現段階では累計での興行収入は
10億円にも届かないのでは？と
関係者の間では囁かれているほど
厳し目な現状。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/cinema/”]

だが、同映画の主演を務めたキムタクこと
木村拓哉氏の、この映画に対する入れ込み度合いは
尋常ならざるものが有り、公開前の宣伝活動では
総移動距離7,300Kmにも及ぶ10箇所以上の全国行脚を敢行。

しかし、そんな木村氏の精力的な
活動とは裏腹に数字が伸び悩んだ現実を
目の当たりにした後での、カンヌ国際映画祭で
上映後の会場で沸き起こったスタンディング・オベーションには
感涙むせび泣く感動だったに違いない。

この上映をキッカケにして海外でもロードショーとなれば、
さらに興行収入も伸びるのかも知れない。

「 あん 」に続く再タッグの映画は光

　そして、お次は邦画では1997年以来の最高賞受賞の
可能性も有る今月27日公開の映画「 光 」である。

主演の永瀬正敏氏が演じる天才カメラマンは
日々視力を失いつつ有るが、そこに人生に迷いつつも
懸命に生きてきた女性（ 水崎綾女【 28 】）
と出会い、変化していく様を描いた
ヒューマン・ストーリー作品だ。

ちなみに河瀬直美監督のカンヌ国際映画祭での
受賞歴が凄く、第50回カメラ・ドール（ 新人監督賞 ）
第60回グランプリ（ 審査員特別大賞 ）
第62回では金の馬車賞を、それぞれ受賞されている。

無論、これ以外の数々の映画祭でも各賞を
総なめにしていることから、今回はパルム・ドール賞も
十分に狙えるのでは、なかろうかと期待する次第。

散歩する侵略者に出演の前妻

　奇しくも「 光 」で主演を務めた
永瀬正敏氏の前妻、小泉今日子氏【 51 】が
カンヌ国際映画祭2017で「 ある視点部門 」に
エントリー（ 参加登録 ）している映画
「 散歩する侵略者 」に出演されている。

この映画の監督の「 黒沢清 」氏
は実は以前に「 岸辺の旅 」で、
ある視点部門の「 監督賞 」の受賞歴が有る実力派である。

しかし、それ以上に私めが個人的に
気に、なっているのが元AKB48で活躍された
前田敦子氏と共演者の人間関係である。

と、言うのも前田氏が以前に出演された映画
「 探偵はBARにいる3 」で共演された
北川景子氏【 30 】との確執が、まことしやかに
噂されていたからに他ならない。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/coldwar/”]

「 散歩する侵略者 」では女優の長澤まさみ氏【 29 】
を始めとする若手俳優を多数、起用している。

カンヌ国際映画祭とは？

　ざっくり言って世界三大映画祭の内の1つで
フランス政府が主催する映画の式典のようなもの。

（ 以下「 ウィキペディア 」から引用 ）↓

　カンヌ国際映画祭はベルリン国際映画祭、
ヴェネツィア国際映画祭と併せ、世界三大映画祭の一つである。

（ 引用ココまで ）↑

　さらに平たく御説明させて頂くなれば
映画のオリンピック、と表現すれば相当
イメージしやすいのでは、なかろうか。