2019年の台風26号カルマエギ[ kalmaegi ]が、11月13日に発生したので
米軍JTWCおよびヨーロッパECMWFと、気象庁の最新情報をまとめた。
【 本稿の記事ページの目次 】
1. 台風26号の米軍JTWCの進路予想図はフィリピン方面へ
2. 米軍JTWC熱帯警告文の12日の午前3時の台風26号たまご
3. ヨーロッパ予報で台風26号の13日時点のたまごの位置は
4. 気象庁の予報で13日に台風26号が発生後の進路予想図は
台風26号の米軍JTWCの進路予想図はフィリピン方面へ
26号の、たまごである熱帯低気圧( トロピカルディプレッション )から台風に発達した。
米軍JTWC( 合同台風警報センター )が公開している進路予想図は、
フィリピンの東から西に移動するのみで、勢力も強くはならない。
いずれにしても日本に向かう進路ではないので本州への影響は、ほとんどないが
宮古島や石垣島などの先島諸島や沖縄県は強風が吹き荒れるかもしれない。
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米軍JTWC熱帯警告文の12日の午前3時の台風26号たまご
米軍JTWCが11月12日の午前6時30分に発行した熱帯警告文。
台風26号が発生して、13日の午前9時( JST日本標準時 )
時点の位置は北緯が12.6°N、東経が129.2°Eとなっている。
台風26号の、たまごの位置をGoogle地図で表示する。↓
沖縄県糸満市の南端から、1,506.75km( 936.25マイル )のほぼ南の位置の海上に位置している。
移動の方角は295°で西北西で速度は24キロ( 13KNOT )なので、自転車ほどの速さで移動しているが
11月18日午前9時時点の最大風速は15.42m/sまで減衰するので勢力はフィリピン上陸前に弱まる。
ちなみに、昨年2018年の台風26号イートゥーは10月21日に発生している。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/yutu/”]
ヨーロッパ予報で台風26号の13日時点のたまごの位置は
上の画像は、ヨーロッパ予報の13日の午前9時時点の進路予想図だが、
すでに弱い勢力の熱帯低気圧が、フィリピンの東側に海上に発生している。
ヨーロッパECMWFの気象データを元に生成されたWindyでは動く映像で台風の進路が見れる。
確かに、1,000hpa越えの熱帯低気圧は発生しているが台風には成長する兆しを見せない。
ちなみに、Windy( ウィンディ )には自動更新機能が付いているので、
ヨーロッパECMWFの予報が変わったときでも、修正されるのが有り難い。
気象庁の予報で13日に台風26号が発生後の進路予想図は
日本の気象庁でも、11月13日に台風26号が発生したと発表された。
気象庁公式ホームページ「 台風経路図/台風第26号 」
[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1926.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。
気象庁の予報では、発達しながらフィリピンの方面の北西方向に進む
進路予想図で、ほぼ停滞しながらもルソン島に上陸する経路図を描いている。
以下の記事は、2018年の台風26号のヨーロッパECMWFの進路予想図である。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/yutu2018/”]
EARTH気流で台風26号のたまごの位置を地図で確認する
EARTH気流の2019年11月13日午前0時現在の台風26号のたまごの座標位置は
北緯が12.00°N、東経が130.37°Eとなり、Googleマップで表すと以下の場所に。↓
フィリピン・サマール島の東端から、ほぼ西に528.07km( 328.13マイル )の
フィリピン海の海上に位置しているが、米軍JTWCや気象庁および、ヨーロッパ予報と同じ場所だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/jade/”]
2019年の台風26号カルマエギ[ kalmaegi ]の名前の意味
2019年の台風26号カルマエギ[ kalmaegi ]の名前の意味は、「 かもめ 」だ。
命名国は、北朝鮮( 朝鮮民主主義人民共和国 )である。
13日の段階では、勢力も弱い上に日本には向かってこないので
直接的な影響を心配しなくてもいい予報になっている。