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【 パブリック・ドメイン 】ファイル
1800年にジャック=ルイ・ダヴィッド( Jacques-Louis David )
に拠って描かれた『 レカミエ像 』( MadameRécamier )を加工。
古来より「 神の比 」とまで言われ続けてきた黄金比。
「 黄金比を簡単に分かりやすく 」言葉を使って
説明するよりもTOP画像を、ご覧頂ければ
一目瞭然で分かる様に作成してみた。
言葉を使って黄金比とは?何かを
分かりやすく、ご説明申し上げると
「 長方形の縦の線と横の線の長さが
1対1.628の近似値で構成されている長方形 」
の図形だという事に、なろうか。
なぜ近似値なのかと言えば本当の黄金比は
「 1.618033988749894848204586834365… 」
と言った小数点以下となり、円周率と同じで
正確な値はキリがなく続くからである。
例えるなら、縦の線の長さが10Cmだとしたら
横の線の長さが16.18Cmだと言う比率の長方形が
黄金比[ golden-ratio ]であり、人間の目で見た時に
最も美しいと感じる形で有るとされる。
上記の事を貴金属比とも言い、TOP画像の弧線は
黄金長方形を無数に積み合わせた物の中に
描かれている螺旋模様である。
TOP画像の「 レカミエの像 」にも
黄金比が使用されており、構図が安定的に
鑑賞出来るのは、絵画の配分比率が約5:8の
黄金比1:1.618の数値に収まっているからである。
室町幕府3代将軍の「 足利義満 」氏
【 満49歳没 】が1397年に創建した
京都の鹿苑寺( ろくおんじ )にある
「 金閣寺 」も実は黄金率の1:1.618を
元にして建立されている。
( 火災に拠る消失により1955年に再建 )
トップ画像のレカミエ像も上の金閣寺が
映し出されている( 実際はハメ込み )
スクリーンもフォトショップエレメンツ8で
実際に黄金率の比率1:1.618になるように
調整して作成している。
特にレカミエ像の方は、黄金比を
分かりやすくするために1:1.618の比率に近い
700×433ピクセルで仕上げた。( 若干、誤差あり )
次章ではフィボナッチ数列と黄金比の関連を
分かりやすく、ご説明申し上げて参る所存。
【 この記事ページの目次 】
ではまず黄金比と極めて関わりが深い
フィボナッチ数列を分かりやすく説明すると、
「 隣り合わせる2つの数字を足した数の和が右側の数字になる 」
という並び順の法則性という事になる。
つまり「 1:1:2:3:5:8:13:21:34:55:89:144… 」
と永遠に続いていく。
このフィボナッチ数列と黄金比との関連を
分かりやすく説明すると、単純に
左の数字で右の数字を割れば良いのだ。
例えば89÷55=の場合だと、商が
1.61818181818となり、この数値こそが
黄金率の近似値に近い状態である。
本当は、もっと小難しい数式などが有るのだが、
本稿は「 黄金比とは?分かりやすく 」が
主題の記事なので、ここでは敢えて触れない。
高校中退で、学のない不肖この私めは
2次方程式の様な、こ難しい数式を見ても
全く訳わかめやもんで。( 笑 )
外中比や中末比とも呼ばれる
黄金比を初めて発見した人を分かりやすく
説明するなれば、おそらく古代ギリシャの数学者
「 エウドクソス 」氏( BC[ 紀元前 ]408年頃~
BC355年頃 )では無いかと思われる。
そして、この後の紀元前3世紀にエジプトの数学者「 ユークリッド 」氏が、
まとめた言論で、もともと有った情報を再編集したものが「 ユークリッド言論 」
であると言われている。
時を同じくして、古代ギリシャの彫刻家「 ペイディアス 」氏( BC490年頃~BC430年頃 )
が、パルテノン神殿を建設する時に初めて、この黄金比を使ったらしいが、確定している史実では無いとの事。
黄金比 78:22の法則
世の中、全て78:22の比率
地球は海が78%で陸が22%
空気は窒素が78%でその他22%
人間の体は水分78%でその他22%
一般人と金持ちの比率は78:22
お金を貸す人と借りる人の比率も78:22
これらは偶然ではない
金持ちになるには22へ割って入るしかないのです#ブログ書け— やまのひ@ブログ×キャンプ×副業 (@GreeenJet) January 28, 2020
さて、ここまでは黄金比とは?何かを分かりやすく、ご説明申し上げてきたが
この章では日本人に馴染みが深いとされる「 白銀比 」たる大和比を分かりやすく解説させて頂こう。
白銀比で、あなたに1番おなじみの物は
A4やB4サイズのコピー用紙だと思われる。
この白銀比は大和比とも呼ばれるが、
近似値は1:1.4142( 1:√2 )で
その比率は7:5である。
白銀比は身長が129.3Cmのドラえもんにも
採用されており、これは私めが
最近まで知らなかった事である。
法隆寺の五重塔なども白銀比なのだが、
こちらの近似値は第二貴金属比と呼ばれ
1:2.414( 1:1+√2 )で5:12の比率である。
さらに第三貴金属比なるものまであり、
別名「 青銅比 」とも呼ばれる、この近似値は
1:3.303( 1:3+√13 )で、対比は3:9である。
これで「 金銀銅 」の3色が揃った訳だが、
黄金比とは?を分かりやすく調べて行くと
実に奥が深いなと思うのである。
黄金比とは何か?を分かりやすく解説してきたが、
じつは黄金比の図形などは簡単に作れてしまう。
正方形の1つの辺の中間に点を打ち、
そこから角に向かって線を引き、一気に倒せば出来上がりだ。↓
以下のサイトに詳しい情報が網羅されている。↓
[blogcard url=”http://gakuen.gifu-net.ed.jp/~contents/museum/golden/page62.html”]
この黄金比は実は「 第二黄金比 」なるものまで存在し、近似値は1:2.618で3:8の比率なのだそう。
ちなみに、この黄金比はTwitterのロゴマークやApple製品及びPepsiコーラのシンボル・マークにも使われている。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/2019/”]
約5:8の比率は昔の家庭用テレビの4:3画面に非常に近い図形だと思えるのは不肖この約めだけであろうか?
黄金比も調べれば、なかなか奥が深いものだ。^^
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