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世界的なJAZZトランペット奏者の
「 日野皓正 」( ひの・てるまさ )氏【 74 】が
8月20日、世田谷区の教育委員会が主催するジャズ・コンサート「 JAZZ FOR KIDS 」の
最中にドラム担当の男子中学生に対して演奏の最中に突然、歩み寄り
怒鳴りつけてから往復ビンタの体罰を行う騒動を巻き起こした衝撃の理由を検証する。
【 この記事ページの目次 】
最近は、横綱・日馬富士関と貴ノ岩関とのトラブル騒動が
マスメディアで大々的に報じられているが、
ふと今年8月に報道された事件を思い出したので
記事に、したためたのが日野皓正氏の体罰問題である。
( 以下「 週刊新潮:ディリー新潮の動画 」から引用 )↓
ドラムスティックを取り上げて「 帰っていい 」
その後も男子中学生が素手でドラムを叩き始める
「 ばかやろう 」と髪の毛を掴んで頭を振り回す
「 帰れ!みんなで、やっているんだろう!? 」
「 お前がバンドマスターじゃないんだ! 」
「 お前のバンドじゃ無いんだよっ! 」
「 何だ、その顔は!? 」と怒鳴りつけてから往復ビンタ
( 引用ココまで )↑
このビンタ騒動問題で、1日の羽田空港では
報道陣に囲まれ取材を受けた日野皓正氏。
「 ビンタでは無く軽く触っただけ 」
とする釈明を行ったのだが!?
YAHOOニュースでもツイートされた、この体罰ビンタは各方面で波紋を呼んでいる。
【日野皓正氏 中学生をビンタか】世界的ジャズ・トランペット奏者の日野皓正氏が公演中に共演した中学生に対しビンタしたと週刊新潮が報じた。主催した区教委は「(日野氏が)行きすぎた指導をした」。 https://t.co/YJq6YsXxVp
— Yahoo!ニュース 速報や地震情報も (@YahooNewsTopics) 2017年8月30日
JAZZコンサートで本来ならば規定の40秒あたりでドラムを演奏していた男子中学生は、他の演者と入れ替わる予定であったと日野氏はインタビュー動画で語っている。
以上を、まとめると日野皓正氏がなぜ往復ビンタをしたかと言えば「 ジャズ・コンサートでドラム・ソロを叩いていた男子中学生が決められた40秒の時間を大幅に越えても1人で演奏し続け、日野氏がスティックを取り上げても、なお意固地になって素手で演奏を続けた身勝手さ 」が、その理由である。
騒動後、ビンタされた男子中学生は
日野氏の控室に「 スイマセンでした 」と
謝罪に訪れ、今後もドリバン【 DREAM JAZZ BAND 】
の活動を続けたいと申し出ている。
当該の男子中学生に怪我は無かったが、
こういった手を上げる事例では
場合に拠っては逮捕される事も。
この一件で世田谷区議会議員の「 田中優子 」氏
【 58 】も、このコンサートを観覧していた
方から連絡を受け、ただちに世田谷区の
教育委員会に問い合わせたと言う。
尾木ママ、日野氏ビンタ事件「一流プレーヤー必ずしも一流指導者ならず」/芸能/デイリースポーツ online https://t.co/9nmnnl5bh6 # @Daily_Onlineより
— 田中優子(世田谷区議会議員) (@setagaya_tanaka) 2017年9月1日
報告を受けた世田谷区の教育委員会は
「 行き過ぎた指導だとして日野氏側に
今後は改めるよう要望した 」との事。
田中区議は体罰は徹底して反対だとの
姿勢を終始一貫して主張されている。
だが日野氏が、この男子学生に
手を上げたのは今回が初めてでは無いのだとか。
それは、なぜなのか?
天才肌でドラムを演奏する技術は
非常に高いのだが、個性的な性格ゆえに
周囲と衝突することも有り、以前にも
日野氏は当該の男子中学生に手を上げた
ことが有るとメディアは報じている。[ hino-terumasa ]
昨日は入間グリーンティージャズフェスティバルでした!
WAIWAI STEELBAND&西澤はるのとして出演させて頂きました🎷最高すぎる1日でした!初の凱旋演奏、深く思い出になる1日でした。
日野皓正クインテット
谷口英治NEWカルテット+1&紗理
中高生一般吹奏楽
スタッフの皆様ありがとうございました! pic.twitter.com/d01VdebZnP— 西澤 はるの (@haruno_n_1028) 2018年8月27日
不肖この私めの個人的な意見を
言わせて頂くと、どっちが正しくて
どっちが悪いと白黒付けられる問題では
無い様に思うのが、今回のビンタ騒動だと
受け止めている次第。
YouTubeに上がっている週刊新潮の
「 往復ビンタ動画 」は、Googleのガイドラインに
触れるので、ココには貼れないが
どう見ても触っているのではなく
明らかに往復ビンタしている様に見える。
前章でも述べたが確かに男子中学生の
取った態度は極めて自己中心的で
周囲の和を乱す身勝手な行為であった。
報道されているメディアを見ていると、
ここでTVコメンテーターや評論家たちの
意見が2手に分かれて居るようである。
すなわち「 体罰は当たり前だ 」と
する意見と「 いかなる理由が有っても
体罰は許されるものではない 」とする見解。
確かに男子中学生の身勝手な言動は
指導者として厳しく叱るべき物だが、
だからといって往復ビンタは頂けない。
日野皓正氏が生まれた1942年は、
太平洋戦争の真っ只中で、軍国主義だった
日本は当時、往復ビンタなど当たり前の
時代だった。
だが日野氏の場合、本人曰く愛情の一環だと
仰っていたが、おそらくカッ!となって
手が出た感じが、否めない。
教育評論家の「 尾木直樹 」氏
【 70 】は次のように述べている。
( 以下「 DAILY SPORTS ONLINE 」から引用 )↓
「 体罰は子どもたちに身体的、
心理的苦痛を与えるだけです 」
( 引用ココまで )↑
無論、男子中学生に落ち度が有る前提での話しであるのは言うまでも無い。
今回の体罰指導に改善を促した
区教委と報道陣に対して「 行き過ぎた点に付いては謝る 」
と己の非を認めた日野皓正氏。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/nishiuchi-mariya/”]
かたや、チームワークを無視した
ドラム演奏を行ってビンタを受けた
男子中学生も日野氏に謝罪し、
また彼の父親も息子の非を認める
発言を、されている。
( 以下「 ビンタ騒動の男子中学生が父親とインタービューに答えた 」から引用 )↓
「 去年も( バンドに )入るなり、日野さんに
怒られているみたいで、( 今回も )
またやらかしたなと思って( 動画を )見たら、
やっぱり悪いじゃんと思って 」 と父親は話した。
( 引用ココまで )↑
また、当事者である息子の男子中学生も
取材記者に対して次の様に答えている。
( 以下「 スポーツ報知 」から引用 )↓
「( 楽しい )瞬間だったかもしれない。
( 日野さんは )ユーモアもすごくって、
それでも『 いけない 』と思ったことには
ガッツリ叱って、根本から変えてあげようという
愛があると思います 」と心中を明かし、
「 多分、一生涯( ドラムは )続けると思います 」
( 引用ココまで )↑
ここは別のブログ記事でも綴ったが、
ビンタされた男子中学生は、一生涯
( 表現変えてます )ドラムを続ける気でいるのだ。
これは、大変に素晴らしい目標だとは
思うのだが趣味で続けるのか、それとも
実益を兼ねてドラムの演奏者として
飯を食って行く気なのか?
趣味で続けるのなら、とやかく言わないが
もしも本気でジャズ[ jazz ]ドラマーとして
成功する目標が有るのなら、ここで
自己中心的な言動を改めるべく、己の
マインドセットを徹底的に改善すべき
大変良い機会に恵まれたと言えよう。
なぜ、こんなことが言えるのか?
当該の男子中学生をDisる、つもりは
毛頭ないが、YouTubeを見ていると個人的には
「 周りの迷惑を考えない自己チュー 」的
な印象が、どうしても拭えないからだ。
将来、JAZZドラマーとして大成したいのなら
「 自分さえ良ければ周りは、どうでも良い 」
という発想の侭では残念ながら無理である。
彼はドラム演奏の技術は大変に高い
優れた物を持っていると日野氏も認めているのだから、
ここで自身の考え方を根底から
変化させて行くことが出来れば
将来、素晴らしいジャズ・ドラマーに
なると思う。
なぜならば、ジャズバンドは1人ではなく
複数人で編成されるので、どうしたって
チームワークを無視して周りを考えない
身勝手な1人のスタンドプレーでは
成功は出来ないからである。
ならば、カシオペアのソロ・ドラマー
「 神保彰 」氏【 58 】の様に1人で
コンサート活動すれば「 その必要は無くね? 」と、
あなたは思われるかもしれない。
だが、はたして本当にそうだろうか?
現在でもフュージョンバンド、カシオペア3rdの
活動にも参加している神保彰氏は
「 ワンマン・オーケストラ 」という独自の
ドラム演奏ライブを編み出しているプロ・ドラマーだ。
ワンマン・オーケストラとは、全ての楽器の
パートを1人で演奏してしまう画期的な
ドラム演奏の手法である。
これは神保氏の公式YouTubeチャンネルの
ドラム・ソロの動画であるが素人目にも、
もはや神の領域に達しているかに見える♪
さて、この様な形で演奏する神保氏なら
その名の通りワンマンに振る舞っても
全ての物事が上手く行くのであろうか?
当然ながら答えは否!である。
なぜならば神業レベルの腕前を持つ
神保氏でも、1人コンサートの裏で働く
多数の縁の下の力持ち的な役割の
スタッフさんたちの協力無くしては
ライブ活動は成り立たないからだ。
当然、チームワークや協調性および
和を尊ぶ配慮や自分を律する精神性なども
求められよう。
それらを、すべて兼ね備えたのが
本当のプロフェッショナルなのだ。
などと偉そうな事を謳っている、
不肖この私め自身、団体戦とかは
苦手な人間なのである。( 笑 )
それが、なぜかはここでは記さないが不肖この私めも小中学生の頃はドラムが大好きで学校の音楽室で、よく叩いていたものである。
ところで今回のビンタ騒動を巻き起こした
男子中学生の行いを見ていると、まるで映画の
「 セッション 」を思い出す、と言った
メディアも、あるのだ。
( 以下「 日野皓正のビンタ騒動で注目集める、あのアカデミー賞作品 」から引用 )↓
クライマックスでは主人公がチームワークを乱した
ソロ演奏を、することもあり
『 あの生徒はセッションを見たに違いない 』と
話題になっています( ベテラン映画ライター )
( 引用ココまで・出典:女性自身 )↑
なぜなら、あの男子中学生もアカデミー賞作品の
セッションを観て感化されたのでは無いかと。
セッション [ マイルズ・テラー ]
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往復ビンタを食らわせた日野皓正氏が男子中学生に向かって完璧を求める狂気のレッスンを行ったかどうかは定かではないが今回の事件と、この映画の構成が非常に良く似通っているのだ。
「 郷に入りては郷に従え 」とは言うが、日野氏の役割はジャズの演奏を教えるのみでなく社会経験の未熟な若者を正しい方向に導くメンターの役目も果たしているのだ。
日野氏のビンタは旧約聖書で言う所の「 懲らしめのムチ 」だったのか。
1989年には日本人で初となるブルーノート・レコードと専属契約を結び、2004年には紫綬褒章を受賞されているなど輝かしい功績と経歴を残されてきた日野氏。
「 名プレイヤーは名監督にあらず 」などと言われぬよう体罰だけは、お控え頂きたいと個人的には願うばかりである。
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