台風の進路予想の最新情報がメインのブログです
コンビニ業界の王者に依然として君臨し続ける7-11は、
他の追随を許さない勢いで店舗数と売上高を伸ばしつつ有るが、
Seven-Elevenの日本全国の店舗数は、
2017年12月現在で何店あるのだろうか?
記事タイトルでは「 セブンイレブン店舗数の全国で2017年12月現在 」
と記して有るが、厳密なデータは2017年11月末現在の
ものなので、あしからず。(^_^;)
2017年11月末現在の日本全国にある
セブンイレブンの総店舗数は「 1万9,970店 」で、
あと30店の増加で2万店の大台に乗る。
2019年度に出店を予定している、
沖縄県を除くセブンイレブンの46都道府県の
店舗数は以下の通り。↓
今年度に現地法人を設立し、再来年から出店を計画している沖縄県に
セブンイレブンの店が出来れば、日本全国47都道府県への完全出店が達成される見通し。
「 犬も歩けば棒に当たる 」というが棒以上
にセブンイレブンの数は増えており、まさに
「 人も歩けばセブンイレブンに入る 」という状況は、
コンビニ界のチャンピオンと言っても過言ではない。
業界首位を独走する7-11を追いかけるのが、
業界2位のLAWSON( ダイエーローソン )で
2016年3月現在の日本国内の店舗数は
1万2,395店舗で、セーブオンの500店舗も
2018年度内にローソンに転換される見通し。
コンビニ業界の第3位はファミリーマート
( サークルKジャパン )で国内の店舗数は
2016年7月末現在で1万1,872店舗だ。
しかし、サークルKサンクスとの統合で
合計店舗数は1万7,600店舗近くとなり、
今のローソンを追い抜く可能性がある。
以上のコンビニ3社が3強だが、4位はおそらく
「 MINISTOP 」( イオングループ )で、2015年12月の
国内外の総店舗数が約5,000店である。
[blogcard url=”http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/019/858/20170609o.pdf”]
【 当記事ページの目次 】
それにしても、コンビニ業界の勢力図は店舗数のみでなく
売上高や経常利益もセブンイレブン一強の独走状態が続いている。
( 以下「 セブン−イレブン驚異の収益力につけ入るスキなし? 」から引用 )↓
【 コンビニ3強2015年2月期の損益一覧 】
セブンイレブン
営業総収入:7,363億4,300万円
経常利益:2,325億9,300万円( 営業総収入の31.6% )
ローソン
営業総収入:3,163億4,000万円
経常利益:616億4,000万円( 営業総収入の19.5% )
ファミリーマート
営業総収入:3,019億1,700万円
経常利益:371億6,000万円( 営業総収入の12.3% )
( 引用ココまで・出典:毎日新聞 )↑
2年前のデータながら、7-11はコンビニ3強の中でも
売上高がダントツな上に、利益率の30%台と突出して高い水準だ。
本部および運営会社であるセブン-イレブン・ジャパンは、
儲かってウハウハ状態なのだろうが、7-11に限らず
コンビニ店のオーナーは本当に苦労が絶えないと聞く。
\野菜たっぷり350g!/
「1日分の野菜を食べるちゃんぽん(熟成麺)」462円(税込498円)温かい野菜をふんだんに盛り付けた、冬に嬉しいちゃんぽんです♪
※北海道、鳥取一部、山口、九州除くhttps://t.co/tneSSevkUU #セブンの新商品食べてみた pic.twitter.com/ZiYfHLfuga— セブン‐イレブン・ジャパン (@711SEJ) 2017年12月15日
いかに、オーナー自身が加盟金を支払って
ご自分の意志でコンビニ経営を始めたとは言え、
43%( 7-11のAタイプ契約 )もの高いフランチャイズ契約料
( ロイヤリティー )の支払いや弁当など廃棄ロスの負担金、
アルバイトなどの人件費などを差し引くと、
殆ど手物に残らない場合もあるときく。
( 以下「 セブン-イレブンが加盟店のロイヤリティ引き下げ 」から引用 )↓
例えば、1,000円の商品を700円で仕入れて300円の粗利益を得たとする。
ロイヤリティは、ここにかかってくるので、この場合には300円の43%、
つまり129円をセブン側に支払うことになる。
( 引用ココまで・出典:産経ニュース )↑
ただし、セブン-イレブン・ジャパンは2017年の9月1日から、
ロイヤリティーの1%減額を表明しているが、平均で40%台もの高額な
フランチャイズ契約料では焼け石に水では無いのか?
こうした高収益体質はセブンイレブンに限らず、
コンビニ営業のフランチャイズ契約をしているオーナーの方々の
血と涙と汗の結晶に拠って成り立っている。
確かにコンビニ経営は9割が立地で決まってしまう感が
否めないが、セブンイレブンの商品は他のコンビニ店と比べても
特に弁当等の商品の品質が高く、美味い。
以前に7-11の弁当を生産している工場のテレビ取材映像を見たことが有るが、
かなりクリーンな内部環境で衛生管理面が徹底していた印象が強い。
その事自体は我々、消費者に取っては大変に素晴らしい事なのだが7-11のとある店舗が売り上げ好調だと知るやいなや、
電光石火の速さで目と鼻の先に同じセブンイレブンの直営店を出店するドミナント戦略は、あまりにもえげつない。
本章では世界のセブンイレブンの店舗数を見ていきたい。
( 以下「 世界のセブン‐イレブン店舗数 」から引用 )↓
世界の7-11の総店舗数( 2017年9月末現在 )
アメリカ 8,408店
メキシコ 1,864店
カナダ 647店
韓国 9,140店
中国 2,484店
台湾 5,197店
タイ 1万152店
フィリピン 2,172店
マレーシア 2,207店
シンガポール 413店
オーストラリア 664店
ノルウェー 153店
スウェーデン 185店
デンマーク 183店
アラブ首長国連邦 11店
ベトナム 5店
合計 6万3,855店舗( 日本1万9,970店含む )
( 引用ココまで・出典:セブン-イレブン・ジャパン )↑
世界各国の中でも突出しているのが
タイ国の1万店越えの店舗数である。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/family-mart/”]
いまや世界のセブンイレブンといった感があるが、
もとは1927年にアメリカ合衆国のテキサス州で始めた
氷屋が発祥で、日本では1974年5月に
東京都江東区豊洲にオープンした第一号店が始まり。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/toyosu/”]
ちなみに下の写真は、神奈川県相模原市の
国道20号線の峠道の中腹にあるセブンイレブンだ。
2017年の9月にフランチャイズ契約のロイヤリティーを
1%下げる事が出来たのも、実は昨年2016年の4月7日に
創業家との確執を示唆した会見を開き、引退した
鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問【 85 】が
経営の第一線から身を引いた為だと言われている。
セブンイレブンの店舗数も売り上げも利益率も日本一の、
7-11をコンビニ業界の雄として育て上げてきたのは
他ならぬ元セブン&アイ・ホールディングスCEO( 最高経営責任者 )
として手腕を振るってきた鈴木敏文氏の功績の賜物だろう。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/aaa/”]
しかし、上に貼った昨年の引退会見では
イトーヨーカ堂を創業した伊東家出身の、
伊藤雅俊セブン&アイ・ホールディングス名誉会長【 93 】
との確執を匂わせている。
( 以下「 鈴木敏文・電撃退任の舞台裏! 」から引用 )↓
この会見で明らかになった、もう一つの意外な事実ー。
それは鈴木氏とイトーヨーカ堂の創業家である伊藤家との確執だ。鈴木氏の側近たちが今回の人事案に関して
名誉会長の承認を得ようとしても、
伊藤氏のハンコが押されることはなかった。イトーヨーカ堂の元幹部が語る。
「 しかし、今回の人事案で伊藤さんは鈴木さんの反対に回った。
これは50年以上二人で一緒に、やってきて初めての事でしょう 」
( 引用ココまで・出典:週刊現代 )↑
セブン&アイ・ホールディングスは
セブンイレブン・ジャパンの親会社である。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/seven-eleven/”]
業績が好調なセブン&アイHDの井阪 隆一社長【 60 】を
退任させる鈴木敏文氏の人事案に対し、
会見に同席した伊坂社長本人はもとより、
大株主であるアメリカの「 サード・ポイント 」と
イトーヨーカドー創業家の伊東氏の承認が得られなかったのである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/my-number-card/”]
ざっくり言えば、「 なんで俺の人事案が受け入れられないんだ!?
だったら辞めてやるっ!! 」という感じだったのだろうか?
上述した以上の詳しい経緯は知らないが、セブンイレブンがコンビニ業界の覇者でいられるのも、
鈴木敏文名誉顧問の功績に拠るものが大きい事だけは間違いない。
記事ランキング
PR( 本ページはプロモーションが含まれています ) 北朝鮮と韓国の交流の拠点でホットラインだった、開城ケソン工業団地の中にある「 南北共同連絡事務所 」の場所が、どこかをGoogleマップで表示す […]
なぜ沖縄はセブンイレブンコンビニが未だ無いのでしょうか?然も増えても無いのはなぜでしょうか?沖縄を馬鹿にしているのでしょうか?全国的なのでしょうか?
キューピー様、貴重なコメントを頂き、
ありがとうございます。
2018年3月7日現在、確かに沖縄県には
セブンイレブンは1店舗も有りませんね。
決して沖縄を馬鹿にはしていないと
おもいますが、出店は決まっています。
それも、2019年に一気に100店舗の
セブンイレブンの出店を計画中です。
7-11とフランチャイズ契約を結んだのは沖縄の
「 金秀商事 」で、今年は準備期間になります。
なので、あと1年お待ち頂ければと思います。^^
沖縄にはセブンイレブンコンビニが未だ無いのはなぜでしょうか?
伊良波陽子さま、先程のキューピー様と
同じIPからコメントを頂き恐悦至極に存じます。
よほど、沖縄県にセブンイレブンが無いのが
気に、かかっているのですね?(^_^;)
先程のキューピー様の、ご質問にも有りましたが
たしかにセブンイレブンは全国的に見ても、
沖縄県だけが唯一の空白県には、なっています。
ですが、すでに那覇市内に現地法人である
「 セブンイレブン沖縄 」を設立済みで、
今後5年間で、250店舗の出店を目指すとの事。
今年は準備期間中らしいので、来年まで
あと1年間は、お待ち頂ければと思います。^^