ファティマ第三の予言で2018年の真実はどこにある！？

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　テレビなどのメディアでも度々、話題に上がる
「 聖母マリアの啓示であるファティマ第三の秘密の予言 」
とは、一体どの様な内容なのだろうか？

2000年5月に公開された文書は本物では無い！？

その前に、ファティマの予言に付いて
軽く触れておくと、海洋王国ポルトガルのファティマ地方で
2018年の今から約100年前に従兄妹である
3人の子供たちの前に聖母マリアが現れ、
奇跡の予言を啓示したという言い伝えだ。

3人の子供たちが、どこの誰であるかの詳細は
後述させて頂くが、聖母マリアが示した3つの予言の
3番目の内容は「 1960年までは秘密にしてね♪ 」というもの。

で、「 ファティマ第三の予言 」の内容は
2000年になってようやく当時のローマ教皇庁が、
その全文を正式に公開したのだ。

聖母マリアが3人の子供に話したとされる
ファティマ第三の予言の秘密の内容全文が以下の記述
である。（ 部分的に修正しているので、あしからず ）

（ 以下「 教皇庁発表によるファティマ『 第三の秘密 』に関する最終公文書 」から引用 ）↓

すでに述べたあの二つの啓示のあと、わたしたちは
マリアの左側の少し高い所に、火の剣を左手に持った一人の天使を見ました。

しかしその炎は、マリアが天使に向かって差し伸べておられた
右手から発する輝かしい光に触れると消えるのでした。

天使は、右手で地を指しながら大声で叫びました。

「 悔い改め、悔い改め、悔い改め 」。

それからわたしたちには、計り知れない光～それは神です～の中に、
「 何か鏡の前を人が通り過ぎるときにその鏡に映って見えるような感じで 」
白い衣を、まとった一人の司教が見えました。

「 それは教皇だという感じでした 」。

そのほかに幾人もの司教と司祭、修道士と修道女が険しい山を登っていました。

その頂上には、樹皮のついたコルクの木のような
粗末な丸太の大十字架が立っていました。

教皇は、そこに到着なさる前に、半ば廃墟と化した大きな町を、
苦痛と悲しみにあえぎながら震える足取りでお通りになり、
通りすがりに出会う死者の魂の為に祈っておられました。

それから教皇は山の頂上に到着し、大十字架のもとにひざまづいて
ひれ伏されたとき、一団の兵士達によって（ 命を奪われ ）ました。

彼らは教皇に向かって何発もの銃弾を発射し、矢を放ちました。

同様に、他の司教、司祭、修道士、修道女、そして様々な階級と職種の
平信徒の人々も次々にそこで（ 命を絶たれて ）いきました。

十字架の二つの腕の下にいた二位の天使は、おのおの手にした
水晶の水入れに殉教者たちの血を集め、神に向かって歩んでくる霊魂に
それを注ぐのでした。トゥイにて：一九四四年一月三日

教皇庁教理省『 ファティマ　第三の秘密 』カトリック中央協議会/2001年

（ 引用ココまで・出典：Wikipedia/ファティマの聖母 ）↑

　上記に引用させて頂いた第三の予言の内容は、
ざっくり説明させて頂くと「 1981年に起きた
第264代ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世【 84歳没 】
の銃撃事件 」だったと言われている。
（ 当時は命に別状なし ）

しかし聖母マリアが示した「 ファティマ第三の予言の秘密の内容 」
がローマ法王の身の上に起きる事件だったとは
とうてい考えられないと、当時の世論は大反発。

「 おそらく本物のファティマ第三の予言ではない 」と
言われているように、聖母マリアからファティマ第三の予言を聞いた
当事者である3人の従兄妹の内の1人である
ルシア・ドス・サントス氏【 97歳没 】が
事の真実を確かめる為に当時のローマ教皇庁を
訴えていたとされる。（ 和解済み ）

ちなみに2018年の今から約100年前に
聖母マリアの啓示を直接受けたとされる
3人の従兄妹は上述したサントス氏の他に
スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザで
若くして他界されたジャシンタ・マルト氏
【 9歳没 】と、ジャシンタ氏の兄である
フランシスコ・マルト氏【 10歳没 】の2人である。

では、本物のファティマ第三の
予言書の内容は、どの様な真実が記されているのであろうか？

ファティマ第三の予言書を匂わせる手紙

公表された物は、みんな違うって言ってる…

　前章で引用させて頂いた聖母マリアが示したとされる
「 ファティマ第三の予言 」の真実を示す内容は、
なにが書かれていたのであろうか？

1981年にはカトリック系の修道士が
第三の秘密の文書の公開を求めて飛行機を
ハイジャックする事件まで起こしているが…

本稿を作成するにあたり調査を
進めて行くにつれ、2つの手がかりを掴んだ。

1つ目は、ローマ教皇庁に保管されて居たはずの
第三の予言を示す文書が何者かの手に拠って
盗まれた可能性が指摘されている点だ。

（ 以下「 ファティマの謎の太陽円盤7つの謎と奇跡より 」から引用 ）↓

だが問題は予言の第5項だ。

これが第3次大戦の発生を意味しているらしいことは、
かねてから取沙汰されていたが、その時期を示すと思われる
肝心な最重要部分が隠されたまま、最初にルシアから預かった
シルバ司教の手からバチカンへ送られて、
いまだに公開されていないという事実があるのだ。

しかも奇怪なことに、1977年1月末、バチカン法王庁に
厳重に保管されていた、このファティマ予言文書が
何者かに盗まれるという事件が発生したのである！

しかしルシアは、いまもコインブラのカルメロ会修道院で
老修道女として健全だという。（ 2005年に逝去 ）

そうすると、カギを握るのは
法王庁のごく一部の首脳と彼女だけとなる。

（ 引用ココまで・出典：GA site ）↑

サントス氏は生前に、ついぞファティマ第三の
予言の真実を自らの口から語る事はなかった。

そうなると、残る手がかりは盗難に遭う前に
第三の秘密を見たとされる当時の教皇だけになる。

2000年に公表した第三の予言の公文書以外に
真相を示す手がかりは無いものなのか？

現在の第266代ローマ教皇は
フランシスコ氏【 81 】だが、前法王である
第265代ローマ教皇ベネディクト16世【 90 】
（ 2013年2月28日に退任 ）から、
日本の函館セラピスト女子修道会あてに1通の手紙が届いた。

（ 以下「 予知情報：ファティマ第3の秘密 」から引用 ）↓

「 やがて、世界はサタンによって支配されるでしょう。

それは、人々がそれまで、神の御心を足蹴にするような
行動を重ねてきた結果、自ら招いたことなのです。

サタンはまず、教会と学会を支配します。

そのため一瞬のうちに、人類を滅ぼしてしまうような
武器が開発されますが、教会はそれを止める力も意志も失っています。

この武器を使った戦いが世界のあちこちで火を噴くでしょう。

火と煙が地球上を覆い、海の水まで、沸々と煮え返ります。

この異常な現象によって、地上にあるもの、水中にあるもの、
空にあるものまで破壊されてしまうでしょう。

人類は9分の7（ の命が ）が絶えてしまうでしょう。

だが、（ 亡くなった ）者はまだ幸いです。

生き残った者は、絶命できなかったことを激しく悔み
（ 亡くなった ）者を、うらやむほどの苦痛と
苦悩に、さらされるのですから。

誰がのこされるのか。あるいは残される者はないのか。

…今、私に見えるのは地球上のいたる所で勝利の歌を歌う
サタンと（ 偽りの ）神の姿です。」

（ 引用ココまで・出典：夢日記 ）↑

上記に引用させて頂いた手紙の内容の出典元は
ローマ教皇庁のものでは無いので信憑性は高くないが、
手紙の送付時期などは記されていない。

つまり結論からいえば、「 万人が納得するような
内容のファティマ第三の予言の
秘密のメッセージは不明 」だということだ。

しかし、もし仮に万人が真実だと認める
ファティマの聖母の文書が公開されたとしても、
それは真実の予言ではない。

本物のファティマ第三の予言じたいが偽物である理由

　本章からは、じゃっかん宗教チックな内容に
なるので、気に入らない方は離脱して頂いて
いっこうに構わない。

結論から記すなれば、2018年の今から
約100年前に聖母マリアが現れて当時の子供たち
3人に発した「 ファティマ第三の予言 」のメッセージは、
それ自体が偽物である。

ファティマ第三の予言が偽物である根拠は、
「 聖書 」に記されている通りである。

（ 以下「 聖書・ヨハネへの啓示/16章13・14節 」から引用 ）↓

13.そしてわたしは、かえるのように（ 見える ）
3つの汚れた霊感の表現が龍の口から、野獣の口から
偽預言者の口から出るのを見た。

14.それらは実は悪霊の霊感による表現であって、
しるしをおこない、また人の住む全地の王達のもとに出てゆく。

全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである。

（ 引用ココまで・出典：新世界訳聖書 ）↑

宗教的な解釈が加わるので引用文を示すまでに
とどめておくが誤解しないで頂きたいのは、
決して聖母マリアから「 第三の予言メッセージを受け取った
3人の子供たち 」をディスるつもりは毛頭ないということ。

ただし、神の霊感で書かれたとされる
聖書の内容は上述した通りで間違いない。

ファティマ第一・第二の予言内容は？[ fatima3 ]

　「 1960年になったら公開してね♪ 」と3人の子供達に
要望したとされる聖母マリアの第三の予言の他に、
第一と第二の予言もある。

ファティマ第一の予言の内容は、ざっくり言うと
「 人間が、この世を去った後の地獄界は実在しまっせ～ 」というもの。

地獄が存在し一旦、入ったら永遠と出られない
責め苦に遭うという内容らしい。

地獄界の事に関して、20年位前に聖書の伝導を
されておられる方と実際に話しをしたことがあるが、
伝道師の方は「 神は人間を愛しておられるのに
永遠の責め苦に遭わせる地獄が有るでしょうか？ 」
と仰っていた。

そしてファティマ第二の予言の内容は
「 第一次世界大戦の終焉と第二次世界大戦の勃発 」であった。

聖母ファティマが出現したのが、1917年だから
第一次世界大戦の真っ只中っである。

ファティマ第二の予言の中に記されている内容で
「 予言の兆候としてヨーロッパに不気味な光が見えるだろう 」
との文言があるが、この現象は実際に見られたらしく
当時の新聞紙上でも「 正体不明の発光体 」という記事が掲載されたという。

地獄界の存在に関しては不肖この私めが実際に、
この目で確認したわけではないので、なんとも言えないが
2番目の予言は的中しているのは確かなようだ。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/priest/”]

聖母マリアって生きた人間だったの？

　補足的な説明をさせて頂くと2018年の現在から
約100年前のポルトガルのファティマ地方に現れた
聖母マリアは、言わずもがなナザレのイエス
【 イエス・キリスト 】氏の実母である。

イエス・キリスト氏自身の存在自体が
紀元前4～6年から西暦30年頃の存在だと言われている
ことからも、彼の実母である聖母マリアが1917年に、
普通の生きた人間として子供たちの前に現れたわけではない。

ちなみに聖母マリアはイエス・キリスト氏の
養父である大工のヨセフ氏の妻である。

なぜ、聖母マリアも父親であるヨセフ氏も
実の両親であるのに「 養父 」なのかと言えば、
夫婦としての交わりを持たずに子であるイエス氏を
身ごもったからでる。

その聖母マリアが他界後、1900年前後の月日を経て、
海洋王国ポルトガルのファティマ地方に現れて
3人の子供のみならず、時には集まった7万人の
大群衆の前で太陽を回転させるなどの奇跡を起こしたとされる。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kirishitan/”]

聖書の記述に拠れば、イエス氏が生きていた時には
実在した女性だが、ファティマ第三の予言の啓示を
伝えに来た時の彼女は、いったいどの様な姿かたちを
されていたのであろうか。[ fatima3 ]

…そういえば、以前に「 1999年には人類が滅亡する 」
というノストラダムスの大予言なんてのも有ったが
あれって的中率100%だとか騒がれていたわりには、
何も起きなかったよなぁ笑。(^_^;)