軽井沢スキーツアーバス事故現場の場所と発生原因を徹底的に究明した！

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2年前に起きた軽井沢バス事故の現場は、どこなのか？

事故現場は長野県北佐久郡軽井沢町の碓氷峠

2016年1月15日午前1時55分頃、
長野県北佐久郡軽井沢町の国道18号線の
碓氷（ うすい ）バイパスの下り線、
入山峠付近の緩い下りカーブでスキーツアーに向かう
大型バスが単独で事故を起こした。

1回道路左側のガードレールに接触したあと、
対向車線に飛び出し、そのままの勢いで
ガードレールを突き破って反対側の道路下に転落する
大惨事[ bus-accident ]となった。

軽井沢の事故現場をGoogleマップで示す。↓

上に示したスキーバス・ツアーの事故現場の
Googleアースは、以下の表示である。↓

当該車両は前日の夜11時に
東京都渋谷区の原宿駅を出発。

途中の野沢温泉などで乗客の一部を下ろし、
長野県の斑尾高原に向けて運行する予定だった。

事故現場には「 軽井沢バス事故祈りの碑 」が建てられ、
住所は長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢（ 大字 ）
となり、碓氷バイパスの峠道である。

軽井沢スキーバス・ツアーの事故現場の地図は
上に示したとおりだが、なぜ凄惨な事故が
起きてしまったので有ろうか？

1人は無傷だったと言うが真相は！？

乗員乗客、あわせて計41人中、
運転していた、故T・H運転手【 65/当時 】
（ 東京都青梅市 ）と、交代運転手（ 補助員 ）の
故K・K運転手【 57/当時 】（ 同、青梅市 ）
2名を含む、合計15人が尊い命を落とされた。

犠牲になられた乗客13人は、いずれも大学生だった。

今回のバス事故で犠牲に、なられた方々には
心から、ご冥福をお祈りします。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/damage/”]

この他、残る27人全員も病院に搬送され
うち23歳と21歳の男性2人が重体、15人が
重傷で、9人は軽い「 けが 」との事。

警察は当初、けが人を26人と発表していたものの、
ただ1人、無傷とされていた19歳の男子大学生が
実際は「 重傷 」だった事が判明。

これで、けが人は27人となり、乗員乗客41人中、
いずれも、重軽傷者27名となり、怪我の無い方は
「 皆無 」と言う悲惨な現状が浮き彫りとなった。

事故から2年たった今でも怪我の後遺症に
悩む方も、いらっしゃると聞く。

県警は、自動車運転し傷処罰法違反
（ 過失運転致し傷 ）容疑で捜査を進めてきた。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/sinetsu/”]

根本的な原因は「 ずさん 」な管理体制か

　ツアーバス観光事業の運行会社
『 （ 株 ）イーエスピー 』（ 東京都羽村市富士見平 ）の
高橋 美作社長が記者会見場で
「 心より、お詫び申し上げます… 」
と土下座の謝罪を、していた。

が、しかし「 遺族側 」の方々は、
「 絶対に許さない！
謝って済むことと済まないことが有る！」
と憤りを、あらわにしていると言う。

ご遺族の方々は、さぞかしご無念で有ろうが、
イーエスピーの高橋社長は記者会見で、
「 ” 心の緩み ”が有ったと思います。 」
とコメントされていた。

ところが実は、上記のイーエスピー社は
事故を起こした2日前の1月13日にも行政処分を
受けたばかりだった事が判明している。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kobe/”]

以前にも国土交通省、関東運輸局がイーエスピー社の
監査を行ったところ、運転手の健康診断を行わず
乗務員の健康状態を把握していなかった事や、
出発前の行うアルコール検査などの点呼実施の
義務違反が確認されている。

上記の義務違反を受けて、国交省関東運輸局は
13日、イーエスピーが保有するバス17台の内、1台を
20日間の業務停止処分の命令を出していたばかりだった。

社長が遅刻して点呼を実施していない！？

　今回も、事故を起こした当該車両の運転手らの
健康状態の確認を出発前に確認していなかったと言う。

無論だが出発前の点呼は、旅客事業者ではない
弊社でも、出発前には毎日行っている。

当番の年配の点呼係の方が
いつも気持ち良い挨拶で送り出して下さるので
運転もスムーズに出発出来る♪
もしも点呼係の人が気分屋で
出発前に、こちらに何の落ち度も無いのに
不機嫌な対応だと、その後の気分は最悪なモノに！！ pic.twitter.com/Po0ufcANFK

— トラック運ちゃん♪ (@Truck_driver42) 2018年1月11日

点呼の記録に『 ウソ 』の記載も

点呼の記録に、担当の運転手が
まだ終わってもいない今回のツアーで、
業務を終えたとする押印が「 事前に 」
押して有った事も特別監査で判明している。

上記の内容は、れっきとした「 虚偽記載 」で
「 道路運送法違反 」に当たる。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/ohnida/”]

と言うか「 心の緩み 」が有って、
かなり前から常態化していたのでは！？
と思わずには、いられない。

[blogcard url=”http://www.mlit.go.jp/common/001117891.pdf”]

「 運行指示書 」にも経路が不記載

　今回の事故を起こしたバスを手配した旅行企画会社は
キースツアー社『 株式会社KEYTH TOUR 』である。

【 東京都渋谷区宇田川町：代表取締役/福田 万吉氏 】

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/ikebukuro/”]

事故発生後は3月26日まで、すべてのツアーを
中止しているが、キースツアー社から送られてくる
「 行程表 」を、もとに作られる「 運行指示書 」には
本来必要な目的地の経路が書かれていなかった。

このため、運転手に運行ルートが適切に
指示されていなかった可能性も有る。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/demio/”]

危険な碓氷バイパスを運行したワケは？

　今回のツアー区間の国が定める基準運賃は
「 27万円 」が下限になる、と言う。

基準に反する運賃は道路運送法違反で
イーエスピー社は行政処分（ 一定期間の車両使用停止 ）
の対象になるが、発注した側のキースツアー社も
旅行業法に抵触し、18日間の営業停止処分となる見通し。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/freeze/”]

観光庁は16日、バスを手配した
「 トラベルスタンドジャパン（ 東京都千代田区 ）
に事情聴取したところ、「 キースツアー社の方から
運賃提案が有った 」のだと言う。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/hitomi-yoshizawa/”]

「（ 19万円で ）最初から基準を下回って居た。
『 今年の冬は雪が少なく客も少ない。
当面は低い値段で、やって貰いたい。』
と言う要望が有った。」と説明している。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/mimic-board/”]

料金については、イーエスピー社も
「 キースツアー社と合意した 」と話している。

　…と、言う事は？

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/uber/”]

高速代を浮かす名目で、わざわざ危険な
峠道を選んで走ったと言う事になるのだろうか？

今となっては、誰も知る由も無いが…