台風の進路予想の最新情報がメインのブログです
音楽プロデューサーの小室哲哉氏「 59 」が
本日、記者会見で音楽活動から引退される
発表を行った中で、自身が逮捕されてから
裁判の判決が出た過去を振り返った。
女性自身の記者からの質問で
「 過去35年間の中で一番、つらかった日は? 」
と問われた小室哲哉氏は「 今日が一番つらいです 」
と返答されていた。
一時は時の人でもあった小室氏は
2008年11月4日午前7時40分頃に大阪地検特捜部に
「 詐欺容疑 」で逮捕されている。
厳密に言えば逮捕されたのは小室哲哉氏
1人だけでは無いが、逮捕された理由の
詐欺容疑とは何だったのか?
ことの発端は2006年8月6日にJASRACに登録されている
楽曲の著作権を10億円で譲渡する旨の仮契約を
投資家の男性と結んだ事による。
ざっくりと、ご説明させて頂くと本来ならば
小室氏に有るはずの音楽著作権が殆ど無いにも関わらず
著作権を譲り渡す契約を結んだのである。
その後、前払いを要求した小室氏は
投資家から5億円を受け取ったが、
著作権自体を殆ど持っていない事が発覚。
当然の成り行きとして
投資家から
前払金の返還を求められたにも関わらず、
小室氏が応じなかった事が裁判沙汰に発展し、
その後に刑事告訴されたことで逮捕へと繋がったのである。
( 以下「 小室哲哉 」から引用 )↓
検察側は小室が受け取った5億円を差し押さえ解除ではなく
借金返済に使っていたことを把握。当初から金を詐取する目的だったと判断し、
2008年11月4日午前7時40分頃に大阪地検特捜部は
小室とトライバルキックスの社長、広告会社の
実質経営者の計3名を5億円の詐欺容疑で逮捕した。
( 引用ココまで・出典:Wikipedia )↑
前借りの理由として、小室氏の前妻の
ASAMI氏が著作権を差し押さえているので
5億円は、その充当に当てると個人投資家の男性に
説明した経緯がある。
なお、裁判中の2009年3月10日に
エイベックス株式会社代表取締役社長CEOの
松浦勝人氏【 53 】に6億5,000万円全額を
肩代わりして貰う形で返済金は完済している。
【#小室哲哉 さんが会見詳報】
「たった1人の判断。この決意は誰にも相談していません。急ですが、今、59歳で、これからどうやって生きていくか自問していた」https://t.co/H5arzEGpBD— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年1月19日
本日の引退記者会見で「 2010年の裁判の判決で… 」
と幾度となく繰り返した小室哲哉氏だが、
判決が確定した年月日は2010年では無い。
( 以下「 前出の小室哲哉ウィキペディア 」から引用 )↓
2009年5月11日、大阪地方裁判所より懲役3年
執行猶予5年の有罪判決が言い渡され、
弁護側・検察側共に控訴はせずに、
同年5月25日午前0時をもって刑が確定した。
( 引用ココまで・出典:Wikipedia )↑
では、なぜ上記の様な執行猶予つきの
有罪判決が出たのか?
簡単に言うと、「 実際には保有していない
楽曲の著作権を保持しているかの様に
偽ったから 」であるのが1点。
( 以下「 小室哲哉『 自分はウソをついている… 』」から引用 )↓
小室さんは806曲のうち793曲の著作権を音楽出版社約40社に譲渡し、
主要ヒット曲は借金返済の代わりに知人の会社に「 二重譲渡 」していた。
( 引用ココまで・出典:J-CASTニュース )↑
2点目は、その後の期日までの返還請求に
応じなかった事が刑事告訴へと発展したからである。
結果的にエイベックス・グループの
松浦社長の粋な計らいで全額を返済することが
出来たが、よほど借金で首が回らなくなっていたのであろうかと思う。
前述したように本日の引退記者会見でも
小室哲哉氏は自身が逮捕された後の裁判の
有罪判決が下った2009年を振り返って回想している。
「 2010年( 実際には2009年 )には裁判所に居ました 」
「 週刊文春さんの取材を受けた時に、
裁判官から叱咤激励の主文で執行猶予付きの
有罪判決を聞いた時と同じ様な気持ちを抱きました 」
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/bunshun/”]
「 僕は恵まれた存在なんですが自分の罪も償い、
罰も受けなければならないという感覚も2010年の時に
ひしひしと感じた同じ感覚を持った現在であります 」
「 スポーツ選手の様な引退セレモニーみたいな事を
ここ2~3ヶ月、夢見たが勇退される方とは
かけ離れたところで、もはやここまでかと
僕は音楽の道を退くのが私の罪であると思いました 」
私の罪というのは件の「 看護師のA子氏との不倫疑惑 」
が報じられた事で世間を騒がせた事である。
「 35年近く有難うございました 」と、
会見を締めくくった小室氏だった。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/meitetsu/”]
小室哲哉氏といえば、一時期は音楽プロデューサーとして
飛ぶ鳥を落とす勢いだった過去がある。
今年いっぱいで引退を表明した安室奈美恵氏【 40 】や
自身の妻KEIKOも所屬していたglobe( グローブ )、
華原朋美氏【 43 】や鈴木あみ氏【 35 】などを
プロデュースし、いずれもヒットを連発させ、
小室ファミリーなどと呼ばれて隆盛を極めた時代が懐かしい。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/keiko/”]
だいぶ前のテレビ番組で、拝見した時の
小室氏の個人事務所には、F1レースで使う
レーシング・カーのミニサイズ版が置かれていた。
人間は一度あげた生活レベルは、
なかなか下げられないという。
過ぎ去った過去の過ちと、これから
どの様に向き合っていくかが小室氏の課題なのだろう。
記事ランキング
PR( 本ページはプロモーションが含まれています ) 北朝鮮と韓国の交流の拠点でホットラインだった、開城ケソン工業団地の中にある「 南北共同連絡事務所 」の場所が、どこかをGoogleマップで表示す […]