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TV番組「 ザ!世界仰天news 」の
主題はズバリ!「 クローン[ clone ]人間は実在するのか?」
で有ったが、クローン人間という謎に迫る。
【 当記事ページの目次 】
アメリカ・シカゴの物理学者「 リチャード・シード 」博士。
シード博士は1998年1月8日に子供が授からない
夫婦を対象に「 人類初のクローン人間 」を
造ると発表した。
さらにシード博士は自身を実験台にしてまで
クローン人間の作成を試みたが自身には、
研究継続の技術力も経済力も無いことが判明し、
後に「 ライエリアン 」氏に協力を仰いでいる。
番組の行方は見なければ分からないが現段階では、
「 人類が人間のクローンを造り上げた 」と言う
確かな報告は、WEB上では確認できなかった。
であるからして現時点では、
「 クローン人間 は、この世に実在しないで有ろう 」
ということが言える。
しかしながら、不肖この私め自身が地球上の隅々まで巡回して確かめてきた訳では無いので
断言は出来ないが、少なくとも確証のある情報はWEB上には上がって来ていない、というのが
タイトルに対する回答であるのだが…!?
クローン人間の誕生および実在こそ
確認できていないが、1歩手前の
「 胚性幹細胞( ES細胞 )」の作成には2014年の4月に
アメリカの科学者らが世界で初めて
「 成功していた 」のであるっ!
上記の科学者らは35歳と75歳の男性から、
それぞれの皮膚細胞を採り、そのDNAを
別の卵細胞に注入し、数十の細胞に分化を遂げた、と
4月17日刊行のアメリカの科学誌で発表している。↓
[blogcard url=”http://www.cell.com/cell-stem-cell/fulltext/S1934-5909(14)00137-4″]
もう、ここまで来ると作ろうと思えば技術的には
人間のクローン作成は十分、可能だと言えよう。
しかし、モチロン世界的にも倫理面で
厳しく規制されているし、日本国内でも
2000年に施行された
「 ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律 」
に拠って人権の尊重が守られている。
2017年現在、クロ-ン人間が実在するという
報告は為されていないが、2002年に
イタリアの医師「 セベリノ・アンティノリ 」氏が
「 クローン人間の着床に成功した 」と
発表して物議を醸した。↓
( 以下「 過去に『 クローン成功 』は不明のまま 」から引用 )↓
アンティノリ容疑者は2002年4月、クローン技術を使い
3人の女性が着床に成功し、クローン赤ちゃんが
2003年1月に誕生予定だと発表したが、実際に
誕生したかは明らかになっていない。( 共同 )
( 引用ココまで・出典:産経ニュース )↑
「 容疑者 」となっているのは、昨年の
5月13日に自身が治療中する女性から
無断で卵子を採取した疑いで、イタリアの
捜査当局から訴追されているからである。
なお、その後に実際にクローン人間が誕生したかどうかは確認されていない。
1996年7月に羊のクローン「 ドリー 」が
乳腺細胞の核移植( SCNT )に拠るクローンコピーが
成功し、誕生した。
SCNT( 体細胞核移植 )は採取した細胞から除核した
別の細胞に移植し薬品や電気ショックを施すことで
細胞の融合を促す。
このクローン技術に拠って誕生した羊は元の個体とは
遺伝的に完全に一致しないことが分かっている。
ちなみに、このクローン技術に拠って誕生した
羊のドリーは2003年の2月14日に、ウィルス性の
肺がんに拠って、その生涯を閉じている。
これは、羊の持つ平均的な寿命の約半分だとされるが、
肺がんがクローン技術の弊害に拠るものなのかは、定かではない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/stap/”]
羊のドリーを造ったチームの中の1人、
「 ウィルムット 」氏はクローン人間の作成は勿論のこと、
食料生産用のクローン動物の作成も行ってはならないと
世界中に呼びかけた。
もし、クローン人間が誕生し実在して
しまったなら、どういう結果になるのであろうか。
まず、クローン人間には「 実親 」が存在しない。
だが、実際の人間と同じく、自由意志を持ち
思考能力も持ち、複合的な感情も持ち合わせる。
自我の芽生えた後で、もし自分が
「 クローン人間 」だと知ったら、どのような
気持ちになるだろうか。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/prohibition/”]
この他にも様々な問題が生じる観点からも人間の尊厳を守るべくして、安易に
「 神の領域 」に踏み込むべきではないとする世界的な規制の波こそ、我々が論ずるべき
重大な問題では、ないのか。
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