台風の進路予想の最新情報がメインのブログです
台風21号チェービーが発生したと報じられたが、
米軍の合同台風警報センターでも、気象庁の予報でも
10日先までの進路予想図は公開されていない。
最新の台風26号イートゥーのヨーロッパ中期予報センターの
進路予想図の記事は以下のリンクから飛べる。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/yutu2018/”]
しかし、ヨーロッパ中期予報センターの
進路予想図は唯一、2018年の8月30日から
9月8日までの10日先の台風21号の進行ルート
を公開しているので本稿にてシェアするが、
9月7日に発生した台風22号のヨーロッパの
最新情報は、別記事にて作成しているので。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/europa-22/”]
【 当記事ページの目次 】
まずは、台風21号に対するヨーロッパ中期予報センターの
向こう10日間の予想進路図の総括に付いて説明させて頂きたい。
TOP画像のGIFアニメ画像は、あなたがスマホやアイファンで
ご覧になられている場合、見れないかも知れないので
次章以降、1日1日ごとに静止画像で、お伝えしていく。
まず、台風21号の2018年8月30日の木曜日から
9月8日までの10日先の進路予想図を公開している
ヨーロッパ【 ECMWF 】の予報では、日本列島の
本州に上陸、横断する画像が公開されている。
2018年の台風21号チェービー【 燕 】が九州地方に
近づく進路予想図は、気象庁や米海軍の予報と
同じだが、その後の動きで特に9月に入ってから、
近畿地方に接近し上陸、大阪府や兵庫県および京都府を
横断してから日本海側に抜けて行く様に見える。
さらに日本海側に抜けた後は、北海道地方に
向かって北上し、樺太( サハリン )から
ロシア方面に向かって更に北上して行くという
経路に見える10日間の予想進路図だ。
次章では2018年の8月30日のヨーロッパの
進路予想図から見ていきたい。
8月30日の木曜日の台風21号のヨーロッパ
中期予報センター( ECMWF )の予想進路図の
静止画像は以下の通りである。↓
上の画像の時間は、世界標準時間であるUTCから
+9時間を足して日本標準時であるJST時刻で
午前9時となるが、以降10日間の画像は全て
朝の9時の時点の台風21号の進路予想図となる。
位置情報では経度17.38°Nm、緯度147.83°Eと
なるので、存在場所をGoogle地図で表示させる。↓
ヨーロッパの予報で、30日時点の台風21号の
存在位置から北西に約1,063キロの位置に硫黄島がある。
上の辺りの経路は、日本の気象庁や米軍の予報と
だいたい同じ位置であると言える。
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お次に、8月31日の時点の台風21号のヨーロッパの
予報センターの進路予想図の静止画像を表示させる。↓
まだ、台風の最大風速は強い勢力までに
発達していない段階であることが、
色の基準値表から見て取れる。
気象庁が公表している台風の強さの階級は
3段階で「 強い 」に該当するのは33m/s以上だ。
しかしながら米軍の予報では今後、強い勢力の
台風のまま、風力は40m/s以上で上陸の予報だ。
9月に入り、1日には台風21号の周りに濃い色が
付いてきたので強さが増してきている事が分かる。↓
9月2日に入って、いよいよ台風が成長してきており
最大風速を表す色の濃さが、ますます増してきている。
上のヨーロッパ中期予報センターの静止画像の
存在位置は経度23.36°N、緯度136.36°Eとなる。
Google地図で示すと、硫黄島の脇を通過して
鹿児島県の最南端にある、肝属郡南大隅町の
佐多岬から南東に1,018キロの海上にある。↓
気象庁も米軍の予報も、だいたい29日の時点で
出されている情報は3日辺りまでの進路予想図だ。
つまり勢力を拡大して、猛烈な強さとなった台風が
九州地方に最接近しようかという予想進路図である。
9月3日の台風21号チェービーのヨーロッパの
進路予想図は、ますます最大風力が強まっている。↓
上の色見本の数値は最大風速を表していて、
下に気象庁が規定している風速ごとの台風の
強さを表す3段階の階級表を引用で示す。↓
強い:33m/s( 64ノット )以上~44m/s( 85ノット )未満
非常に強い:44m/s( 85ノット )以上~54m/s( 105ノット )未満
猛烈な:54m/s( 105ノット )以上
すでに、9月3日午前9時の段階で「 猛烈な 」
強さの台風に成長していることが分かる。
29日時点で公開されている台風情報は、
米軍【 JTWC 】の最新情報でも9月3日の午後まで、
気象庁【 JMA 】の予報では1日までとなっているが
ヨーロッパの中期予報センターが凄いのは更に先の、
8日までの進路予想図が出されている点である。
2018年の台風19号ソーリックの時も、当「 瓦版茨城 」
ではヨーロッパの予想進路図を掲載したが、
正直言って大まかな経路は合っていたはずだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/soulik-ecmwf/”]
台風21号が四国地方に最も接近する
9月4日の午前9時のヨーロッパの進路予報図。↓
下の進路予想図が同4日の午後9時の台風21号の
存在位置だが日本海側に抜けているのが分かる。
…正直いって最悪な進路予想図である。
最大風力が気象庁の1日で四国の手前の南の海上から
近畿地方を抜けて日本海側に移動している!
存在位置は経度39.35°N、緯度137.5°Eとなるが、
Google地図で台風21号の予想進路図の場所を示す。↓
日本海側に抜けた後の、午後9時の台風の位置になる。
この後は日本海側を北上して北海道へと向かう。
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4日の朝には四国地方の手前の海上に有った
台風が夜には、いきなり北陸地方の新潟県沖の
日本海側に移動している速さである。↓
しかも厄介なことに、どう考えても日本列島の
本州に上陸後、横断して日本海側に抜けている
ヨーロッパ中期予報センター[ ecmwf21 ]の
予想進路図であるが最大風速は強い状態である。
どこから、日本列島の本州に上陸して横断し
日本海側に抜けたのかが不明な予報だが真相は?
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/landing/”]
位置情報は経度37.33°N、緯度137.72°Eと
なるので、Googleマップで表示させる。↓
新潟県の上越市から、約50キロ北西の
海上に台風21号が有るが、この位置情報は29日の
時点では気象庁も米軍も出されていない予報である。
まさに本稿だけのキモというか、ヨーロッパの
台風情報の真骨頂であるが、当たるか外れるかは
正直あくまでも予報なので確度は保障できないが。
9月6日のヨーロッパ中期予報センターの予想進路図は
北海道を越えて、樺太( サハリン )に上陸
しているが、最大風力が衰えていない所が
非常に、しぶといなと感じてしまうのだが。
台風21号の東( 右 )側が緑色なので
下手をすると、最大風速が33m/s以上の「 強い 」
勢力の状態に有ることが示されている予報図だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/saharin/”]
9月7日になると、台風21号は樺太の北側の
オホーツク海へと抜けて、ロシアの東側の海上に
移動しているが、ようやく勢力が弱まっている。
台風の予報円は、しっかりと輪郭が描かれているが
最大風速を示す色では気象庁が「 強い 」と
規定する33m/sに達してはいない。
そして、10日先のヨーロッパの9月8日の
台風21号の予想進路図は消滅しているかに見える。
以上がヨーロッパ中期予報センターの
台風21号の8月30日から9月8日までの10日間の
予想進路図であったが的中率までは保障できない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/swallow/”]
あくまでも、おおよその目安ではあるが、
出来れば米軍の進路予想図の記事と一緒に、
併せて参考にして頂ければと思う。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/jebi/”]
しつこいかも知れないが、米軍も気象庁も
10日先までの予報は出していないので、ここは
ヨーロッパ中期予報センターが秀逸な所かも。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/bualoi/”]
だけど、本稿で示した台風21号の猛烈な強さと
日本列島への本州上陸が的中したら相当、厄介だ。
今後の台風情報に注意しながらも、十分に警戒されたい。
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