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【 当記事ページの目次 】
将棋界のスーパースター「 藤井聡太 」四段( 当時 )【 14 】は、先月の26日に行われた第30期竜王戦の決勝トーナメント戦で増田康宏四段【 19 】を九十一手で破り前人未到の29連勝を達成した。
そして2日の今日、更なる単独記録の更新に向けて竜王戦決勝トーナメントの2回戦で、
佐々木勇気五段【 22 】と対局したとき、残念ながら30連勝の記録更新は潰えた。
マスコミからは対局前からも
「 連勝をストップさせるのでは? 」
と言われている佐々木五段は藤井四段( 当時 )が
デビューする前の非公式戦で藤井氏に勝利している
ばかりでなく公式戦でも渡辺竜王や羽生三冠に
勝利している手強い相手だ。
【藤井四段が劣勢 近づく終盤戦】29連勝を達成した藤井聡太四段と佐々木勇気五段の対局は終盤に近づいている。勝負は、佐々木五段が優勢に立っている。 https://t.co/dtT3UstRlb
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2017年7月2日
中盤戦以降で藤井四段は、やや追い込まれて
苦戦しながらも更に劣勢に立たされた終盤では
指し手が早くなり、解説者を驚かせた。
逆に言えば、それだけ藤井四段が
追い込まれた形で、この時点で佐々木五段の
ほぼ勝ちなので有る。
この後、形勢が逆転することは無かった。
そして…21:31投了間際に
上着を着た藤井四段が佐々木五段に
「 参りました 」と頭を下げ101手で投了し、
藤井四段の連勝は29でSTOPした。
対局を終え勝利した佐々木五段は
「 内容重視だと勝てる相手では無かった 」
「 この一戦のために藤井四段の対局を
視察したりして下準備を、してきた 」
とインタビューに答えた。
また敗北を喫した藤井四段も、
「 すべて自分の力を出し切ろうと思っていました 」
とコメントし「 連勝記録はいつか途切れてしまうものなので、
しょうがないかなとは思っていますけど
自分の読みの甘さを痛感しました 」と答えた。
続いて「 ファンの方々に見て楽しんで頂けるように
もっと実力を付けて行きたいと思います。」
と今後の抱負を語った。
幼少の頃から大の負けず嫌いだった
藤井四段[ fujii-souta ]の
連勝記録は29でSTOPしたものの
彼の将棋の強さの理由は、いったい
何処に有るのだろうか?
今だに桂馬の駒の動かし方がハッキリ分からない
不肖この私めが、藤井四段の
将棋の強さの秘訣を検証してみた。
神谷八段自身が樹立した
28連勝の記録を破った藤井四段。
正直言って内心は面白い筈も無いだろうが、
ココで次の殊勝なコメントを発している
神谷八段には、さすがに八段だなと
思わせられてしまった度量を見せられた。
( 以下「 公益社団法人,日本将棋連盟 」から引用 )↓
一位で、なくなることは個人的に
少々寂しいのですが凡人が、ほぼ運だけで
作った記録を天才が実力で抜いた、というのは
将棋界にとって、とても良い事だと思います。
( 引用ココまで )↑
ちなみに将棋が一番強くなる時期は10代の半ば( 谷川浩司九段【 55 】:談 )で、まさに藤井四段の今の時期なのでは、なかろうか。
藤井四段とデビュー戦で対局した、
ひふみんこと加藤一二三九段【 77 】が
引退会見で藤井氏を「 現段階では
欠点が一つも見当たらない棋士 」だと賞賛した。
( 以下「 産経デジタルiza 」から引用 )↓
「 彼は優れた秀才型の素晴らしい棋士とは思ったが
29連勝するとは想像もしなかった。彼の将棋を全部研究して、秀才型の
天才だという事を悟りました。作戦が非常にうまく、
早く有利に立つ戦い方を身につけている。」
( 引用ココまで )↑
先月の20日に高野智史四段【 23 】に敗れ
引退となった、ひふみんこと加藤九段だが
藤井四段の棋士としての実力以外にも
対局中の相手への気配りを褒め讃えた。
そして連勝がストップした2日の対局後、
自身のTwitterで激励のツイートを投稿。
人生も、将棋も、
勝負はつねに
負けた地点からはじまる。— 加藤一二三@MR.サンデー生出演 (@hifumikato) 2017年7月2日
余談になるが加藤九段は将棋を通じて
「 将棋にも“良い手”が存在するのならば、
ひいては人生にも『 この手なら幸せになれる 』
という方法が有るのではないか 」
という悟りを得たのだという。
ひふみん「藤井さんの勝負勘は素晴らしかった」 朝日杯 https://t.co/44Hf0m2jO0
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年2月17日
ここで桂馬の動かし方もハッキリ分かっていな将棋ド素人の私めが、どーこー言うよりも現役名人のコメントを抜粋したほうが大いに参考になるだろう。
( 以下「 棋戦トピックス 」から引用 )↓
一億円プレイヤーの羽生善治三冠【 46 】
結果も素晴らしいですが
内容も伴っている点でも凄みがあります。杉本昌隆七段【 48:藤井四段のメンター・師匠 】
28連勝を達成した帰り道、いつもと同じように
ずっと将棋の話をしていたのが印象的で、
このとき29連勝を確信しました。
( 引用ココまで )↑
藤井四段のメンターは、杉本昌隆七段である。
また藤井四段が現在、戦っている
竜王戦のトップ「 渡辺明 」竜王【 33 】も
自身が情報発信しているgooブログで
藤井氏の健闘を次の様に讃えている。
( 以下「 渡辺明ブログ 」から引用 )↓
増田四段の戦前コメントで
「 一手のミスも許されない。
完璧な将棋を指さなくてはいけない 」
とありましたが、責められるミスではないと言え、
そんな局面に持っていく藤井四段がうまかった、
ということになります。
( 引用ココまで )↑
ちょっと話しが一瞬、逸れるかもだが
gooブログサービスは不肖この私めも使用しているが、
2005年から投稿され続けている渡辺竜王の記事数が
2800ほどになっている事の方が、内容よりも
よほど驚いてしまった。(・。・;
藤井四段の得意戦法は将棋では一般的な
「 角換わり 」【 かくがわり 】なのだとか。
( 以下「 安定のWikipedia 」から引用 )↓
序盤で角を交換する。
初級者から中級者にとっては、
持駒の角を打ち込めるため、
自由度が高い戦法である
( 引用ココまで )↑
将棋を全くやらない不肖この私めは、
藤井氏の一手「 九七歩 」とか言われても
何のことだかサッパリ訳ワカメだが、
ルール的には「 先に王か玉を取ったほうが勝ち! 」
だという事しか分からない。
しかし、ここで心から強く思うのは
得意戦法が、どうのと言うよりも
藤井聡太氏の適正に叶った本当に得意な物が
将棋それ自体だったのではなかろうか。
つまり、藤井聡太という人間の本来の
「 強み 」を遺憾なく発揮できるのが
将棋だったのでは、なかろうか。
逆に考えれば「 球技が苦手 」だという藤井氏が
向いていない野球などに懸命な努力を注いで
練習を積み重ねても万年補欠の侭だったのかも知れない。
本稿をまとめると下の箇条書き一覧になるが
最後に藤井聡太四段の次戦の情報を、ここに記す。
次戦の対局は7月6日木曜日に
関西将棋会館で順位戦C級2組が行われる。
藤井四段の対局相手は中田功七段【 49 】で
棋譜速報・携帯中継も予定されている。
それにしても藤井聡太氏は強い!
将棋の事は、よく分からんが藤井四段よりも、
佐々木五段が一枚上手だった。
しかしながら今後の藤井四段の活躍に、
ますます目が離せなくなってきた♪^^
四段ではなく余談では有るが、本日生放送で視聴していたのはニコニコ生放送GINZAだが視聴者数は83万人を超えていた。
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