台風27号フォンウォン[ fung-wong ]が2019年11月20日に発生したが、
今後の進路予想図は台湾の方角に向かう最新情報が公開されている。
【 本稿の記事ページの目次 】
米軍JTWCの衛星画像の台風27号の進路予想図
11月21日時点の台風27号の前身である熱帯低気圧の米軍JTWC合同台風警報センターの
最新情報では台風27号の進路予想図が、フィリピンの東側から北東方向へ日本列島の九州地方に向かって進んでいる。
ABPWは、Abbreviated Pacific Westの略で「 北太平洋西部 」地域のことだ。
以前の経路図では台湾のある北西方向へ向かう予報だったが進路の方角が日本向きに変わった。
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台風27号の米軍JTWC最新情報の警告文の内容
令和元年の11月21日の午前12時に発行された米軍の警告文は#7回目だ。
米軍のテキスト警告文では、台風27号は強い勢力には成長しない。
「 11月21日の午前9時現在は、北緯が20.3°N 東経が124.8°E付近に台風27号がある 」
との最新情報なので、さっそくGoogleマップで表示をしていきたい。( ☆印は硫黄島 )
沖縄県糸満市の南端から 706.14キロ( 438.78マイル )南のフィリピン海の海上にある。
移動( MOVING )の方角( DEGREES )は320°なので、ほぼ北西の方角に進んでいるが
1章で、お示しした進路予想図では22日の午前9時ごろから九州地方の方角に向きを変える。
移動の速さは8KNOTSで時速14.8キロなので、ママチャリと同じくらいのスピードだ。
米軍JTWCのテキスト情報も随時、更新された時は本稿を上書きする。
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ヨーロッパ予報でみる11月21日の台風27号は
2019年11月21日の木曜日の午前9時時点の気圧配置図では、
台風27号らしき気流の渦が見えるが、1週間先の予報なので変わる可能性がある。
台風の規定である最大風速が秒速18m/sメートル以上の強さに発達しているかに見える。
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ヨーロッパの気象データを元にしたWindy画像
ヨーロッパ中期予報センターECMWFの気象データを元に生成される
Windy( ウィンディ )は自動更新機能が付いているので常に最新情報が見れる。↓
ウィンディで見ても台風27号の、たまごらしき1,000hpa未満の
熱帯低気圧がフィリピンのルソン島の付近に見える。
昨年の2018年11月18日には台風27号トラジーの、たまごが発生している。↓
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気象庁の進路予想図も台風27号は日本に向かう
気象庁公式ホームページ「 台風経路図/熱帯低気圧a 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1927.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。
2019年11月20日の午後3時50分の気象庁の天気図だが、台風27号フォンウォン[ fung-wong ]が発生した!
当初の進行方向は日本ではなく、西側のフィリピン方面に向かっていたが
進行方向が変化し、日本列島のある東よりに進路予想図が変わった。
それと気象庁の進路予想図の白い点線の予報円が大きくなる意味は
決して台風が大きくなるわけではなく、「 白い点線の予報円の中に入る可能性 」
の「 ブレ幅の大きさ 」であるから、誤解されないように注意されたい。
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7つの気象機関の熱帯低気圧予報の進路予想図
ヨーロッパ予報ECMWF以外の米軍JTWC、気象庁JMAを含めた7つの気象機関の
台風27号の進路予想図で、2019年11月21日時点の一覧データは以下の通りだ。
7つの気象機関すべての進路予想図が、台湾の東側の宮古島や石垣島などの
先島諸島を通過し、日本の九州地方に向かって北上する経路となっている。
7つの気象機関は、香港、台湾、中国、フィリピンも含まれる。
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台風が発生するフィリピン海の海面温度は?
次に、11月14日の時点の日本近海の日別海面水温を表した気象庁のデータだ。
気象庁公式ホームページ「 日別海面水温/日本近海 」[ https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。
先月の10月に比べれば、だいぶ海面水温は下がってきたがそれでも
まだまだフィリピン海の南の海上では30℃と高い水温だ。
台風が発生する条件の一つである海面水温が26.5℃以上であるから、まだまだ油断は出来ない。
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フィリピン海の気流を表すEARTH画像では?
EARTH気流でみても台風27号のたまごらしき熱帯低気圧は発生していない。
台風27号フォンウォンの名前の意味と由来は
11月15日の時点では、まだ発生していない台風27号フォンウォン[ fung-wong ]の
名前の意味は山の名前( フェニックス )で、命名国はあのデモの騒乱が収まらない香港だ。
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国際機関である台風委員会に60番目に登録されている。
ちょっと調べてみたが、山の名前であること以上は分からなかったが
本稿の記事のTOP画像も、山とフェニックスから作成したものだ。
本稿では、台風27号の最新情報が更新され次第、随時新しい記事に上書きしていく。
11月14日の時点では、まだたまごらしき熱帯低気圧は発生していない。