テニスのグランドスラムとは？意味を解説

　女子テニス選手の大坂なおみ選手【 20 】が、
全米オープン・テニス2018で優勝し、日本人の
テニスプレイヤーとしては、史上初の快挙である、
「 グランドスラム 」の大会で見事に制覇した。＾＾

グランドスラム【 テニス 】の意味とは？

　8日に行われた、2018年の全米オープン・テニスの
女子シングルス決勝戦で、女王セリーナ・ウイリアムズ
選手【 36 】を下して優勝、Grand-Slamの大会を制した。

テニスのグランド・スラムという意味は、
「 国際テニス連盟が定める四大大会 」を指す。

つまり、連続でなくとも上記の4つの大会で
全て優勝すると、「 グランドスラム達成 」という意味になる。

また、年間を通じてグランドスラムを達成すると、
「 年間グランドスラム達成 」という偉業が与えられる。

ところで上の全米OP決勝戦の動画を、ご覧頂くと
お分かり頂けるかとは存じるが、対戦相手の
セリーナ・ウイリアムズ選手は規則違反で、
主審のカルロス・ラモス（ Carlos Ramos ）氏から
ポイントを取られ試合中は、ずっと激怒しまくっていた。

女王セリーナ選手は、この逆ギレ？に依って
メンタルのバランスを崩し冷静さを欠いたのだろう。

何でも、自軍の陣営からアドバイスを
受けたとして、警告を受けた事に納得が行かず
終始、ラモス主審に抗議を続けていたのだとか。

女王セリーナ選手が精神のバランスを崩した
事で、大坂なおみ選手に勝利の女神が微笑み
グランドスラムでの勝利に繋がったのだろうか？

大坂なおみ選手はグランドスラム達成では無い

　勘違いしやすい所なので、改めて記すが
グランドスラムとは、国際テニス連盟が定める、
4大大会そのものを指す。

マスメディアの報道は、誤解を与えかねない
表現ではあるが、大坂なおみ選手が日本人の
テニスプレイヤーとして初の偉業である、
「 グランドスラム四大大会を初制覇 」という
のは事実であるが、「 グランドスラム達成 」では無い。

世界沸騰！大坂半端ない！日本人初のグランドスラム制覇！大坂なおみ選手（日清食品所属）が前人未到の歴史的快挙達成！弱冠２０歳の新女王は、衝撃なプレーと笑劇なスピーチで全米を沸かせた！おめでとう、大坂なおみ選手。HUNGRY TO WIN　世界に、食ってかかれ。#大坂なおみ pic.twitter.com/2tk9Mqom7o

— カップヌードル (@cupnoodle_jp) 2018年9月9日

ここは、非常に誤解しやすいところなので
改めて記すが、大坂なおみ選手は「 四大大会の全てを
制覇してグランドスラムを達成 」したわけでは無くて、
グランドスラムに指定されている4大大会の内の、
1つの全米オープンを制覇、優勝したというのが真相だ。

ややこしいのだが不肖この私めは、てっきり
大坂なおみ選手がグランドスラム達成かと誤解して
「 他の大会で優勝したのは、いつなんだ？ 」と
ググって検索してしまったものである。（ 笑 ）

だが、いまの大坂なおみ選手ならば冗談抜きで
グランドスラム達成も夢では無いのかも知れない。

グランドスラム全米OPを制覇した大坂なおみ選手

　それにしても日本人初の快挙であるグランドスラムを
制覇した大坂なおみ選手であるが、2018年の3月にも
当「 瓦版茨城 」で3記事ほど上げていたのだった。

Semis ❤️ pic.twitter.com/o5JEkNT5pX

— NaomiOsaka大坂なおみ (@Naomi_Osaka_) 2018年9月5日

まずは、今回グランドスラム達成された
決勝戦での対戦相手、セリーナ・ウイリアムズ選手との
前哨戦で大金星を、上げた動画の記事である。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/naomi-osaka/”]

そして、大坂なおみ選手が3月に勝利した時の
スピーチ全文を、日本語に翻訳した記事。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/osaka-naomi/”]

そして、大坂なおみ選手が使用しているラケットに
貼るガット・ストリングスの糸の種類を綴った記事。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/gut/”]

ところで、有名な諺に「 弘法筆を選ばず 」と
いうのが有るが実際には筆の選別には、かなり
うるさかったらしいと言い伝えられている。

これをアレンジするなれば「 大坂なおみ糸を選ぶ 」
ということに、なるのであろうか？

次なる目標は、ぜひともグランドスラムの
四大大会、全ての制覇を達成して頂きたいものだが。