1997年7月1日に中国に返還された特別行政区の香港で
令和元年の6月に大規模なデモ行進が続いているが
場所は、どこなのか?をGoogleマップで表示する。
【 本稿の記事ページの目次 】
香港デモの場所がどこかをGoogle地図で表示する
いわずもがな香港で、デモ行進が起きている理由は
中国本土への逃亡犯の引き渡しを可能にする
「 逃亡犯条例の改正案 」の撤回を求めてだ。
2019年6月9日の時点でのデモの参加人数は
103万人だと報道されていたが、17日には200万人だと
報じられ、かなりの大規模な人数に膨れ上がっている。
この日のデモ行進は、ヴィクトリア公園( Victoria Park )を
起点に、議会棟( Legislative Council complex )まで続いた
ニュースでは、香港市民が議会棟( Legislative
Council complex )の周辺に集まっていると報じているが
BBC NEWS JAPANはヴィクトリア公園( Victoria Park )
から香港議会棟まで3.83キロの距離をデモ行進している
と伝えている。[ hong-kong ]
香港議会棟の周辺だけでは、200万人の群衆は
入り切らないので、おそらく高士威道、軒尼詩道( Hennessy Road )
金鐘道( Queens Way )全体を埋め尽くしているものと思われる。↓
今回の香港デモを受け、中国側が支持する
香港行政区トップの林鄭月娥( キャリーラム )行政長官
【 62 】は審議入りの延期を決めた。
もし逃亡犯条例の改正案が可決、成立されれば
香港の「 一国二制度 」が崩壊する恐れがある。
香港行政区がわは、逃亡犯条例の改正案後も、
「 政治犯は中国本土に引き渡さない 」としているが
香港市民は、完全に中国共産党を疑っている。
スポンサードリンク
デモの中心部である香港議会棟の場所はどこか?
では連日、報じられている香港デモのゴール地点でもある
香港議会棟の場所は、どこなのか?の地図を。↓
上が日本も含めた広域の地図で、下が
拡大した詳細地図となるが、香港議会棟の中の
カフェテリアの所在地に、なっている。↓
次に、まさに香港デモが行われている中心部の
Googleストリートビューを、以下に表示する。↓
香港議会棟の住所は「 香港島セントラルロード
立法評議会団地・1立法審議会 」となっている。
次章では、香港デモ行進のスタート地点と
なっているビクトリア公園の場所が、どこにあるのかを
詳しく、説明して参りたい。
香港デモのスタート地点であるヴィクトリア公園
香港デモのスタート地点である、ヴィクトリア公園は
1Hing Fat St,CausewayBayにある。↓
ビクトリア公園の拡大地図が、以下の場所だ。↓
ちなみに、香港デモが行われている場所が
どこかというと、香港島北部に位置する。
むろん、香港島だけが香港ではなく特別行政区
の香港の全体をGoogleマップで示したのが以下の地図だ。↓
もとは、イギリスの植民地だった香港が返還された
22年前の香港返還で中国は50年間は「 一国二制度 」を
維持すると約束し、中国本土とは別の司法制度が存在し
言論の自由が保証されているかに見える。
が、実際は中国よりの行政が実施されており
今回の「 逃亡犯条例の改正案 」が可決されれば
完全に中国共産党に実権が握られる可能性が出てくる。
そうなると逃亡犯のみではなく、中国共産党に
異論を唱える国民が、検挙される恐れも出てくる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/huawei/”]
だから香港国民は逃亡犯条例の改正案の成立を
なんとしてでも阻止したいのが民意である。
それにしても、もし日本で同じ法案が可決しそうに
なったとしても、きっとここまでの大規模な
デモ行進は、しないような気がする。
これが「 忍耐強く自己主張を控える 」日本人の
国民性であるなと感じるのであるが。[ hong-kong ]
スポンサードリンク
2014年の香港反政府デモ雨傘運動の場所はどこ?
2014年9月26日より行われた香港反政府デモは、
デモの参加者が雨傘をで防御したことから、別名
「 雨傘運動 」とも呼ばれ同年の12月15日まで続いた。
雨傘運動では、普通選挙のあり方を巡って
最大10万人のデモ参加者が集まったが、その場所が
どこかを、Google地図で表示する。
デモの場所は複数箇所で行われたが、
そのうちの一つが香港銅鑼湾で、2019年の6月現在の
デモ行進の出発地点であるヴィクトリア公園も入る。
別の場所では金鐘、添馬、中環、湾仔、
旺角、尖沙咀でデモが実施されたが、
全ての場所をGoogleマップで表示する。↓
今回のデモの様に行進の列がつながって
いるわけではないが、かなり広範囲に渡って
学生らが79日間、繰り広げられた事が分かる。
さて、2019年のデモは15日の時点では林鄭月娥長官が
「 延期はするが撤回には応じない 」と発言していたが
効果があったのか、雲行きが変わってきた様だ。
【 香港共同 】18日付の香港紙、星島日報は、
香港政府トップの林鄭月娥行政長官が17日、
教育関係者らと面会し、香港から中国本土への
容疑者引き渡しを可能にする「 逃亡犯条例 」
改正の延期について「 事実上の撤回に等しい 」
と述べたと伝えた。
もし、来年2020年の夏までに可決されなければ
「 逃亡犯条例の改正案 」は自動的に廃案となるという。
では、なぜ今回の大規模な200万人のデモが起きたのか?
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/fit/”]
2019年のデモ行進が起きた理由を分かりやすく!
香港デモは、実は2003年7月1日にも50万人が参加した
デモで国家安全保障法案が却下された経緯が
あったが場所が、どこか?までは特定できなかった。
では今回の、2019年の香港デモが実施された事の
発端となる「 逃亡犯条例の改正案 」は、いつから
問題になっていたのか?
民主派は条例が改正されれば、中国共産党に批判的な活動家らが
本土に引き渡される恐れがあるとして猛反発しており、
混乱が深まっている
今回の香港デモの発端となった「 逃亡犯条例の改正案 」の審議が
5月11日の時点で親中派と民主派の議員が、もみ合いになっている。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/yamanashi/”]
つまり、たーだ単純に逃亡犯の引き渡しだけならここまでのデモは、起こらなかったに違いない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/visa/”]
逃亡犯条例の改正案が可決されれば、中国共産党の意にそぐわない
香港国民はが連行されることを既に先読みしているからこそのデモ行進なのだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/demo/”]
香港の混乱は、まだまだ収まりそうもない。