2019年8月31日現在、台風13号レンレン[ lingling ]が発生したという
最新情報は入ってきていないが、すでにフィリピン海に熱帯低気圧が発生しているので
今後の進路予想図を米軍JTWC、ヨーロッパ予報、気象庁の最新情報から検証する。
9月上旬から早くも台風16号ペイパーの卵らしき熱帯低気圧が出現している。↓
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さらに、令和元年9月2日の午前10時に台風13号が発生したと正式な発表が
あったので、米軍JTWCの進路予想図を最新情報で作成して記事にした。↓
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【 本稿の記事ページの目次 】
1. 台風13号2019卵たまごの最新情報を米軍の画像で見る
2. 台風13号2019たまごのアメリカ軍の警告文で最新情報
3. ヨーロッパ予報の台風13号2019たまごはベトナム方面へ
4. 台風13号2019たまごから動く進路予想図もベトナム方面
5. 気象庁の最新情報で台風13号2019卵たまごの位置を確認
台風13号2019卵たまごの最新情報を米軍の画像で見る
米軍JTWC合同台風警報センターが公開している台風13号レンレンの熱帯低気圧は、
予報円91Wが、オレンジ色の「 Medium 」から赤色の「 HIGH 」に変化した。
米軍ABPW( abbreviated pacific western 北西太平洋の縮図 )の中の予報円で
ハイを表す赤色の輪っかは、何を意味するのか?
「 高い 」フォーメーションの可能性は、開発のために監視されており、
24時間以内に開発されるか、開発が既に開始されているが、
警告基準がまだ満たされていないエリアを表します。「 高 」と指定されたすべてのエリアには、熱帯低気圧形成アラートが付随します。
つまり、熱帯低気圧の一歩手前の「 熱帯攪乱 」の卵の状態から
台風13号レンレンに発達する前の熱帯低気圧に変わる時間が24時間以内でる状態が
ABPWメッセージのHIGH、「 高 」の赤色の円であるのだ。
台風13号の、たまご91Wの現在位置はフィリピン・ルソン島の北側から西に移動している。
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台風13号2019たまごのアメリカ軍の警告文で最新情報
では次に、台風13号レンレンに関する米軍JTWCの最新のテキスト情報を。
91Wが前章でも示したフィリピンルソン島の北側から西に移動しつつ有る「 熱帯攪乱 」の予報円だ。
Google地図での9月1日の午前4時( 日本標準時 )現在の位置は、北緯が18.9°N、
東経が122.9°Eで沖縄県の南端、糸満市からは1,256.34km780.66マイル南西の場所にある。
移動の方角は西南西で、時速24キロの自転車の速さで進んでいる。
そして92Wが、91Wの熱帯撹乱の位置から南南東の方角のフィリピン海にある
台風14号カジキになりそうな気配の気流の渦、たまごだ。↓
熱帯撹乱がLOW状態からHIGHに変わった、たまごの92Wは1日の午前4時30分現在、パラオ島の南東に位置し
北緯が9.5°N、東経が130.7°Eで沖縄県糸満市の南端からは1,870.34km( 1,162.18マイル )
南南東の海上を、北北西の方角に時速22キロの自転車が進む速さで移動している。
次章以降のヨーロッパ予報の進路予想図を見て頂けると一目瞭然だが、卵である
熱帯撹乱91Wよりも92Wの方が、より強い勢力の台風に発達する可能性が高い。
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ヨーロッパ予報の台風13号2019たまごはベトナム方面へ
次に、Mean sea level pressure and wind speed at 850 hPaインドネシア東アジア地域の台風13号の卵の進路予想図だが台風13号レンレンに発達後、9月3日にはベトナム方面に向かう。
台風13号に発達した場合、ヨーロッパECMWFの進路予想図では左側の低気圧が米軍の91Wとなる。
そして、より強い台風に発達しそうな米軍JTWCの92Wの黄色い円が右側の低気圧で、
9月7日には台湾の東側をかすめて、中国大陸に上陸の進路予想図を描いている。
むろん左側の低気圧が台風13号に発達せずに、熱帯低気圧の卵の
まま消滅するのであれば、東( 右 )側の台風が13号カジキとなる。
台風13号2019たまごから動く進路予想図もベトナム方面
次に、動く進路予想図を見れる「 Windy 」で確認する。↓
ウィンディは、ヨーロッパ予報の気象データを元に( ECMWFモード )
進行方向を生成しているので、おおまかな予想進路図は前章と同じだ。
気象庁の最新情報で台風13号2019卵たまごの位置を確認
気象庁公式ホームページ「 天気図( 実況・予想 )日本周辺域カラー 」
[ https://www.jma.go.jp/jp/g3/index.html ]を、瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
米軍JTWCの情報と同じに、フィリピン・ルソン島の北側に1004ヘクトパスカル( hpa )の
熱帯低気圧があり南シナ海の北東方向に、時速20キロで進んでいる予報図となっている。
気象庁の台風情報では、まだ台風13号の卵である熱帯低気圧の
最新情報である、予報は出されていないが30日時点の海面水温は公開されている。↓
台風13号の、たまごになるかもしれない熱帯低気圧がある場所の
フィリピン海の海面水温の色が全て30°C前後を表している。
熱帯低気圧が台風に発達する条件である海面水温は、「 26.5°C以上 」なので
絶対とは言い切れないが、台風13号に成長する条件の一つは満たしている。
EARTHで台風13号2019卵たまごの8月31現在の場所を特定
次に、EARTHで見る2019年8月31日午後6時の時点の気流の状態を画像で。↓
上の気流の位置を地図上で表すと、以下の場所になる。↓
沖縄県の南端、糸満市の海岸から1,033.27km( 642.04マイル )南西の
フィリピン海と南シナ海の中間でフィリピン・ルソン島の北側にある。
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台風13号レンレン2019卵の進路予想図と最新情報まとめ
まだ台風13号には発達していない、たまごの状態の熱帯低気圧が北西太平洋地域に3つある。
本稿では取り上げなかったが、CPHC:Central Paciffic Hurricane Center
中部太平洋ハリケーンセンターとの境目にも熱帯撹乱W90がある。
今後、たまごから台風に発達する恐れのある熱帯低気圧は、91Wと92Wだ。
しかし、米軍JTWCもヨーロッパECMWFも気象庁JMAの予報も全てが熱帯低気圧の卵は
日本列島には向かわずに、91Wが北西方向の中国の海南者からベトナムに向かい
92Wが、台湾の東側をかすめて中国本土に進行する進路予想図だ。
むろん、今後の更新される最新情報で向きや強さが変わる可能性も十分にある。