学校法人明浄( めいじょう )学院【 大阪府泉南郡熊取町大久保南5-3-1 】に、
大阪地検特捜部が家宅捜索に入り、大阪国税局も税務調査を開始したと報じられた。
焦点となっているのは、明浄学院の女性の元理事長【 61 】で
報道では名前が上がっていないが、いったい誰なのだろうか?
【 本稿の記事ページの目次 】
明明浄学院の女性元理事長は誰か?名前と顔画像は
明星学院の2019年10月29日現在の理事長は、元副理事長及び
大学担当理事だった赤木 攻学長【 74 】が就任している。
実は前理事長は女性ではなく、男性の西和彦理事長【 63 】であったが
2019年8月24日付けで解任されている。
なので、報道で言われている「 女性の前理事長 」は
厳密にいうと「 前々理事長 」か、「 元理事長 」が正しい。
なお、理事長の西和彦は大橋美枝子 現理事長の同年6月22日付辞任をもって就任することで決議されました。
つまり、報じられている女性の元理事長の名前は2019年6月22日に
辞任された大橋美枝子氏であることが分かる。
以下の顔画像は報道機関が公開している大橋美枝子容疑者の顔画像である。
では、女性の前々理事長だった大橋美枝子氏が辞任された理由はなぜか?
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明浄学院の女性前々理事長が辞任した理由は?
学校法人明浄学院の女性の前々理事長だった大橋美枝子氏が
辞任された理由は、かねてから報じられている通りである。
学校法人「 明浄学院 」( 大阪府熊取町 )を巡る多額の資金流用問題で、
大阪国税局は10日、法人や関係企業などに対する税務調査を始めた。法人では、運営する大学の資金1億円が仮想通貨( 暗号資産 )の
取得に流用されたほか、経営する高校の土地売却の手付金21億円が
所在不明になるなど問題が相次いでいる。
元理事長だった、大橋美枝子氏の辞任理由は明浄学院の公式のホームページに記されている。
10月19日開催の理事会にて、以下の点を決定しましたので報告いたします。
1.大橋元理事長への民事訴訟の手続きを開始する( 文の里校地売却の手付金21億円の不正流用等について )
2.小林孝広理事の停職/第三者委員会の最終報告が行われるまで( 学校法人からの不正な1億円流用について )
第三者委員会の最終報告を受け処分を再検討する2.預け金21億円の回収について、訴訟手続きの準備を検討する
元女性理事長の辞任理由は、上記引用の通りであるが
もうひとつ辞任に関する公式発表が有るので、以下に引用させて頂きたい。
既に前理事長は責任を取り辞任しておりますが、株式会社明浄の代表と共に、第三者委員会による調査を受けてもらい、真相の究明に努めます。
つまり「 一連の問題に対する引責辞任 」であると明記されているが、
7月3日時点の発表なので、西和彦前理事長の前の女性理事長の事を指している。
明星学院の男性の元理事長が解任された理由は?
大阪観光大などを経営する学校法人「 明浄学院 」( 大阪府熊取町 )は24日、大阪市内で理事会を開き、
「 学校運営を独断で決定している 」などとして西和彦理事長( 63 )を解任した。
米国のマイクロソフト元副社長やアスキー元社長も歴任してきた元男性の理事長は、
多数決で可決された解任動議に対して、「 根拠なく不本意である 」と主張している。
ただし、「 独断で学校運営をした 」具体的な理由は触れられていない。
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21億円が預けられた不動産仲介会社サン企画とは?
明浄学院21億円が預けられたままで使途不明になったと報じられている不動産仲介会社があるという。
法人関係者が今年8月までに特捜部に提出した告発状によると、
元理事長と吹田市の不動産会社社長( 52 )は2017年7月、
明浄学院高校の土地の半分を大阪市中央区の不動産会社に
32億円で売却する際、法人が同社から受け取った手付金21億円を
吹田市の会社に振り込み送金させた後、引き出して着服した疑いがもたれている。
上記引用の記事に書かれている「 元理事長 」が女性の前々理事長となる。
では、明浄学院の土地の一部を売却して得た21億円は
不動産仲介会社「 サン企画 」から、どこへ消えたのか?
土地の売却金が所在不明になっている問題では、学院の女性元理事長の指示で21億円が
不動産仲介会社を経由して、岡山県のコンサルタント会社に入金されていたことが
関係者への取材で明らかになっています。コンサルタント会社の経営者はテレビ大阪の取材に対し
「 女性元理事長の指示でさらに別の口座に資金を移した 」と話しています。
一部報道では、サン企画に預けられてから行方不明になっていると
報じられているが、実は岡山県岡山市のコンサルタント会社に入金されたという。
岡山のコンサルタント会社は実は明浄学院の女性元理事長の知人だと報じられている。
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暗号通貨に使われた大学の資金1億円はどうなった?
明浄学院の女性元理事長は、21億円の使途不明金の他にも2章で引用した
現在、停職中の男性理事とともに大学の資金1億円で暗号通貨を購入したとの
報道も出ているが、はたして真相は?
法人は、仮想通貨の購入に関与した男性理事を21日から停職処分にすることも決定。
第三者委員会が調査を進めており、調査結果が出た段階で正式な処分を決めるという。
法人の説明などによると、元理事長は昨年4月、この理事らに指示し、
運営する大阪観光大( 熊取町 )の資金1億円を仮想通貨の購入に充てたという。この通貨は価格の暴落でほぼ無価値になったとされるが、実際の購入額は分かっていない。
1億円で購入した仮想通貨が、ほぼ無価値になったとされるので
おそらく「 ビットコイン 」では、ないのだろう。
問題なのは、仮想通貨の購入に充てた1億円は学校法人明浄学院の資金だったことだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/moritomo/”]
むろん、明浄学院高校の土地の半分を売って得た21億円も不動産仲介会社から
岡山県のコンサルタント会社に移動している金の流れも、おかしい。
明浄学院の校訓は「 明く、浄く、直く 」であるというが、
女性の元理事長も、自分が勤める学校の理念を知らないわけがない。