2020年8月10日の午前12時に、台風6号メーカラー[ mekkhala ]が南シナ海に発生した!
本稿を読むことで、あなたは気象庁を含めた台風6号の今後の動きを把握できる。
【 本稿の記事ページの目次 】
台風6号の米軍の衛星画像と進路予想図
上が、令和2年8月10日の午前2時45分の米軍JTWCの衛星画像だ。
台風5号チャンミーを中心に、東側( 画面右 )の太平洋上に台風7号のたまごであるTS( トロピカルストーム/TROPICAL STORM:台風 )06Wが見える。
- 8月10日の午前9時/17.99m/s
- 10日の午後9時/20.56m/s
- 11日の午前9時/23.13m/s
- 11日の午後9時/15.42m/s
- 12日の午前9時/10.28m/s
弱い勢力の台風6号は南シナ海を北上中で、8月11日に台湾海峡から中国本土へ上陸する進路予想図だ。
12日には、日本列島本土に近づく前に熱帯低気圧に変わる見通しだ。
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太平洋上のTS06Wは台風7号たまごかも
台風6号のたまごらしき、TS06Wは熱帯性暴風雨として、初回の警告#01が10日の午前0時に発行された。↓
実は、気象庁はこのTS06Wの予報を、10日の朝6時の時点ではまだ出していなかった。
したがって、TDよりもTSの方が格上でありながら結果的にTD07Wが先に台風6号に発達した。
TS06Wは弱い勢力のまま太平洋上をフィリピン海に向かって西に進んでいるが、台風7号のたまごである可能性が高い。
ヨーロッパECMWFの自動更新情報Windy
ヨーロッパ中期予報センターECMWF。
ヨーロッパ予報では最新情報でも台風の気圧配置図には、6号の渦が見られない。
だが、ウィンディであれば常時、自動更新されるのでリアルタイムの最新情報が確認できる。
気象庁の予報でも台風6号は中国本土へ
JMA気象庁の予報では、台風6号の進路予想図が発表されている。↓
気象庁公式HP「 台風経路図/台風第6号 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/2006.html ]を、「 瓦版茨城 」のブログ運営者が加工して作成。
つまり、米軍JTWCの衛星画像上のTD07W( 10日現在はTS )の熱帯低気圧bを台風6号の前身として気象庁は先に発表したのである。
進路予想図では南シナ海を北上し続けて、11日の午前3時に台湾海峡に移動する予報だ。
座標の位置は、北緯23度10分( 23.2度 )東経118度30分( 118.5度 )で、先島諸島の石垣島の西端からは582.81km( 362.14マイル )西南西の台湾海峡の海上になる。
ただし、中心気圧は998hPa( ヘクトパスカル )中心付近の最大風速は、18m/s( 35kt )なので、勢力は弱い。
国土交通省/気象庁公式HP「 予想天気図の説明 」[ https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/FSAS_kaisetu.html ]を、「 瓦版茨城 」のブログ運営者が加工して作成。
最大風速34ノット( 毎秒17.476m/s )未満が熱帯低気圧( TD )の定義だ。
しかし、気象庁はTD07Wの方を先に公開しているので、10日の朝の時点では確定が出来ない。
台風6号メーカラーの名前の意味は何?
台風6号メーカラー( mekkhala )の名前の意味は、「 雷の天使 」だ。
台風委員会には68番目に登録された名前で、命名国はタイ王国。
名前の意味の由来は分からないが、特段「 目ーからーうろこ 」が落ちるインパクトはない。