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春のセンバツ高校野球2018は第90回大会を迎えている。
3月30日の今日、甲子園球場で智弁学園【 奈良 】対、創成館【 長崎 】の3回戦が行われた。
結果は延長10回、2-1で創成館が智弁学園を、サヨナラホームランで下したが、実は誤審の波乱が9回の裏に起きていた。
ここまでは、ニュースサイトに書かれているのと同じ内容の復習になるが、9回裏の創成館の攻撃で大誤審が発生している。
走者が進塁しなかった創成館側はノーバウンド捕球だったとアピールしたが協議の結果、判定は覆らなかった。
「 ノーバン 」とは文字通りノーバウンドでの捕球、
つまり打者が打った打球が1度も地面に
落ちること無く捕球する事を意味する。
9回裏の創成館側の攻撃で1アウト満塁から
代打・埜川希龍選手が放ったショート前への
微妙な打球を智弁学園のショート( 遊撃手 )
畠山航青選手【 背番号7 】が、捕球した。
この時の審判団のジャッジ( 判定 )は
「 ショーバン 」つまり、ショートバウンドという
1回、地面に打球が落ちた状態で補給したとされた。
結果的には、本塁、3塁ともにフォースプレイの
ダブルプレイで3アウトチェンジと、なったのだった。
で、攻撃がわだった創成館がわは抗議したが
「 直接捕球ではないか?との確認が、ございましたが
バウンド後のキャッチと判断しました 」と
審判団の判定は覆らなかった。
まぁ、結果的には抗議したがわの創成館が
勝利したのであるが、ここからが本題だ。
本当に、ショート・バウンドした後の
捕球だったのか?との誤審への疑惑がある。
では、ノーバン捕球の疑惑があった問題の捕球シーンの映像を、ご覧頂きたい。↓
あなた自身の目で、判定の瞬間の画像を
ご覧になってみていかがで、あろうか?
どう見ても、ノーバウンドで捕球しているようにしか見えないが、このGIFアニメーション画像の1枚目の状態までは当然、打球は地面に一度も落ちていない。
実は動画も有るのだが公式のアップロードでは
無いので著作権法上、本稿には貼れない。
よ~く見ると、ボールが智弁学園の
畠山選手のグラブの中で微かに「 お手玉 」
しているかに見えるが、地面には付いていない。
このプレイ後に審判団が4人集まって
協議も行われた場面も映し出されたが、
結局、判定は覆らなかった。
高校野球に限らず、スポーツの世界は
何でもそうなのだが、審判が黒といえば
白でも黒なのである。
これがプロ野球の世界なら掴みかかる
パフォーマンスを敢えて演じる監督も
居るのかもだが高校野球で、そんな狼藉が
許される筈もない。
【パブリックビューイング】本日(3/30)、第90回選抜高校野球「創成館(長崎)×智弁学園(奈良)」の試合を、当館入口のアートビジョンでパブリックビューイングします。時間は14:00~予定。写真は1回戦の放送風景です。頑張れ創成館高校! pic.twitter.com/WCMBeqcD9I
— 長崎県美術館 (@nagasaki_museum) 2018年3月30日
誤審で2アウトを一気に取られ、不利な判定をされた
創成館側が勝ったから良いようなものの、
これが逆だった日には世紀の大誤審として
報じられたことだろう。
さて、ネット・ニュースでは、遊撃手
( ショート )への打球が1バウンド
( ショート・バウンド )での捕球だと
判定されたために、本塁と3塁に送球され、
3塁と2塁に居た創成館がわの走者は
「 フォースアウト 」のダブル・プレイに
なったと報じられた。
ところで、このフォースアウトとは
何のアウトなのだろうか?
野球のルールでは基本的に「 進塁義務 」
というものがあり、フライなどのノーバウンド以外で
フェアとなった打球で手前の塁に走者が居た場合、
必ず進塁しなければならない状態をフォース、
つまり強制的に次塁へ到達する以外の選択肢がなくなった状態に有る。
つまり、野球のルール上では今まで居た
塁の占有権を失うのである。
そうしないと、1つの塁に走者が2人も3人も
溜まってしまうからである。
つまり満塁だった今回の場合も、創成館側の抗議通り
ノーバンの捕球で有れば、走者は進塁して走る必要は無いので、
そのままの状態で2アウト満塁で9回裏の攻撃は続いた筈なのだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/koushien/”]
基本的に高校野球の監督には審判の判定に対する
抗議権は無いとされているが、確認の請願は有ったと
球審はアナウンスで話した。
別に審判団を責めるつもりは毛頭ない。
「 間違えたって良いじゃない 」とは言わないが高校野球の審判だって、人間なのだ。
本稿のような微妙な判定の場合、
プロ野球の様にビデオ判定を導入すべきでは?
とも思わせる程のジャッジだった。
実際に高校野球の審判団はボランティアで
務められているので、プロ野球の審判に比べて
判定の精度は落ちると言われている。
以下の引用文は元高校球児の証言である。
「 アマチュア野球の場合ボランティアなのだから、
間違ったら確認できるビデオ判定を導入するべきでしょ。そのほうが審判も気楽だと思いますよ。
知りあいに社会人野球の審判をしている人がいますが、
『 甲子園や都市対抗のような大きな試合はミスると
恨まれるからやりたくない 』と言ってますし、
誤審で嫌がらせを、された人もいるそう。」
日本のプロ野球界はセ・パ両リーグともに
2010年からビデオ判定を取り入れている。↓
上の動画は2015年8月9日に行われたプロ野球の、
オリックス対埼玉西武戦のビデオ判定の時の記録映像である。
しかし、すべての際どいプレーに対して
何でもかんでもビデオ判定を用いる訳では、ない様だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/senbatsu/”]
上に貼らせて頂いた動画の様な
主にホームランか否かの微妙な判定の時に
使われるとの事。
最後に不肖この私めが思うのは、審判も神様ではなく
人間なので当然、誤審も起きる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/sign/”]
だから、高校野球であってもビデオ判定の
制度は取り入れるべきなのだ。
あ!そう言えば我が茨城県代表の明秀日立高は31日のAM8時から大阪桐蔭との対戦だったっ!
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そもそもインプレイ中の出来事で審判の判定をビデオで確認してもプレイのやり直しはできない
ストライク、ボールの判定はいかがですか?主審の判定に従うしかない
微妙なプレイの時に、どっちだ?と審判のジャッジを見るそれが野球でしょう
はっきりわかるプレイなら審判のジャッジはいらない なくても試合続行できる
野球のルールにアピールプレイがあります 審判は見ていてもジャッジできない
アピールがあって初めて 良く気づきましたねと アウトの宣告できる
今回の場合 ノーキャッチ フェア!のジャッジはっきりと出来てたのかな よく確認できませんでした
走者も、ベンチもよく見えないはずです 際どい打球だったと見えます
それなら当該審判のコール、及びジャッジに従ってプレイするべきです
昔の爺審判さま
大変参考になる貴重な、ご意見を頂き有難うごさいます。
たしかに、おっしゃる通りだとおもいます。
際どいプレーを全て100%正確にジャッジ出来るのは
神様でないと無理でしょう。
子供の頃に読んだ野球ルールの本2冊に書かれてあった
内容を思い出しました。
片方のルールブックには「 同時はアウト 」
もう片方のルールブックには「 同時はセーフ 」
これは…!?と思ってしまいましたが。
だた、1つだけ言えるのは審判も人間なので誤審はある、
という厳然たる事実だけなのです。