神奈川県の川崎市中原区の武蔵小杉駅の47階建てのタワーマンションが
停電したが、タワマンの名前と場所が、どこに有るのかをGoogleマップで表示する。
【 本稿の記事ページの目次 】
武蔵小杉駅のタワマン名と場所がどこかを地図で
JR武蔵小杉駅の近くに佇むセレブな47階建てのタワーマンションが
台風19号の影響による多摩川の氾濫で冠水し、地下に濁流が流れ込んだために
13日の午前3時ごろからオール電化の機能がストップしたと報道各社が報じた。
停電が発生した武蔵小杉駅前のタワーマンション=川崎市内で2019年10月15日午後2時52分駅から数分の地上47階、地下3階のマンションは600戸以上が入居し、約1500人が暮らす。
15日午後も停電、断水が続き、マンション前の路上には何本ものチューブが地下の駐車場へ伸び、水の排出が進められていた。
上は、毎日新聞が報じている記事の停電したタワマンの写真だが、
以下のGoogleアースの位置が全く同じ外観で、周囲にあるマンションも全く同じ建物だ。
これで、停電している47階建てのタワマンの建物は確定。
次に武蔵小杉駅近くのタワーマンションの場所がどこかを、Googleマップで確認する。↓
さらに、広域地図で停電が報じられているタワーマンションの位置を確認。
停電が報じられている武蔵小杉駅ちかくの47階建て高級タワーマンションの名前は
「 パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 」で所在地は多摩川が氾濫した神奈川県川崎市中原区新丸子東3丁目にある。
すでに報じられている通り停電の原因は、地下3階に雨水が浸水し電気系統が漏電したためだ。
ところで武蔵小杉駅周辺のタワーマンションは11棟あり、そのうちの5棟は
「 パークシティ武蔵小杉 」という名前のため、思わぬ風評被害を被っている建物もある。
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文春が報じる47階建てタワマンの停電事情とは
週刊文春も停電したタワマンの取材をしているが、住人が「 トイレが使えない 」と
語るマンションンのエントランス部分の、ひさしの形状がストリートビューと一致した。
書き込みを知ったマンション住民が嘆く。
「 汚水のような匂いもないし、泥水だと思います。
被害を受けて、トイレも止まったりしてるのに、遠くにいて
なにも知らない人がそれで笑ったりしてるのは気分が悪いです 」
上のマンションの写真の出入り口の上にある、「 ひさし 」の形状に注目して頂いた上で
以下のGoogleストリートビューの玄関部分に着目して頂くと形状が同じであることが分かる。↓
上のタワマンは、むろん「 パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 」だが、
ここで、住民の方が取材に対して「 トイレが止まっている 」と答えている。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/chikumagawa/”]
トイレ使用禁止のニュース記事を否定するMST
文春の報道だけではないが、同じ名前のタワーマンションが5棟も乱立していることから、
情報が錯綜して、思わぬ風評被害を被っていると「 ミッドスカタワー 」は主張する。
某ブログニュースでMSTが「下水処理設備がやられた」「住民に対して各住居でのトイレの使用を禁止」
「各階のゴミステーションに設置した簡易トイレを使うよう通達が出た」と投稿されていますが事実に反しています。— パークシティ武蔵小杉 ミッドスカイタワー (@pcmmst) October 13, 2019
また某ネットニュースに至っては、MTSの建物が停電したと誤報されたとも。
2019年10月13日某ブログニュースにおいては、MSTが
「 下水処理設備がやられた 」「 住民に対して各住居でのトイレの使用を禁止 」
「 各階のゴミステーションに設置した簡易トイレを使うよう通達が出た 」という投稿されています。
しかしながら 1 )「 パークシティ武蔵小杉 」いうマンションは5件あり( 2019.10現在 )、
2 )当マンション「 ミッドスカイタワー 」に関する限り、「 台風19号前後を通して、各部屋及び共用部のすべてで、
施設設備は通常通り使えること 」をここに明言します。今このニュースブログをお読みの皆様は、「 事実 」を信頼いただきたく存じます。
マンション名が似ていて非常に紛らわしいが、同じ武蔵小杉駅の近くで隣同士に建つ
「 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー 」は地上59階、地下3階の物件である。
道路を挟んで真向かいに建つ「 パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー 」と、
「 パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 」は、まるで双子タワーにも見える。
頭の部分の名前も同じで徒歩2分のお隣同士、高さも外観も似ているとなると建物以外に風評被害も立つのだろうか。
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武蔵小杉駅の停電したタワマンの竣工年月日は
では、地下3階への冠水が原因で停電したと報じられているセレブな
タワマンの「 パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー 」とは?
敷地面積 8,222.82m²/建築面積 2,043.04m²/建築延床面積 80,979.72m²
竣工2008年10月
構造・規模 共同住宅 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上47階・地下3階
直接基礎 制震構造 内廊下 総戸数643戸
売主 三井不動産レジデンシャル他2社/施工 竹中工務店受水槽ポンプ室 地下3階/開閉器盤室 MDF室 借室 電気室 消火ポンプ室 ディスポーザー処理室 ファンルーム ハロンボンベ庫 自家用電気室 発電機室
地下3階、地下2階、26階、27階、P1階、P2階に設置
上の引用は、ステーションフォレストタワーの公式ホームページからの概要である。
竣工( 建物が完成した日 )は、2008年10月なので報道と同じであることが分かる。
報道では、停電している世帯は24階から下の階だが、浸水した地下3階に故障した受水槽ポンプが
有ったため生活用水を汲み上げるポンプが動かないので、トイレが使えないとのことだ。
停電した武蔵小杉駅タワマンのネットの反応は
では本章で、停電でライフラインが止まっている武蔵小杉駅ちかくの高級タワマンに対するインターネット上の反応を見ていきたい。
台風によりタワーマンションで停電や断水が起きている被害を見て、タワマン買えない人たちから小金持ちへの誹謗中傷コメントが目に付く。タワマンに住んでる人たちだって自然災害による被害者なのに、冷たすぎる。それに、武蔵小杉は東京じゃなくて神奈川。本物のお金持ちは神奈川のタワマン買わない。
— zapa (@zapa) October 14, 2019
武蔵小杉のタワマン群と月。雲が良い味出してます。 pic.twitter.com/JpCk4gx31u
— ibiza (@ibiza_wine2) October 13, 2019
湾岸の持ち上げっぷりや、震災の後の地盤をうたい文句に二子玉川や武蔵小杉にタワマン建てるのも…。災害の規模が大きくなりがちな土地で、地史に詳しくない人のためにブランドだけで売ってるのな。タワマンって、地史的に住まないほうが良い土地を売るためにあるツールなんだなと今日思った。
— 給料泥棒 (@ArchVileJump) October 12, 2019
停電したタワマンだが、24階から上は停電していないものの。移動には階段を使わざるを得ない。
24階までを階段で移動となると、かなりのハードワークだろう。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/nakagawa/”]
1時間ほどの住民説明会では怒号や落胆の声が聞かれたという。
水も電気も使えないとなると日常生活にも、かなりの不便が強いられることになるが、
むろん武蔵小杉駅脇のタワマンだけでなく日本全国各地で被災されている方々すべてが苦難の真っ直中にある。
近くに住んでいますが
川崎市の設計した下水道が
悪いと思いますよ。
インフラ整備は川崎市の仕事ですから。
久山卓志さま、コメントを頂き、ありがとうございます。
川崎市中原区の上丸子や山王町は住宅街が広範囲で浸水しましたね。
多摩川の氾濫で、これだけ広範囲な水没があると下水道の整備だけでは
なかなか対策しきれなかったのかも知れませんね。