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ブラジル国籍でサッカー選手のパトリック[ patric ]氏
【 30 】が日本へ帰化できなかった事が残念だという
己の心情を自身の公式Instagramで吐露( とろ )した。
【 当記事ページの目次 】
サッカーJ1のサンフレッチェ広島F.Cに所属の
アンデルソン・パトリック選手( 背番号#39 )が
申請していたとされる日本への帰化が
認められなかったと報じられた。
パトリック選手は「 僕は望んでいたのに 」との無念さを
自身の公式インスタグラムで5月4日に、つづっている。↓
日本でプレーするパトリック選手は、
ブラジル国籍の選手だが、なぜ希望していた日本への
帰化が通らなかったのか?までの具体的な理由は
ニュースサイトでは述べられていない。
結論から言って、パトリック選手が申請していた
日本への帰化が認められなかった明確な理由は
「 国籍法の普通帰化( 第5条 )」の条件を
満たしていないからである。
ではどうすれば、パトリック選手が希望する
ブラジルから日本への帰化が出来るのであろうか?
国籍法第5条の要件を満たせば良いのだが、
上記の内容に付いては次章で詳しく述べて参る。
パトリック選手が日本に帰化できない
決定的な理由と、今後どうすれば帰化が
出来るのかを本稿を、お読みのあなたと
真剣に考えて参りたい。
言わずもがな、サッカー選手としては
本場のブラジル出身だけに一流の選手である。↓
パトリック選手に限らず、一般的に外国人が
日本への帰化を申請する際には「 国籍法第5条 」の
必要な要件を満たないと帰化の許可が下りない。
上記の必要な条件を満たす為の6つの項目を
以下に一覧で示す。↓
一定の要件の元に上記の項目が緩和される
「 簡易帰化 」( 第6条~第8条 )などもある。
で、パトリック選手の場合、端的に言って
1番の「 連続で5年以上、日本の住所地で生活 」
という項目を満たしていないのである。
ここで、あなたは「 フロンターレ川崎に、
2013年の2月1日から所属しているのだから
もう5年経ってんじゃね? 」と思われたかも知れない。
しかし「 引き続き5年以上 」という条件が
帰化申請に対して認可が降りるかどうかのラインなので、
パトリック選手は残念ながら満たしていないのである。
一定の要件の元に普通帰化の要件が緩和される、
簡易帰化( 国籍法・第6条~第8条 )や日本に対して
特別な功績を残した外国人に認められる、
大帰化( 国籍法・第9条 )にも該当しない。
前章では、パトリック選手が日本での帰化を
無事に果たすためには、連続で5年以上の居住年数
の条件をクリアする必要が有ると述べた。
パトリック選手が上記の理由を満たしていない
理由として挙げられるのが、2014年の前半の半年間、
地元ブラジルのフォルタレーザECでプレーしている
ため、日本を離れてしまったことで、日本での
居住年数が、いったんリセットされてしまった事だ。
前年の2013年シーズンに期限付きレンタル移籍をしていた
ヴァンフォーレ甲府との契約が終了したことで
フロンターレ川崎に所属していた時の1年間の日本での
居住年数が、いったんリセットされてしまったのである。
この間、たとえば住民票を日本に置いてもカウントはされない。
なぜなら、実際の居住年数を見られるからである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/vahid-halilhodzic/”]
ブラジルのサッカー・チームに所属していながら
地球の裏側にある日本から通うというのも
実質、考えにくいので残念ながら2014年の
半年間は日本での居住年数には入らないと
法律的に、みなされたのだろう。
ならば、パトリック選手が実際に帰化できる
時期は、いつになるのであろうか?
「 引き続き5年以上、日本の住所地で居住すること 」
上記の条件に鑑み遡( さかのぼ )って計算すると、
2014年の7月からガンバ大阪のサッカー・チームに
所属してプレーされているので、この時期からが
日本での居住年数にカウントされているはずだ。
すなわち、来年の2019年の7月以降に日本への帰化を申請すれは通る可能性が出てくる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/jessica-farber/”]
申請先は住所地を管轄する法務局もしくは地方法務局となるが、先にも述べた通り
居住年数さえ満たせば100%帰化申請が認可されるわけでもない。
だが今回、パトリック選手の帰化申請が通らなかった理由は、ほぼ居住年数の不足であったとみて間違いない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/goromaru/”]
最終章では補足情報だが、なぜパトリック選手は
日本での帰化を望んでいるのだろうか?
答えは火を見るよりも明らかである。
パトリック選手が大変な親日家であるからだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/nagatomo-yuto/”]
今年、開催される2018FIFAワールドカップ大会への出場を日本から出たいと願っているからなのか?
とも思ったが外国のチームで公式戦での出場経験があるとW杯には出られないルールが、あるのだそう。
いずれにせよ、あと1年は待たなければならないのがパトリック選手の運命なのだろう。
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