2019年の12月22日の午前9時に台風29号ファンフォン[ phanfone ]が、
発生しているが、米軍JTWCおよび気象庁の進路予想図はフィリピンの
ある西の方角に向かって移動する経路を描いているが詳しく解説する。
【 本稿の記事ページの目次 】
米軍JTWCの台風29号の進路予想図はフィリピンへ
上の画像を見るとわかるが、カロリン諸島で発生した台風29号は
フィリピン海の海上を西に向かい、フィリピンに上陸する進路予想図を描いている。
強い台風には成長しない予報だが、滅多に出ない12月に発生している。
日本列島に向かって北上しない理由は、太平洋高気圧がバリアとなって
低気圧である台風を寄せ付けないためであるが、今後は変わる可能性もあるので
引き続き、最新情報には注意して動向を見守って行かれるとよろしいかと。
スポンサードリンク
台風29号の米軍JTWCの警告文による最新情報は
台風29号のたまごかどうかは分からないが、米軍JTWCからテキストでの最新情報が出されている。
ABPW10PGTW 280900
B.熱帯外乱の概要:( 1 )対流エリア( 投資96W )が近くにある
18.4N 142.4E、グアムの約331NM北西北。
米軍が発行している上のテキスト文は、台風29号のたまごらしき
熱帯撹乱の対流エリア96Wがある場所が北緯18.4°N、東経が142.4°Eであるとしている。
早速、Googleマップで対流エリア96Wがある位置を表示させる。↓
お沖縄県糸満市の南端から、1,737.13km( 1,079.41マイル )南東の
フィリピン海の海上に位置し、グアム島からは331NM( 海里 )北西北の場所にある。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/maria/”]
ヨーロッパECMWFの進路予想図はフィリピン横断
上の画像は、ヨーロッパECMWFが公開している12月26日の
午後9時時点の台風26号の予想位置となるが、25日にフィリピン上陸後に
横断してから、強い勢力で西の方角に進行して南シナ海に抜けている。
以下は、ウェザーニュース社の台風29号の最新動画情報だ。↓
【台風29号が発生しました】
今日、 10時10分ごろ台風29 号 (ファンフォン)が発生しました。
日本への直接的な影響はありません。 pic.twitter.com/yw4XCoPSGQ— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) December 22, 2019
常に最新情報に自動更新するWindyの進路予想図
ヨーロッパ中期予報センターECMWFの気象データを基に生成される
台風の進路予想図がWindyであるが、すでに997hpaの台風29号が発生している。
ウィンディは自動更新機能が付いているので、予報が変わる度に上書きして
常に最新情報を表示してくれるので、非常に重宝している。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kammuri/”]
気象庁の予報でも台風29号が発生しフィリピンへ
気象庁公式ホームページ「 台風経路図/台風第29号 」
[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/ ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
上図の気象庁の進路予想図は2019年12月22日の午後12時45分発表の予報だ。
やはり、米軍の進路予想図と同様に、フィリピン方面に向かって進んでいく。
11月28日現在のEARTHの気流情報で台風28号は?
上の画像は、EARTHの2019年11月29日の午前9時現在のもの。
28日までには見られなかった小さな気流の渦が、EarthWindMapの
北緯7.09°N、158.80°Eに見られるので、Googleマップでも見てみる。
東京駅からは、3,723.83キロ( 2,313.88マイル )南南東の海上にある。
台風が発生するフィリピン海の海面水温は何℃?
気象庁公式ホームページ「 日別海面水温/2019年11月27日 」
[ https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
フィリピン海の海面水温は27℃前後あり、10月よりかは下がっているが
台風が発達する条件のひとつである、26.5℃以上はあるので要注意だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/typhoon-information/”]
台風29号ファンフォン[ phanfone ]名前の意味
台風29号ファンフォン[ phanfone ]の名前の意味は「 動物 」で、
命名国はラオスで台風委員会には62番目に登録されている。
本稿では最新情報が更新され次第、記事を上書きして随時、書き換えていく。