オマーンルートで日産自動車の資金を迂回させ、
最終的にカルロスゴーン被告【 65 】の妻である、
キャロルゴーン( Carole Nahas )氏【 53 】が
代表を務めるビューティーヨット( Beauty yacht-PTY )
社に流れているとの疑惑が深まったと報じられている。
中東経由の不正な資金の流れは東京地検が
捜査中で、妻のキャロル氏も4月11日の午後に
東京地裁の証人尋問に応じた。
ではビューティーヨット社が購入し、カルロスゴーン被告の
家族が私用で使っていると言われているクルーザー、
「 社長( シャチョウ )号 」[ shachou ]の
種類と、イタリアだと言われる製造メーカ名は
どこの会社なのだろうか?
【 本稿の記事ページの目次 】
社長シャチョウ号でゴーン妻のクルーザーの種類は
カルロスゴーン被告がシャチョー号と名付けた
クルーザー船の種類は以前に長時間、調べてみても
分からなかったが、ようやく判明させる事に成功した。
では早速、カルロスゴーン被告が「 社長号 」
と名付けた、クルーザーと同型の種類の船が
公開されているので動画で、ご覧頂きたい。↓
上の動画を、ご覧頂いても分かる様に報道されてる
カルロスゴーン氏の妻のキャロルナハス氏が
代表を務める、ビューティーヨット社が購入した
クルーザーを同型の種類の船である。
社長[ シャチョウ shachou ]号の機種名は
「 Custom-Line NAVETTA37 」である。
イタリアの製造メーカーが作ったNAVETTA37の
末尾の数字は全長を指し、NAVETTAはshuttle、
( シャトル )の意味なので、日本語でいう
「 定期往復便 」というニュアンスになるが。
オマーンルート資金で購入したと言われている
社長号の製造会社は、イタリアのメーカーと迄は
4月3日に、ウォール・ストリート・ジャーナルが
報じているが具体的な社名は、どこの企業なのか?
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社長シャチョウ号クルーザーの製造メーカー名は
カルロスゴーン被告がシャチョウ[ shachou ]号と
名付けたクルーザー「 カスタムラインNAVETTA37 」を、
作ったイタリアの製造メーカーの名前は、どこなのか?
クルーザー、社長( シャチョー )号の
Custom-Lineナヴェッタ37を製造したメーカー名は、
イタリアの「 Ferretti-S.P.A 」社で、本部は
Via Ansaldo 7-47122-Forlìとなる。
では、イタリアのフェレッティS.P.A社とは?
フェレッティS.p.A. (フェレッティグループ)は、
イタリアの高級モーターボートやプレジャーボート、
クルーザーの設計・製造・販売を行なう造船会社。1968年にアレッサンドロ・フェレッティと
ノルベルト・フェッレッティによって設立された。イタリアとアメリカにて製造を行なっている。
むろん、伊フェレッティ社は今回のオマーンルートとは
何の関係もない造船会社であるが、フェレッティ・グループの
沿革を記した公式サイトのリンクを以下に貼っておくので。↓
[blogcard url=”https://www.ferrettigroup.com/en-us/Corporate”]
社長シャチョウ号クルーザーの詳しい仕様一覧は
ヨットの製造ではなく、販売会社である
「 ARCON YACHTS 」社が公表しているクルーザー、
社長号のスペックの詳細は以下の一覧になる。
( タイプはMAN-V-12-1400CR型の数値 )↓
- 全長:37.04メートル
- 最長ビーム値:8.0メートル
- 船体が沈む深さ:
- エンジン形式:MAN V12-1400CR
- 最高速度( 半負荷時 )28.7Km15.5kn
- 巡航速度( 半負荷時 )23.15Km12.5kn
- 範囲:1900.0nm
- 燃料容量:3万2,500リットル
- 水容量:4,000リットル
- 素材:GRP
- 船上定員:20人
- 無荷重変位:177t
- 積載変位:216t
社長号NAVETTA37を、さらに細分化すると
以下の5シリーズに船の種類が分けられる。↓
- MAN-V12-1400CR
- MAN-V12-1650CR
- BAUDOUIN-M26.3
- CAT-C32-12V( 2種類 )
シャチョー[ shachou ]号が、どの型式の
クルーザーなのかまでは存じ上げないが、どの機種も
最高速度は基本的に20ノット以上は出ない設計だ。
そんな社長号は、16億円で購入したと報じられているが
では詳細な販売価格は、いくらなのか?
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社長シャチョウ号クルーザーの値段および価格は
カルロスゴーン被告が4度目の再々々逮捕された
容疑は、会社法違反の特別背任罪である。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/ghosn-overseas/”]
では、日産の資産を中東の子会社に移動してから
様々な会社に移し、最終的に妻のキャロルナハス氏が
代表を務めるビューティーヨット社に渡った金額は、
実質、いくらくらいだと報じられているのか?
GFIからはゴーン容疑者の妻が代表のビューティー・ヨット( BY )に
約9億円が流れ、家族で使う大型クルーザー購入費( 約16億円 )に
充てられたほか、米国にある息子の投資会社にも流れた疑いがある。
オマーンルートからの資金の流れは、妻の
BY社の他にもカルロスゴーン被告の長男、アンソニーゴーン
( Anthony-Ghosn )氏【 24 】が代表を務めるShogun
Enterprises Inc.にも流れていると報じられている。
ショーグンは、ともかくBY社に流れた9億円で
購入したクルーザーの価格は16億円だったのか?
価格 €13,900,000
前出のヨット販売会社「 ARCON YACHTS 」の、
シャチョー号の販売価格は「 €1,390万ユーロ 」だ。
日本円に換算すると、17億5,800万2,500円になる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/coronavirus/”]
社長シャチョウ号を日産の金で買った疑惑の真相は
日本円にして、17億5,800万2,500円で購入した
クルーザー、社長[ shachou ]号だが疑惑は事実か?
まだ容疑の段階なので、日産自動車から横領した金で、
社長号こと、カスタムライン・ナヴェッタ37を買ったか
否かは、断定が出来ない。
ジャーナリストの須田慎一郎氏【 57 】がラジオで
言っていたのは、今回の日産からオマーン・ルートへの
一連の資金の流れは、日本政府と首相官邸から中東の
銀行に応援要請が有ったのではないか?とのこと。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/carlos-ghosn/”]
なぜなら東京地検特捜部から単独の応援要請では
顧客の情報を開示しなかいのでは、との事らしい。
これらの疑惑も捜査の段階なので、確たることは
言えないが、次第に明らかになっていくことだろう。
コストカッターの異名を取りながら、鬼のリストラを
断行して、日産自動車をV字回復させたカルロスゴーン被告。
シャチョー号1台の金額で、今から20年前に涙を呑んでリストラされた
元・日産自動車の従業員の、何十人分の雇用が確保出来ただろうか?