映画の火垂るの墓のあらすじとネタバレを簡単に59秒で解説する

火垂るの墓のあらすじの簡単な解説

作家の故・野坂昭如氏【 85歳没 】の短編小説が原作の
アニメ映画の巨匠、故・高畑勲監督【 82歳没 】作品の
「 火垂るの墓 」の、あらすじとネタバレを
サクッと簡単に箇条書きで、まとめた！↓

以上、ここまで59秒…だったかな？

太字の部分は本作が「 火垂るの墓 」となった
由来にも繋がる場面を簡単に記述した。

大体の物語の構成は上記通りだが、
実によく出来たアニメ映画だと思う。

むろん、原作の短編小説である火垂るの墓が
素晴らしい出来なのは言うまでもない。

急遽、今夜の9時から日テレの番組、
金曜ロードショーで放送が決まったが
何度見ても素晴らしい不朽の名作である。

また、映画本編の構成だけでなく
登場キャラクターの節子のアニメーションの
動きも非常にリアルに描かれている。[ story ]

拡散希望)
高畑勲監督追悼
「火垂るの墓」今夜9時
監督の若かりし頃の秘蔵写真などを含む特別VTRとともに
ノーカット放送でお送りします✨
是非リアルタイムでご覧頂き、皆さんで一緒に監督を偲ぶ時間を刻めれば嬉しいです🕯#火垂るの墓 #高畑勲監督追悼 #今夜はほたる #kinro pic.twitter.com/DRMuaXXeYD

— スタンリー＠金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2018年4月13日

火垂るの墓のネタバレの詳しい説明

　本章では詳しい説明と言うよりも、
火垂るの墓の内容に際してのネタバレなど。

この手の映画の、あらすじの説明には
定番のネタバレだが、ざっくり言うと敢えて
ハッピー・エンドにしなかったのには、
それなりの、わけがあるように思う。

火垂るの墓のメインテーマが何であるかは
存じ上げないが、戦争の悲惨さを訴えかけている
作品であるのは間違い無いように感じた。

高畑勲監督追悼
「火垂るの墓」
明後日夜9時

第二次世界大戦下の神戸が舞台、永遠に語り継がれるべき巨匠の感動作を是非ご覧くださいーー‼️
14歳と4歳の兄妹の「いのちの輝き」を描く物語✨#火垂るの墓 #高畑勲監督追悼 #高畑勲 #ジブリ #kinro pic.twitter.com/64UA5GjVxo

— スタンリー＠金曜ロードSHOW! 公式 (@kinro_ntv) 2018年4月11日

1967年に刊行された原作の短編小説は、
故・野坂昭如氏の少年時代の自分自身が
主人公である清太のモデルになっている。

畑中アニメでは、養母との回想シーンが
作品の随所に盛り込まれているが、清太である
野坂昭如氏の実際の実母は「 ぬい 」で
野坂氏を生んだ2ヶ月後に、この世を去っている。

また、作品中では主人公である
清太と節子兄弟の父が海軍大尉であるという
設定に、なっているし観艦式の場面なども出てくる。

だが実際には、火垂るの墓の清太のモデルである
野坂昭如氏の実父「 野坂相如 」氏【 享年79 】は
軍人ではなく、土木技術者であり新潟県の副知事も務めている。

では、野坂昭如氏の養父の職業は
なんで有ったかというと神戸市の
貿易商を、されていたとの事である。

つまり、アニメ映画の火垂るの墓に出てくる
海軍大尉は架空の人物だということになる。

詳しいネタバレの内容は全て
別記事でまとめて有るので、もしあなたが
興味があるのなら下のリンクカードから。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/grave-of-the-fireflies/”]

火垂るの墓のあらすじで実話との違い

　映画、火垂るの墓の前編を簡単に説明すると
「 戦争の悲劇を二度と繰り返してはならぬ 」
というメッセージが込められていると思う。

そして、映画の内容は作家の野坂昭如氏の
実体験を基に書かれた短編小説が原作に
なっているが、全てが実話で無いことは
前章で申し述べた。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/umimachi-diary/”]

例えば、主人公である節子の年齢は
映画では4歳の設定になっているが実際の年齢は
1歳4ヶ月であったことなどである。

もっとも作品の冒頭で息絶えた筈の少年、
清太である野坂昭如氏自身が85歳まで、
ご存命であったのだから創作であることは
始めから織り込み済みであるのだが。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/hiroshima/”]

最後に清太と節子が身を寄せていた、
遠い親戚である西宮市の家で「 鯉のぼり♪ 」を
オルガンを弾きながら歌っていた時に、
皮肉屋の叔母さんの一言に付いて簡単に。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/saharin/”]

「 そんなに生命が惜しいんやったら
横浜にでも住んどったらエエのにっ！ 」のセリフ。

[blogcard url=”https://wararchive.yahoo.co.jp/airraid/pref/?id=14″]

いやいや…横浜に行っても空襲は有ったので
全く関係ないと思うのだが。[ story ]

日本中で戦時中に広範囲で空襲が無かった地域は、
強いて言えばサハリン（ 樺太 ）くらいの
ものだったのでは、なかろうか？