2019年7月30日の時点では台風7号ウィパー[ wipha ]の発生は報じられていなかったが、たまごとなる熱帯低気圧は発生していて、これが31日の午前に台風7号に発達したので、最新情報と今後の進路予想図を見ていこう。
更に、8月4日には台風9号レキマーの卵となる熱帯低気圧がフィリピン海の海上に発生しているので記事に、まとまた。↓
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【 本稿の記事ページの目次 】
台風7号2019たまご熱帯低気圧で米軍の最新情報は?
まず、はっきりさせたいのは台風7号の卵らしき
熱帯低気圧が2ヶ所、発生しているが米軍のABPW
( abbreviated pacific western )で、
北西太平洋海域の縮図である。
まず赤円の「 熱帯低気圧92W 」の方が、台風7号
ウィパーに発達したので、その場所をGoogleマップで示す。↓
2019年7月30日の午前3時の時点での存在位置は
北緯が17.2°N、東経が116.3°Eとなる南シナ海だ。
赤円の熱帯低気圧92Wが台風7号に発達した!
問題は黄色い円の「 93W 」の方が台風8号の卵に
発達する可能性を秘めているが、24時間以内に台風に
発達する可能性は低いLOWレベルを示している。
では、たまごである熱帯低気圧が発達した後台風7号の進路予想図の最新情報は、どうなるのか?
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台風7号2019たまごヨーロッパ8月2日の進路予想図
では次に、ヨーロッパ中期予報センターの
台風8号の進路予想図を見ていきたい。
上の進路予想図はヨーロッパ中期予報センターの
画像で、2019年8月2日のものだが発達した台風7号の
中心の北緯が21.75°N、東経が107.06°Eを指している。
さっそく、8月2日の台風7号の位置をGoogleマップで。↓
中国大陸とベトナムの国境に上陸しつつも、
最大風力は色別で見ると、20m/s前後にまでしか発達していない。
日本から遠く離れた南シナ海で、台風7号が発生したという
予報が日本の気象庁から7月31日の午前中に正式に
出されたが、湿暖気流などの間接的な影響はあるかも
しれないが、直接的な影響はないと見ていい。
台風7号2019年の熱帯低気圧で気象庁の予報図は?
では次に、気象庁が発表している台風第7号の
最新情報の予報画像から見て参りたい。↓
気象庁公式ホームページ「 台風経路図( 台風第7号 )」
[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1907.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
熱帯低気圧aは、1章で示した米軍の台風画像の
赤円の「 92W 」の方が台風7号ウィパーに発達した。
黄色い円の「 93W 」の方は、気象庁の発表では熱帯低気圧にも、なっていないということである。
台風7号2019たまごのWindyの最新情報の進路予想図
では、4章ではヨーロッパ中期予報センターの気象データを
元に作成されている、ウィンディの進路予想図を貼る。↓
ヨーロッパ予報ECMWFの気象データを素にして
作られている割には、2章の様に8日になって発達した
台風7号が日本列島に接近する様子は確認できない。
じつは、Windyは、もう一方で「 GFSモード 」もある。
「 GFS 」とは「 国際環境予測センター ( Global
Forecast System ) 」の事でearth.nullschool.netが
提供している、アメリカ海洋気象庁「 National Oceanic
and Atmospheric Administration 」【 NOAA 】や
NATIONAL WEATHER SERVICEの気象データがベースとなっている。
GFSモードと、ECMWFモードでは後者の方が
予報精度は高いと言われている。
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earthで見る台風7号ウィパー7月31日の現在地の地図
では台風7号の、たまごの状態の熱帯低気圧は2019年7月31日の午前12時現在どの位置にいるのか?
気象データをビジュアライズできる「 earth 」で
見てみると北緯が18.89°N、東経が112.81°Eとなり、
以下のGoogle地図の場所である事が分かった。↓
南シナ海の海上で、沖縄県の最南端である糸満市から
約1,720キロ西南西の場所に台風7号ウィパーがいる。
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ちなみに、海水の海面水温は31日の午前12時の
時点で「 29.9°C 」で、台風に発達する水温である
26.5°は越えていた。
最新情報を確認しつつ、米軍やヨーロッパ予報が
更新されたら、当ブログでも即座に発信する。