「 私の意向を持って12日限りで退任させていただきます 」
株式会社ZOZO【 本社:千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 】の
前澤友作社長【 43 】が、ヤフーに4,007億円で買収された事を
契機に、後任に取締役の澤田宏太郎氏【 48 】が社長に就任する。
前澤社長が、なぜ退任するかの理由は3つ有る事が分かった。
【 本稿の記事ページの目次 】
ZOZOゾゾ前澤友作社長の退任理由はなぜ?
今回の買収TOB( 株式公開買い付け50.1%取得 )提携で、
ヤフーの子会社になったZOZOの前澤友作社長は、自ら事前にソフトバンクの
孫正義会長【 62 】に「 人生もっといかがわしく、ロックに生きたいんだ! 」
と相談していた事を会見の席上で明かした。
前澤社長が、ヤフー買収に当たって退任する3つの理由も会見で語った。↓
- ZOZOは新体制に移行すべきだと考えたから
- 宇宙へ渡航するためのトレーニング準備期間
- またゼロから一つ事業を新しく作りたいので
「 ZOZOの新体制、宇宙旅行、新事業 」以上の3つが、
なぜZOZOタウン社長を退任するかの明確な理由である。
別に相談した気に孫会長が「 じゃあ、YAHOO!と提携したら? 」と
前澤友作社長を提案したわけではないことも、会見の席で明かしている。
「 ZOZOは新体制に移行すべきだと考えたから 」
前澤友作社長が会見の席で着ていた孫会長と、お揃いのペアルックのTシャツは、
ZOZOの旧社名のLet’s Start Today「 今日から始めましょう 」の文字が刻まれていた。
前澤社長は、「 今までは感性に基づく経営手法でやってきて僕は
チーム力、総合力を自分自身、十分に活かしきれてなかったんじゃないかと
思うこともあります 」とした上で次の様に話した。
「 今までワンマン経営で、『 こう思うんだから、こうやってよ! 』
っていうスタイルでやってきたので現場での権限や裁量を( 従業員に対して )
十分に与えられて来なかったんだな、と思います 」
以上の事から「 新体制に移行すべきだ 」との思いを話した。
先ほど適時開示しましたが、ヤフーさんとZOZOは資本業務提携することとなりました。また、このタイミングで僕は代表取締役を辞任し、新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます。詳しくは本日17:30からの記者会見でお話しさせてください。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 11, 2019
「 宇宙へ渡航するためのトレーニング準備期間 」
今回のZOZO退任理由で、前澤社長が一番強く思いを馳せているわけが
「 宇宙旅行で月へ行くこと 」だろう。
「 個人的な話しで恐縮ですが僕自身多趣味で、中でも『 宇宙に行きたいぞ!』と
発表しております2023年に月への渡航を計画しておりまして今、順調に準備が進んでます 」
「 実は月の渡航意外にも以外にも、もう一回、宇宙へ行くことになってまして
追って皆様に、ご報告するんですけれども 」
「 個人的な理由で宇宙に行くための準備だとかトレーニングだとかの
時間を割くことが多くなる関係で今回スッキリ辞任をさせていただくことになりました 」
「 またゼロから一つ事業を新しく作りたいので 」
前澤友作社長は社長の退任理由として、「 また一から事業を興してみたい 」とも語った。
「 個人的にもう一度やりたい事は、また新たに事業をやりたいです 」
「 自宅の6畳一間で創業( CDなどの通信幅偉業 )しましたが
両親に文句を言われ自分の手でゼロから、一つ事業を作り上げた
実感というか体感が凄く感動的だったのを覚えていて、あの時の感動を
もう一度ということで味わいたいのでもう一度、0から事業を作って
挑戦したいという思いがあります 」
「 経営戦略上、ZOZO社は新体制に移行すべきだという考え方、
恐縮ですが個人的に成し遂げたい夢、宇宙だったり、事業だったりという理由で
今回、辞任させていただくこととなりました 」と、まとめた。
ZOZOタウンをヤフーが買収した理由はなぜか?
前澤友作社長が、退任する3つの理由は以上であるが、
では、なぜZOZOタウンをヤフーが買収したのであろうか?
ソフトバンクが6月に子会社化したヤフーは、ZOZOを傘下に収め、
インターネット通販で先行する米アマゾン・ドット・コムや楽天に対抗する狙いだ。
ファッション通販のZOZOタウンの基盤を活かして、ヤフーを傘下にもつ
ソフトバンクが楽天市場や、アマゾンに対向する思惑が買収の理由だ。
では買収額の4,000億円はヤフーに取って高い買い物だったのか?
さて今回、ヤフーは高収益のインターネットモールであるZOZOTOWNだけでなく、
これと同じZOZOの物流インフラもワンセットで手に入れることになります。そう考えると総額で4000億円規模といわれる今回の買収はヤフーから見れば
安い買収だと後で振り返ることになるかもしれません。
つまり、ファッション通販の顧客基盤だけでなく物流の構造も手に入れる狙いがある。
しかし、21年前に自宅の6畳一間で起業した会社が
2018年には時価総額1兆円を超える大企業までに成長させた
前澤友作社長の経営手腕は、凄まじいものがある。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/ichiro-2/”]
孫会長は、かなり前から有名で、大学時代から数億円の利益を
弾き出しているのだから功をなす人は若い頃から結果を出すものだ。
前澤社長の月旅行には、やはり剛力彩芽氏【 27 】も同伴するのだろうか?