アメリカ米海軍の進路予想図では9月9日の月曜日の午前3時に、
「 非常に強い勢力 」の秒速48.83m/sメートル毎秒の最大風速で
日本列島を直撃するという恐るべき最新情報を入手した!
別名「 令和元年房総半島台風 」は、サファ・シンプソン・ハリケーン・ウィンド・スケール( Saffir-Simpson hurricane wind scale/SSHWS )では、カテゴリ4に属する強さだ。
台風19号ハギビスの進路予想図の最新情報の記事は以下のリンクから。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/hagibis/”]
【 本稿の記事ページの目次 】
台風15号2019年のアメリカ米海軍の進路予想図
2019年9月8日の日曜日の午前6時に発行された台風15号ファクサイの表記は、
トロピカルストーム( Tropical Storm )で、8日現在の午後3時( JST )が
最大風速がマックスに強い「 猛烈な 」状態の秒速61.68m/sメートル毎秒だ。
台風15号[ faxai ]は太平洋上を徐々に関東地方に向かい9日の午前3時には最大風速48.83m/sの非常に強い勢力のまま
関東地方に上陸した後、再び太平洋の海上へ離れる進路予想図だ。
関東地方に直撃する前の8日の午後3時には太平洋上で最大風速61.68m/sの「 猛烈な強さ 」の台風へと成長する。
スポンサードリンク
令和元年房総半島台風アメリカ米海軍の警告文
では次に、アメリカ米軍JTWCから発行されている台風15号ファクサイ[ faxai ]の
#25目の警告文の内容を、ひとつひとつ見てまいりたい。
まずはポジション( 位置 )だが、台風15号の9月8日の午前3時( JSTに修正後 )の
存在位置は北緯29.9°N、東経が140.8°EでGoogle地図で表すと以下の場所になる。↓
関東地方の房総半島の最南端の野島崎からは約563キロ南南東の太平洋の海上に台風15号がある。
移動の方角は320°なので、ほぼ北西の方角に向かって進んでいる。
移動速度は、13ノットに下がって時速24キロとなり自転車が進む速さに!
9日の午前4時には千葉県成田市の成田空港から約9キロの距離にまで最接近する
警告文だが、米軍の各地域の基地に接近する日時と距離を一覧表にしてまとめた。↓
各米軍基地の場所の名前 | 最接近点場所の住所地 | 最接近地点からの距離:NM( Kmに換算 ) | DTG:日時( JSTに変換 ) |
---|---|---|---|
米海兵隊岩国航空基地 | 山口県岩国市車町3丁目9 | 670.4Km | 8日/日曜日/午後8時 |
R2RS【 在日アメリカ軍・経ヶ岬通信所 】 | 京都府京丹後市丹後町袖志 | 429.6キロ | 8日/午後11時 |
横須賀( 海軍施設 ) | 神奈川県横須賀市 | 33.3キロ | 9日/月曜日/午前2時 |
成田国際空港( _A.P ) | 千葉県成田市古込1−1 | 9.2キロ | 9日/月曜日/午前4時 |
厚木( アメリカ海軍飛行場 ) | 神奈川県綾瀬市と大和市にまたがる | 68.5キロ | 9日/午前2時 |
米陸軍基地キャンプ座間 | 神奈川県相模原市と座間市にまたがる | 68.5キロ | 9日/午前2時 |
横田基地内飛行場( _A.B ) | 東京都福生市大字福生2552 | 79.6キロ | 9日/午前3時 |
米海兵隊キャンプ富士 | 静岡県御殿場市中畑滝ヶ原街道R23沿い滝ヶ原自衛隊前 | 98.1キロ | 9日/午前1時 |
三沢飛行場( アメリカ空軍 ) | 青森県三沢市三沢下沢三沢平畑 | 357.4キロ | 9日/午後4時 |
車力分屯基地 | 青森県つがる市富萢町屏風山1 | 425.9キロ | 9日/午後3時 |
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/maria/”]
台風15号のヨーロッパ予報と米軍の最新情報の比較
次に、アメリカ米軍JTWCとヨーロッパ中期予報センターECMWFの台風15号の進路予想図を最新情報で比較してみたい。
特に注目すべきは9日の午前9時の予想位置で、米軍JTWCの進路予想図と比較すると
じゃっかん北側にあるものの、ほぼ同じ場所に台風15号が来ている事が分かる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/faxai2019/”]
詳しくは別記事でまとめているが、日本列島を直撃しながらも縦断せずに
太平洋上に離れるヨーロッパの進路予想図はアメリカ米軍と、ほぼ同じである。
いずれにしても非常に強い台風15号が発達しながら日本列島の関東地方および
東海地方に向かって北西方向に進んでいるのは間違いないようだ。
スポンサードリンク
気象庁の予報は台風15号が神奈川県茅ヶ崎市に上陸
日本の気象庁JMAも台風15号ファクサイの進路予想図を公開しているが、
米軍と同様に9月9日の月曜日の午前3時には強い勢力で関東に上陸の予報となった。↓
気象庁公式ホームページ「 台風経路図/台風第15号 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/191524.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
9日9時の予報/強さ-強い
予報円の中心
北緯 35度20分(35.3度)
東経 139度25分(139.4度)北北東 20km/h( 12kt )
中心気圧 960hPa
中心付近の最大風速 40m/s( 80kt )
最大瞬間風速 60m/s( 115kt )
予報円の半径 40km( 20NM )
暴風警戒域 南東側150km( 80NM )
北西側 110km( 60NM )
上の引用は9月9日の月曜日の午前3時の時点の台風15号の存在位置を表しており、
予報円の中心が北緯35度20分、東経が139度25分と関東地方に上陸寸前の予報なので地図で表示する。↓
神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎漁港の海岸の南端から1.73キロ南の
太平洋の海上にあり、関東地方の神奈川県内に上陸する寸前の予報だ。
中心付近の最大風速は秒速40m/sメートル毎秒で、中心気圧は960ヘクトパスカル( hpa )と
強い階級の状態で茅ヶ崎市に上陸する!
米軍JTWCと比べると進路予想図は、ほぼ同じだが最大風速に関しても日本列島に上陸時の
米軍の48.83m/sの非常に強い勢力に比べて気象庁が発表している数値も近い。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/peipah/”]
台風15号の動きをアニメーション画像Windyで確認
ヨーロッパ中期予報センターの気象データを基に生成された
動く進路予想図のウィンディで台風15号の動向が確認できる。
さらにウェザーニュース社は台風15号の影響による公共交通機関の乱れを動画で説明している。
台風15号ファクサイ[ faxai ]の進路予想図も今後は変わる可能性が有るので
日本列島の直撃しない方向に変わってくれれば良いが、新たな情報が更新され次第
本稿でも随時、記事に上書きしていく所存。
2019年の13号の名前である「 ファクサイ 」[ faxai ]の名前の由来は
「 女性の名前 」であり、命名国はラオス人民民主共和国である。
スポンサードリンク
台風の状況をライブカメラ動画でリアルタイム視聴
2019年の台風15号ファクサイ[ faxai ]が日本に接近中だが、【 LIVE 】東京湾ライブカメラ神奈川の弐号機に設置された、リアルタイムで波の状態を確認できるライブカメラ映像。↓
令和元年房総半島台風の卵たまごの状態の地図画像
とてつもなく強烈な台風に成長しそうな15号ファクサイだが、たまごの状態だった時の位置は?
米軍の一番、上の画像が台風15号ファクサイ[ faxai ]の卵で
8月31日時点の熱帯撹乱の状態だった「 90W 」の位置を示した地図だ。
CPHC( 中部太平洋ハリケーンセンター )とABPW( 北西太平洋 )との境界付近にある。
この後に、24時間以内に熱帯低気圧に発達する可能性のある赤丸のHIGHに変化して
9月に入り、TD( 熱帯低気圧 )14Wに変わり、さらにTS( Tropical Storm )14Wに。
Tropical Stormは、アメリカ海軍の規程で17.2m/sメートル毎秒で台風となるが
気象庁は、まだ「 熱帯低気圧a 」として位置づけている。
上の#初回の警告文で、まだ卵の状態だった2日の午前3時時点の存在位置は
北緯が15.2°N、東経が169.9°Eであり、Google地図で示すと以下の場所だ。↓
東京の都心部からは3,759.57km南東のマーシャル諸島の北側に15号の、たまごがあった。
台風13号の、たまごの記事でも台風15号ファクサイの前身である「 TD( TS )14W 」に触れている。
いずれにしてもアメリカ海軍の初回の警告では、それほど大きな台風にはなる予報ではなかった。
たまごの状態である熱帯撹乱の状態が長かったが今後は非常に強い台風に発達するので油断禁物だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/faxai2019-2/”]
台風15号が関東地方に上陸で暴風と冠水への対策は?
気象庁の9月9日の午前9時の予報でも、台風15号ファクサイの暴風警戒域が
南東側が150km、北西側も130kmと小さいコンパクトな台風である。
だが、関東地方に上陸時の最大風速は秒速35m/sと「 強い台風 」なので、
急接近したときには、短時間に暴風および大雨を降らせ足早に通過する。
以下に暴風と大雨、高潮による冠水対策の方法をまとめた。↓
- 植木鉢、遊具など飛ばされやすい物は予め屋内に避難またはロープ等で固定
- 物干し竿などは地面に倒しておく
- 窓の補強( 窓ガラスにガムテームを貼ると割れても破片が飛びにくい )
- シャッターや雨戸を閉めておく
- 台風が来る前に排水溝の掃除をしておく
- 雨水の侵入を防ぐ土のうの準備
- 家財は2階へ移動する( 床上浸水の対策 )
よく、台風が来てから暴風雨の中を田畑の様子が心配だからと見に行き
巻き込まれて亡くなる方がいるが、田んぼの状態を確認できても何も出来ない。
台風の中を歩き回る行為は命の危険を伴うので絶対に、やめていただきたい。
特に今回の台風15号は非常に強い勢力を伴うので、油断は禁物である。
台風15号に対する気象予報機関のツイッター最新情報
ツイッターにて、日本の気象機関が運営している公式アカウントの
タイムラインの最新情報を常時、チェックできる様にしたので、ぜひ。↓
上が日本の気象庁で、以下がウェザーニュース社の最新情報だ。↓
さらに以下が日本気象協会のツイッターでの最新情報になる。↓
9月9日の午前2時39分現在、関東地方の茨城県でも風の轟音が鳴り響いてきたが
台風が来襲している時は大変に危険なので、なるべく外を出歩かないで頂きたい。
台風15号ファクサイ[ faxai ]は神奈川県から上陸して、関東地方を縦断する進路予想図となっている。