2025年7月5日4時18分に何が起こるのか?マンガ家の大地震の予言はデマか

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2025年7月5日4時18分に何が起こるのか?マンガ家の大地震の予言はデマか

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大災難は2025年7月の大津波の予言

 不肖この私めもAmazonで買った、漫画家の たつき( 竜樹 )諒( りょう )氏【 70 】が上梓( じょうし )した100万部を突破したマンガ本、「 私が見た未来:完全版( 飛鳥新社刊 )」に描かれている2025年7月5日に起きるとされる予言。

この本の中で「 その災難が起こるのは、2025年7月です。」と、はっきり明記されていますが、いったいぜんたい何が起こるというのでしょうか?

2025年7月5日の午前4時18分に起こる事とは何か?

 なぜ、いちマンガ家の「 たつき諒 」氏の予言が、ここまでセンセーショナルな話題になっているのでしょう?

それは、1999年に出版された旧版の表紙のイラストに「 大災害は2011年3月 」と書かれており、東日本大震災を予言して的中させたからです。

たつき氏は、自身が上梓( じょうし )した本「 私が見た未来・完全版 」の中で、「 夢を見た日2021年7月5日4:18AM 」と書かれています。

これが「 夢を見た日付け 」が7月5日なのであって、大災難が起こる予言の日付けではないと一部の人々が主張している根拠となっているのですが…

参考文献:私が見た未来・完全版/P215 」より引用↓

夢を見た日が現実化する日ならば、次に来る大災難の日は「 2025年7月5日 」ということになります。

【 引用ここまで↑出典:飛鳥新社 】

以上の様に「 作者あとがき 」の中で大災難の日は7月5日と、はっきり日付まで特定されています。

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では、7月5日の大災難は具体的に、いったい何が起こるのでしょうか?

参考文献:私が見た未来・完全版/P82 」より引用↓

ー突然、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂( 噴火 )したのです。
その結果、海面では大きな波が四方八方に広がって、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。

その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です

その波の衝撃で陸が押されて盛り上がって、香港から台湾、そしてフィリピンまでが地続きになるような感じに見えたのです。

【 引用ここまで↑出典:飛鳥新社 】

では、もし仮にその大津波が日本列島へ押し寄せた場合、どこまで来るのでしょうか?

P83にある、たつき氏の手描きのイラストの下には「 日本列島の太平洋側、3分の1から4分の1が大津波に飲み込まれています 」との脚注が書かれています。

しかし、この大災難は「 地震によるもの 」とは、いっさい書かれていません。

つまり、フィリピン海の海底にある火山の噴火による大津波が大災難であり、それが起こる予言の日付が2025年( 令和7年 )の7月5日である、という解釈になります。

ですが午前4時18分の時刻に関しては、2021年の7月5日の「 作者が夢を見た時間 」だと明記されています。

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どこに逃げればいい?安全な場所はどこになる?

 これは、あくまでも“予言”であり、“デマ”とは性質が違うと言われれば確かにそうなのですが。

それでは、もし大津波が起きればどこに逃げれば良くて、安全な場所はどこにあるのでしょうか?

…などという心配は、まさに「 杞憂 」そのものなので気にしなくてイイ!というのが本稿の主張です。

私が見た未来、完全版の海底噴火の場所イラスト

このように検討していくと、たつき諒さんの予言が当たる確率は限りなくゼロに近い
だが日本はいつ大地震が起こってもおかしくない。
あり得ない予言におびえるよりは、自治体が無料で公開しているハザードマップを見た方が有意義だ。

【 引用ここまで↑出典:デイリー新潮2025年06月26日 】

ちなみに杞憂の意味は、むかしの中国の「 杞 」の国の人達が「 いつか空が落ちてくるのではないだろうか? 」と、「 憂 」いたことから来ています。

気象庁の長官が会見で7月5日の予言について言及

また、気象庁の野村 竜一( のむら りょういち )長官【 60 】も、記者会見の席で「 現在の科学的知見では日時と場所、大きさを特定した地震予知は不可能です。そのような予知の情報はデマと考えられますので、そのような情報で心配される必要は一切ございません。」と述べられています。↓

むろん確率論的に言うと、100%ゼッタイに大津波は起きない!とも言い切れませんが、科学的な根拠のない予言に惑( まど )わされる必要はないと思います。

東日本大震災の震源地がどこか?の地図をグーグルマップで

ウェザーニュースの山口剛央・気象解説員の見解

 気象機関のウェザーニュース( 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地 )所属の山口 剛央( やまぐち たけひさ )気象解説者( 気象予報士 )も、YouTube動画の中で「 デマを信じないように 」と注意喚起しています。↓

ちなみに「 デマ 」とは、政治的な目的で意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報のことで、事実に反するうわさ、流言飛語を指します。

たつき諒氏の大災難説は、あくまでも「 予言 」なので、デマとは違うのかも知れませんが、いずれにせよ科学的根拠のない話しに振り回されることのないように。

さらに不肖この私め自身も、YouTubeチャンネルの動画の中で7月5日の予言について個人的な意見ではありますが、言及しています。↓

トカラ列島の群発地震は海底火山の噴火の前兆か

 最近おきているトカラ( 吐噶喇 )列島の群発地震と、たつき氏の本に描かれている噴火場所を重ねて予言との関連性を指摘する人たちもいるようですが…

たつき氏が指定されているフィリピン海で発生する噴火場所のイラスト( P85 )の✕位置は、トカラ列島よりもだいぶ南に位置しています。

気象庁の地震検知日時7月3日の午後4時13分ごろ、鹿児島県のトカラ列島近海において最大震度6弱( マグニチュード5.5 )を観測する強い地震がありました。↓

トカラ列島で震度6弱マグニチュード5.5気象庁2025年7月3日16:17発表

【 引用ここまで↑出典:気象庁 】

震源地は北緯29.3度、東経129.5度で、マグニチュードは5.5( 鹿児島十島村で震度6-を観測 )震源の深さは20kmでした。

依然として、トカラ列島近海において群発地震が続いていますが、これが海底火山の噴火の前兆かもしれないと指摘する専門家も。↓

もし海底火山が噴火した場合は溶岩が海底に出るので「 津波の可能性もある 」と指摘するのは、東京大学・地震研究所の笠原順三名誉教授( 海洋地震学 )です。↓

笠原 順三 」より引用↓

東京大学地震研究所・笠原順三名誉教授
海洋域の地震発生・海洋深部構造に関する研究を行っている。

【 引用ここまで↑出典:東京大学地震研究所 】

笠原名誉教授は海底噴火の場合、震源が浅くなってくると「 火山性微動 」が発生するとしているが、震源の深さ20キロ程度では火山性微動は生じないとの見解を示していますが。

火山性微動が発生する震源の深さは1キロ程度であると述べられています。

ただし津波の規模については、「 大きくても数十センチていど 」だとしており、たつき氏が予言しているような「 その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波 」では決してない、という見解です。

阪神淡路大震災の震源地の場所がどこかをGoogle地図で

作者たつき諒氏が自身の予言を修正する発言

 最近になって「 私が見た未来 」を出版した、たつき氏ご自身の自伝となる「 天使の遺言 」( 文芸社 )を上梓( じょうし )されましたが。

いま話題になっているご自身の2025年7月5日の予言に関して、いくつか修正する発言をしているとのこと。

「 7月5日 」の日付について、「 過去の例から、『 こうなのではないか? 』と話したことが反映されたようで、私も言った覚えはありますが、急ピッチでの作業で慌てて書かれたようです 」と、編集部による聞き書きだと示唆。
夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです 」と日付の特定を否定した。

【 引用ここまで↑出典:産経新聞( 渡辺 浩 )2025/6/24 12:56 】

「 私が見た未来 」に書かれていた内容と比較すると、いささかトーンダウンしているかに思えますが、さて…どうなりますことやら…

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できることなら何も起きずに7月5日を平穏無事に過ごせたらイイな、と個人的には思いますけれども。(^_^;)

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