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第66回カンヌ国際映画祭の審査員賞受賞作品、
「 そして父になる 」( 配給:GAGA )の
ラストシーンの、その後の生活が100%確定。
自身の映画『 万引き家族 』が第71回
カンヌ国際映画祭最高賞となるパルム・ドール賞を
受賞している是枝裕和監督【 56 】の2013年作品が
「 そして父になる 」である。
「 これえだ監督 」お得意の家族を題材に扱った
映画作品で、要は新生児取り違えが起きたという
ストーリーで、その後の展開を描くもの。
さて、あなたが「 そして父になる・その後 」
という検索ワードで本稿に、お越し頂いたという
事は、ラストシーンの、その後はどうなった?
という素朴な疑問を持たれたからなのだろう。
確かに、こども取り違え事件の映画「 そして父になる 」
のTSUTAYA電気で2家族が店の中に入るラストシーン以降、
その後の生活が、どうなったのか?という描写は無い。
しかし、物語を注意深く見ていれば100%分かる。
答えは「 野々宮良多・みどり夫妻と、取り違えられて
今まで6年間育ててきた子供の慶多と一緒に生活する 」だ。
なぜ、慶多【 二宮慶多:11 】と父親の良多
【 福山雅治:49 】と、その嫁のみどり【 尾野真千子:36 】
の家族がその後、元の生活に収まるのか?の理由は次章で。
なぜ前橋病院が、こどもを取り違えした後に
6年間育ててきた、本来なら斎木雄大【 リリー・フランキー:54 】
と斎木ゆかり【 真木ようこ:35 】の息子である
慶多と一緒に住み続けるかの理由は、「 ミッション 」
という父の良多の言葉にある。
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良多の言うミッションとは「 重要な任務 」という意味だ。
まずは前置きとなる、「 そして父になる 」の
以下のシーンの、やり取りが重要な伏線になる。
( YouTubeムービーにて視聴 )1:17:11の夕食の場面。
野々宮良多「 いいか慶多、むこうのおうちに行ったら、
おじさんとおばさんをパパとママって呼ぶんだぞ 」
「 寂しくても泣いたり電話してきたりしちゃ駄目だ 」
「 約束だ 」
野々宮慶多「 ミッション? 」
良多「 うん…ミッション 」
慶多「 いつまで? 」
良多「 …決まってない 」
「 慶多はさ『 なんでこんなミッションなんてやるんだろう? 』
って思ってるんだろうけど10年経ったら、
きっと分かってくれると思うんだ 」
慶多「 琉晴くん【 黄升炫:12 】の、おうちでもピアノする? 」
良多「 どっちでもいい 」
野々宮みどり「 慶多が続けたければ続けなさい、
ママが頼んであげるから 」
まずは、上記の場面の内容を頭の片隅に置いて頂いて。
では、感動のクライマックスであるラストシーンを。
1:52:02・琉晴くんを連れてTSUTAYA電気に来た良多。
1:52:18・良多が「 慶多! 」と名前を呼ぶと、
走り出して外へ飛び出す慶多。
良多「 慶多、ごめんな! 」
「 パパ、慶多に会いたくなっちゃって、
約束やぶって会いに来ちゃった 」
慶多「 パパなんかパパじゃない! 」
良多「 そうだよな…でもな、6年間は…
6年間はパパだったんだよ 」
「 できそこないだけど、パパだったんだよ 」
「 バラの花、失くしちゃってごめんな…ごめんな 」
「 カメラ、写真もいっぱい撮ってくれてたんだな 」
「 ピアノもさ、パパもピアノ途中でヤメたから 」
「 もうね、もうミッションなんか終わりだっ! 」
道路上で慶多の頭を撫でて抱きしめる良多。
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1:55:47TSUTAYA電気の前で琉晴「 来たで 」
駆け寄るみどり「 おかえり 」
雄大「 ハハハ…中、お家のなか入ろ 」
慶太「 スパイダーマンってクモだって知ってた? 」
良多「 んーん?初めて知った 」
その後の生活は「 ミッション 」が終了しているので、
再び元の鞘に、収まった生活に戻っているはず。
まさに「 そして父になる 」瞬間だったのだろう。
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