
台風の進路予想の最新情報がメインのブログです
2018年6月18日に起きた大阪北部地震から南海トラフ巨大地震の発生を心配される方も多いと思われるが、どこぞの預言者の21日の巨大地震の予言は見事に外れたがー!?
現代の科学技術では予報が出来ないとされる南海トラフ地震の発生時期を、たーだやみくもに「 いついつ来ます 」等と無責任には言えない。
政府の地震調査委員会は南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率について、1月1日時点で改めて計算し、これまでの「70%から80%」を「80%程度」に引き上げ、公表しました。
政府の地震調査委員会は、「 今後30年以内に南海トラフ巨大地震が起きる確率は80% 」という試算を発表しているが。
おそらく「 気象事業法の予報業務許可 」も関係してこようが、それでも多くの専門家が「 そろそろ 」だと、口を揃えて言っているのは事実の様である。
しかし、その「 そろそろ来る 」と言われている南海トラフ地震の時期が何年何月何日だとは断言が出来ないのである。
90年~265年の間隔で発生している南海トラフ巨大地震であるが、別記事でも記した発生年月日の一覧は以下の表になる。↓
発生年月日 | 地震の名前 | マグニチュード |
---|---|---|
684年 | 白鳳地震 | M8~9 |
887年 | 仁和地震 | M8~8.5 |
1096年 | 永長地震 | M8~8.5 |
1099年 | 康和地震 | M8~8.3 |
1361年 | 正平地震 | M8.2~8.5 |
1498年 | 明応地震 | M8.2~8.4 |
1605年 | 慶長地震 | M7.9~8.0 |
1707年 | 宝永地震 | M8.4~9.3 |
1854年12月23日 | 安政東海地震 | M8.4~8.6 |
1854年12月24日 | 安政南海地震 | M8.4~8.7 |
1944年12月7日 | 昭和東南海地震 | M7.9~8.2 |
1946年12月21日 | 昭和南海地震 | M8~8.4 |
地震地質学が専門の岡村眞名誉教授【 69 】は高知県の蟹ヶ池に草が生えている事に注目し、「 蟹ヶ池にハスが生えてくると南海地震が近い 」と動画の中で言っているのが最新予想だ。( 現在は削除済み )
しかし具体的に何年何月何日に南海トラフ地震が起きます、とは断言せず抽象的な表現に留めている。
岡村眞名誉教授が指摘した最新予想の蟹ヶ池の場所を、以下にGoogleマップの地図で示す。↓
蟹ヶ池の場所は高知県土佐市宇佐町竜の明徳義塾中高の近くに位置するが池に蓮が生えているという。
蟹ヶ池のGoogleストリートビューを以下に貼るが不肖この私めが見た所、ハスは確認できなかった。↓
通常、南海トラフ巨大地震のサイクル( 周期 )は90年~265年で訪れるが、岡村名誉教授は2,000年に1度、到来すると言われる「 スーパーサイクル 」説を提唱しておられる。
他の記事でも、申し述べたが南海トラフ巨大地震が発生する時期が
いつなのか?の最新予想は出来ても正確な発生日時まで言い当てる事は出来ない。
今回、起きた大阪北部地震と南海トラフ地震との関連性に関しては、震源地の発生場所じたいが有馬-高槻断層と呼ばれる活断層であり、
南海トラフとは別の地盤なので直接的な関係は無いと他の記事で、まとめている。↓
南海トラフと呼ばれる、フィリピン海プレートと日本大陸が乗っているユーラシアプレートがぶつかっている海溝の部分が南海トラフである。
プレートとは固い岩盤の事で海溝型地震と呼ばれる。
目安としては、九州の宮崎県東沖の日向灘から伊豆半島沖にある駿河湾までの幅を指している。
では、もし南海トラフ巨大地震が発生したらどれくらいの場所が被害を被る事になるのか?
今回の大阪北部地震とは比べ物にならないくらいの広範囲かつ激甚なる災害であるというのが最新の予想である。
例えば静岡県の場合、津波の高さや被害場所などの最新予想は、どうなっているのか?
もし南海トラフ巨大地震が発生したら河口付近の津波の動きは、どうなるか?で最新予想CGを作成している動画。↓
南海トラフ巨大地震が起きた時の、日本各地の津波の高さの予想を気象庁が画像に、まとめている。↓
気象庁公式HP「 南海トラフ地震発生で想定される震度や津波の高さ 」を当「 瓦版茨城 」のブログ運営者が編集・加工して作成した。
つまり、南海トラフ巨大地震が起きる場所は南海トラフと呼ばれるユーラシアプレートとフィリピン海プレートが当たる海溝部分で発生する事が図からも分かる。
駿河湾から日向灘に伸びる南海トラフに沿って発生する地震が南海トラフ巨大地震なのだ。
しかも、その地震の発生区域は同じ南海トラフ上でも以下の3箇所の場所に分けられるのである。↓
1854年に2日連続で起きた1日目の安政東海地震は南海トラフの1箇所だけで立て続けに地震を起こしているわけではなく12月23日に東海地震の地域、12月24日の東南海地震および南海地域の地震と連動して発生している事が分かる。
安政東海地震の翌日に起きた安政南海地震や中1年を開けて発生した昭和東南海地震は、それぞれ別の地震区域の場所で記録された地震だ。
1944年の、昭和東南海地震から中1年を開けて1946年に発生した昭和南海地震の時には、東海地震が起きる場所の南海トラフのプレートから巨大地震は起きていないのである。
と、言うことは…!?
南海トラフ巨大地震が、もし起きた時の各地の想定震度や想定震源域を気象庁の公式ホームページで公開されているので、最新予想の画像を拝借してみる。↓
気象庁公式HP「 南海トラフ地震発生で想定される震度や津波の高さ 」( http://bit.ly/2KfITte )を、当「 瓦版茨城 」のブログ運営者が編集・加工して作成した。
さらには、南海トラフ巨大地震の想定震源域も気象庁が公開しているので以下に図解で表示させる。↓
万が一、南海トラフ巨大地震が発生した時に想定される被害状況を朝日新聞DIGITALが試算して公開している。
上のサイト内の数値は、あくまでも試算値なので実際に、どうなるのかは分からない。
ただ、もしあなたが上図で示した災害対策推進地域にお住まいであれば、事前に防災の準備をしておけば心強い。
日本経済の屋台骨、国内最大級の名古屋港には8,000個のコンテナが常駐して置かれている。
あまり悲観的な事は述べたくはないが、これらのコンテナが津波に飲まれたら、どうなるのか?
1個1個の巨大なコンテナが凶器となって、津波と共に住宅街に流れ込む可能性も十分に有る。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の例を見るまでも無く、海沿いの場所にある地域は津波によって壊滅的な打撃を受ける。
南海トラフ巨大地震が発生した場所は過去のデータから、おおよその特定が可能だが正確な発生時期に関しては気まぐれな地震なので「 神様 」にしか分からないのが現状のようだ。
記事ランキング
PR( 本ページはプロモーションが含まれています ) 北朝鮮と韓国の交流の拠点でホットラインだった、開城ケソン工業団地の中にある「 南北共同連絡事務所 」の場所が、どこかをGoogleマップで表示す […]
だいたい三日前までに言って欲しいなー
るんるん様、それが出来れば言うことなしですがね~(^^ゞ
Great blog! I am loving it!! Will come back again. I am taking your feeds also
南海トラフって東日本大震災よりでかいの??
やばくない???静岡に住んでるんですけども。。
どこが一番地震がデカイのか予測だけでも教えて下さい!!!
南海トラフ地震と東海地震、東京湾直下型地震の関係性。また箱根山噴火と富士山噴火の関連性はどの程度関連性があるのでしょうか。