台風の進路予想の最新情報がメインのブログです
南海トラフ地震や、首都圏直下型地震が
今後30年の間に発生する確率は7割以上とも
言われているが、気象庁は「 地震予知は
今の科学では無理 」との姿勢を崩さない。
少なくとも「( 時 )一週間以内に、( 場所 )東京直下で、
( 大きさ )マグニチュード6~7の地震が発生する 」と
いうように限定されている必要がありますが、
現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は
難しいと考えられています。
「 2020年の地震予知 」と銘打っておきながら
申し訳ないが、本稿でも「 地震の予知 」を
気象業務法第17条第1項に、ならい
「 予報業務許可事業者 」の資格を持たない
不肖この私めが行う事は違法なので出来ない。
否、仮に地震予知の公表が許可されても、
地震学者でもない私めが地震の予測をした所で
当たる確率は極めて低いだろう。
そこで本稿では、「 あなた自身が地震の前兆を
予知できるかもしれない観測データの提供 」を
主眼に置く企画として、当記事を作成した。
なお、本稿のリンク先の観測データは
更新すれば常に最新の状態が表示される。
【 本稿の記事ページの目次 】
気象庁はもちろんの事、基本的な天気予報を
発表する会社でも「 明日の地震予報 」などと
定期的な情報を公開したりはしない。
しつこい様だが、本稿の主眼も「 いついつまでに
震度いくつの地震が、この場所に起きます 」
などという予知は行わないし行えない。
当記事で出来ることは、「 地震が起きるかもしれない
前兆の観測データを提供するので予知するか
どうかは、あなた自身が判断して下さい 」と言う位置づけだ。
地震が起きるかも知れない予知の判断材料となる
観測データで、2020年現在もっとも有力なのが
地上、約100キロの上空にある「 電離層の状態 」である。
熊本地震でも東日本大震災でも発生の
20分まえから電離層にある電子の異常が起き、
異変が見られるという。
2011年の東日本大震災の直前には、3月8日の
午前11時から日本海溝上部の電離層に異変があり、
夜でも電子の動きが活発に、なっていた。
太平洋上の電離層の異常が観測されたのは
3月5~6日にかけて。調布、春日井( 愛知県 )、
高知の3カ所の受信局で、電波の夜間の
平均振幅が極端に短くなるという
「 明瞭な前兆 」( 早川氏 )が現れていた。
電離層の観測データは、衛星からの電波を受信する
日本全国に1,300局ある電子基準観測点から得られる。
近年の観測で,地震発生の30分以上前に,
電離層内に電子密度の高い部分が
生じる場合があることが示唆された。
大地震の前兆として、「 電離層に異変が現れる
可能性がある 」とう事なので、リアルタイムで
確認できる電離層の観測データのリンクを、
以下に貼る。
まずは、日本国内の電離層垂直観測データ
「 イオノグラム 」で稚内、国分寺、山川、
沖縄の4地点のリアルタイム観測データから。↓
[blogcard url=”http://wdc.nict.go.jp/ionog/ionogram/nowpng/allsite.html”]
更新すれば、常に最新の状態の電離層の
観測データ画像を確認できる。
見方は良く分からないが( 笑 )なんでも
通常とは違うノイズが画面に入る様になると、
電離層に異変がある状態なのだとか。
次は、GEONETと呼ばれる準リアルタイムの
GPS全電子数マップで国土地理院のGPS受信機網
( GEONET )データを基に、京都大学及び
名古屋大学の協力のもと、NICTで算出している。↓
[blogcard url=”http://seg-web.nict.go.jp/GPS/QR_GEONET/”]
上記リンク内の画像の見方もよく分からないので
また新たな情報が入り次第、追記して行く。
電離層は地上100キロの位置にあるが、
地中からラドンガスが出るとプラスの電子が
地表に溜まる事により電離層にマイナスの
電子が発生する。[ earthquake2019 ]
空気中では放射線の影響でマイナスとプラスに
分離し、+電子が地上にとどまることで電離層では
-電子が増える仕組みなのだ。
よく言われる「 大地震の前にテレビやラジオの
電波障害が起きて音声にノイズが入ったり、画像が
乱れた 」という現象は、電離層撹乱が発生して
大規模な地震の前に電離層が数キロ下がるからだと
言われている。
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先程は、地中から出る放射性の希ガス元素
ラドンガス【 Rn 】が大気圏にある電離層に
影響を与えると記した。
「 ラドン温泉 」という言葉は聞いたことが
あるが、ラドンガスと地震の関係は何か?
日本で起きる地震の殆どはプレート境界型の
地震であると言われているが、大地震の周期は
最も短いものでも200年で、1年で3センチづつ
北北西に移動し、200年で6メートル移動する。
実は、マグニチュード7クラスの大地震が起きる
1週間くらい前に岩盤が、ヒビ割れを起こすことで、
微細な「 マイクロクラック 」が起きると、
地中からラドンガスが出てくるのである。
と、言うことは…!?
普段からラドンガスの状態をリアルタイムで
監視し、観測データに異変が起きたら用心すれば
良い、という結論になる。
では、さっそく以下に「 大気中ラドン濃度グラフ集 」
のリアルタイム観測データのリンクを貼る。↓
[blogcard url=”http://www.radgraph.com/”]
「 更新 」することで、常に最新の観測データの
グラフ表を見ることが出来るので参考にされたい。
ただし、岩盤の破壊に拠って生じたクラックから
発生するラドンガスは微量であるが故に、はたして
ラドンガスの濃度が巨大地震の発生と密接な関連が
有るか否か?という科学的根拠は確定されていない。
本稿が提供できるのは、各種観測データのみであり
「 この気象データに異変が有ったら巨大地震が起きる 」
などと言うことは断言が出来ないのである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/takatsuki-city/”]
巨大地震の前には「 前震 」という前兆が現れる
様で、東日本大震災の時にも前震があった。↓
2011年の2月27日に発生した地震も
前震だとする書き込みが有る様だが、正確には
3月9日11時45分に発生したマグニチュード7.3
の地震と、3月10日6時23分に発生した地震の
2つが、東日本大震災の前震であるとされる。
地震学者の誰もが、予知できなかったと
言われる東日本大震災の本震は、2011年3月11日の
14時46分に発生したが、9日と10日の地震が
まさか前震だとは思いもしなかっただろう。
しかし、それでも前震があるという知識を得て
最新の地震発生状況を知らせる観測データを
チェックする意義は有るように思う。
[blogcard url=”http://www.sinjidai.com/~miyagi/anago-hi-net.html”]
上の地震発生状況の地図は防災化研Hi-netが
提供するリアルタイムの「 あなご君 」である。
マウスを、あなご君の上にホバーするだけで
発生場所の詳しい震度などが表示される。
同じHi-netの自動処理震源マップで、
日本全国の広域、最新30日間の震央分布図
のリンクも以下に貼る。↓
ただし繰り返しになるが、参考程度にしかならない。
その理由は「 この場所に、この大きさの地震が
何時何分に起きたから巨大地震が来る前兆です 」
などとは言い切れないからだ。
本当に、しつこくて申し訳ないが当記事で
あなたに提供できる資料は「 観測データ 」
のみなので、この最新情報から地震の予知を
行うのは、あなた自身の自由である。
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2011年3月11日に起きた東日本大震災の
前の3月8日以降、東北上空に位置する大気の
熱エネルギーに変化が現れていた。
岩盤の地割れのクラックから発生する、
ラドンガスに拠って大気中のチリなどが
電気を帯び、それが核となって水蒸気が
水滴に変化する事で「 潜熱 」が発生するが
この潜熱こそが熱エネルギーの正体である。
水蒸気は雲でもあるが潜熱は、あくまでも
ひとつの指標でしかないので、参考程度にしか
ならないだろう。
また季節に拠っても当然、夏は大気の気温は
高めで厚いし、冬は低めで寒くなる。
いつもは台風の進路の視認で使っている
「 Windyty 」の気温のリアルタイム概況の画像だ。
自動更新で常に最新の画像がリアルタイムで
表示されるので重宝するに違いない。
ただし、大気中の気温を随時リアルタイムで
確認できても「 何°C以上になると危険 」
だとかいう明確な定義は無いので注意されたい。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kantoudaishinsai/”]
さて、本稿で「 巨大地震を予知する為の
前兆をリアルタイム観測データで予測する 」と、
つらつらと述べてきたが、冒頭でも申し上げた
様に「 完全な地震予知は無理 」だという事が
結論になる。
つか、もともと地震の予知が出来るのなら
とっくのとうに気象庁【 JMA 】が始めてる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/iburi/”]
ところが実際は、2020年3月現在でも「 地震予報 」なんて情報を毎日出してはいない。
「 緊急地震速報 」はYAHOO!防災アプリで有るが日常的にではなく、非常時のみである。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/j/”]
別に責任逃れするわけではないが、本稿の
趣旨は「 あなたの判断に委ねる 」という事だ。
不肖この私め自身は「 いつ巨大地震が来るか? 」
という予知は、「 神のみぞ知る 」と思って
いるので、人間の叡智では自ずと限界がある。
本稿で提供させて頂いた、数々の観測データを
基に将来くるであろう巨大地震の予知および
予測に、お役立て頂けると幸いである。^^
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