カルロスゴーン被告の今現在2019年3月6日午後4時半ごろ保釈

　元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告【 64 】に対して東京地方裁判所が、2019年3月5日に10億円の保釈金で保釈を認める決定を出したと報じられたが、東京地検特捜部は即日、準抗告を申し立てている。

2019年3月6日の午後4時半ごろ保釈

　カルロス・ゴーン被告が収監されている東京拘置所から
2019年3月6日現在の午後4時30分ごろに保釈された動画である。↓

大方の、ニュースメディアでは保釈金10億円を
支払い、東京地裁が東京地検の準抗告も却下した事で
本日6日にも保釈されると、報じていた。

2019年2月現在の状況は？

　カルロス・ゴーン被告が、2018年11月19日に金融商品取引法違反および有価証券報告書の、虚偽記載容疑で逮捕されてから東京拘置所での勾留日数は2019年3月6日現在で、108日となった。

カルロス・ゴーン被告の弁護人は、今までにも何度か変わっているが2019年1月に行われた保釈請求を2回、却下されている。

「 無罪を勝ち取れる 」と主張されているのは、
新たに就任した弘中惇一郎弁護士【 73 】で、2月28日に
出した3回目の保釈請求が通ったと報じられていた。

東京地検特捜部は、東京地裁が出した保釈決定に
対し即日、準抗告（ 裁判官が下した決定等に対する
不服を申し立てる制度 ）を3月5日に出している。

担当弁護人の弘中惇一郎弁護士は、4日に開いた
日本外国特派員協会【 FCCJ 】での記者会見で、
カルロス・ゴーン被告の現在の様子を次の様に話した。

「 わたくし、ゴーンさんに会って
1ヶ月も経っていませんので以前よりも
顔色が良いのか悪いのか太ったのか痩せたのか、
それは良く分かりません 」

「 しかしまぁ拘置所で、お会いした限りでは
相変わらず元気を維持しているという印象を
私としては受けました 」

「 会って1ヶ月も経っていない 」という事は、
東京拘置所で面会した時期は、2019年の2月だ。

なので、2019年2月現在のカルロス・ゴーン被告は
「 元気を維持している 」というのが本当の所なのだろう。

何が起きているのか真実をお話しする準備をしています。
4月11日木曜日に記者会見をします。

— Carlos Ghosn カルロス・ゴーン (@carlosghosn) 2019年4月3日

3月6日現在の保釈条件は？

　カルロス・ゴーン被告は、昨日の2019年3月5日も
東京拘置所に勾留されていたが、保釈はされていない。

3月6日水曜日の午後2時36分現在、保釈される見通しだが
以下に保釈の条件を箇条書きにして記す。↓

上記7つの保釈条件を弁護人から聞かされた時、
カルロス・ゴーン被告は、驚いた様子で同時に
不機嫌な表情も浮かべていたという。

逮捕された過去から現在の経緯

では、昨年11月19日の逮捕いらい、現在に至るまで
どの様な経緯を、たどってきたのであろうか？

では、昨年に逮捕されてから現在までの
カルロス・ゴーン被告の経緯を振り返ってみたい。↓

では、カルロス・ゴーン被告は実際に
保釈されるのであろうか？

弁護人によると保証金の納付は6日以降となる見通し。

地裁の判断によっては6日にも保釈される可能性がある。

保釈保証金の10億円は、2019年3月6日に納付され、
即日、東京拘置所から保釈された。

カルロス・ゴーン現在まとめ

　日産自動車のグレッグ・ケリー（ Greg-Kelly ）
元代表取締役【 62 】とともに逮捕されたが、
ケリー被告は、2018年12月25日に保釈された。

ケリーの弁護士はついに彼の拘禁を終わらせるよう
裁判所に納得させ、執行部は7000万円
（ 63万3,699ドル ）の保釈で釈放された。

カルロス・ゴーン被告は明日の2019年3月6日に
保釈される見通しだが、立志伝中の人物が一転して
「 罪余の人 」となった現在を、どう見るか。

「 驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し 」

平家物語の冒頭にある様に人間は権力を手中に
収めると、どうしても慢心が生じる様である。

現在から約20年前、経営の危機に瀕（ ひん ）していた
日産自動車を大規模なリストラクチャリングを実施して
非常なコストカッターだと言われながらも驚異的な
V字回復で立て直した、カルロス・ゴーン被告。

だが長期間、権力の座に君臨し続けるた結果が
日産自動車を私物化してしまった要因なのだろうか。

経済評論家は口を揃えて「 特別背任容疑はまずい 」
という[ ghosn2019 ]。

これからの成り行きを注意深く見守ってまいりたい。