池江璃花子選手の白血病の原因はフィラデルフィア染色体か？

　競泳の池江璃花子選手【 18 】が「 血液のがん 」
である白血病に、かかったと日本水泳連盟が発表したが
発症の原因は、なぜなのか？

池江璃花子選手の白血病の原因は何故か？

　オーストラリア合宿中に、肩で息をするなどの
体調不良を訴え、ゴールドコーストの病院で
検査後に2019年2月8日に帰国し、即座に
日本の病院で検査した時に白血病だと分かった。

とにかく、池江璃花子選手が白血病に罹患（ りかん ）
したという発表はあったが、詳しい検査結果が
判明するまでには、2～3週間かかるという。

実は、ひとくちに白血病といっても
最低でも4つの種類に大別される。↓

池江璃花子選手が、かかった白血病が上記4種類の
いずれかに属するかが、詳しい検査結果で
分かるのだろうと考えられる。

では、白血病は何が原因で発症するのだろうか？

慢性骨髄性白血病（ CML ）が発症する原因は、この染色体上にあるBCR-ABL（ ビーシーアールエイブル )遺伝子です。

では、なぜ白血病の原因となるBCR-ABL
（ ビーシーアールエイブル )遺伝子と呼ばれる
フィラデルフィア染色体が相互転座によって
出来てしまうのか？

実は造血幹細胞に傷がつく事で9番と22番の
染色体が相互転座を起こして入れ替わり、
BCR-ABL（ビーシーアールエイブル)遺伝子と
呼ばれるフィラデルフィア染色体となるのだ。

では、なぜ遺伝子に傷が付くのかといえば
明らかに分かっている原因は太平洋戦争時に
落とされた広島、長崎の原子爆弾による影響のみである。

原爆の影響以外は「 偶然の確率 」であるとしか
言いようがない。

遺伝子に傷がつく事で生まれるBCR-ABL遺伝子が
白血病の発症原因あると言われているものの、
遺伝はしないので原因は不明である。

池江璃花子選手の白血病に効く治療薬は？

　以前は、白血病というと「 不治の病 」だと
言われていたが、確かに事実であった。

今の私の率直な気持ちです。 pic.twitter.com/0nZGp8QUKe

— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2019年2月13日

では今現在、日本のどこかの病院に入院して
治療されている池江璃花子選手は治るのだろうか？

実は、2001年に新たに登場した画期的な
「 分子標的薬 」があるおかげで、2019年現在は
白血病は不治の病では無くなったのである。

Googleアドセンスの規約上、市販薬でない
薬品の名前は記すことは出来ないが、分子治療薬の
グ◯◯○◯（ メ◯◯酸◯◯◯◯ブ ）が効く。

副作用もあるというが、佐賀大学医学部内科学の
木村晋也教授に拠れば、急性期前の慢性期の
骨髄性白血病（ CML ）の状態で服用すれば、
10年生存率は94%、20年生存率は90%以上で
あるという。[ ikee-rikako ]

池江璃花子選手の白血病は感染するのか？

　池江璃花子選手は2019年2月8日以降、即日入院で
白血病の治療に専念され、4月の日本選手権も欠場する。

さて、その白血病であるが前出の佐賀大学医学部
内科学の木村晋也教授は自身の講演動画の中では、
キッパリと「 白血病は感染しません 」と断言されている。

しかしながら、ウィキ情報では成人T細胞白血病と
急性リンパ性白血病バーキット型の2つが
感染型の白血病であると記されている。

例外的に2種類だけウイルスが関わっているものがある。

一つは日本で同定された成人T細胞白血病で、
レトロウイルスの一つHTLV-Iの感染が
原因であることが明らかになっている。

もう一つは急性リンパ性白血病バーキット型
（ FAB分類ALL L3 ）の中でアフリカなどの
マラリア感染地域に多い風土病型といわれる
タイプでEBウイルスとの関連が指摘されている。

しかしながら、池江璃花子選手が合宿した
渡航先はオーストラリアなので、白血病の原因が
感染によるものなのかは、定かではない。

いずれにしても、白血病の本当の原因は
不明である、という結論になるのである。

池江璃花子選手は白血病になりやすい体質なのか？

　競泳の池江璃花子選手【 18 】が、合宿先のオーストラリアで「 肩で息をしている 」体調不良を訴えたことにより急遽、現地のゴールドコーストの日本人医療センターで、心電図と血液検査を実施。日本での精密検査を奨められたので2019年の2月8日に日本へ帰国し、病院で血液検査を実施。検査結果で池江璃花子選手は「 白血病 」と診断され即日入院し、今後は日本選手権を欠場し治療に専念する見通しだと、日本水泳連盟が12日の記者会見で明らかにしたが！？【 本稿の記事ページの目次 】　1. 池江璃花子選手は白血病になりやすい人なの...

HTLV-I感染者は、沖縄県と九州地方に多いと
されるが、池江璃花子選手は東京都江戸川区の
出身なので、この原因も定かではない。

いずれにしても、いまは治療に専念されるべき時で
完治してからでないと練習は再開しないと、
日本水泳連盟は記者会見場で述べている。