2021年の台風6号インファ[ In-fa ]は、7月18日( 日 )の午前3時に発生。
気になる今後の進路予想を見ていきましょう。
【 本稿の記事ページの目次 】
2021年7月21日現在の米軍JTWCの進路予想図
まずは、7月21日( 水曜日 )の午後3時現在の米軍JTWCの衛星画像から。
以下が台風6号インファの進路予想図です。↓
21日現在すでに沖縄県は暴風域に入っているが、先島諸島の石垣島に最接近する23日の午後3時の予想最大風速が毎秒51.4m/sで、「 非常に強い 」台風に成長する見通し。
上の動画では、不肖この私めが米軍の進路予想図の内容を解説しています。
はやくも石垣市には全域で「 警戒レベル4相当の避難指示 」が出されている。
6号に関しては今後もより一層の注意が必要で、台風に関する最新情報を、こまめにチェックされたい。
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ヨーロッパECMWF7月23日の予想進路図
つぎに、ヨーロッパ中期予報センターECMWFの予想気圧配置図を、ご覧ください。↓
強い勢力を保ち続けている台風6号は、7月23日( 金曜日 )の午後9時に、先島諸島に最も近づく進路予想だ。↓
さらに以下が、ヨーロッパ中期予報センターの7月26日の月曜日の午後9時の台風8号ニパルタックの予想位置になる。↓
台風6号は中国大陸に上陸する見通しになっているが、一方で「 転向 」して日本列島のある北東方向へ向かう可能性も出てきた。
梅雨の時期である6月~から7月にかけても、台風が発生することはあるので油断はできないが。
気象庁7月22日の予報で台風6号の進路は
気象庁公式HP「 台風経路図/台風第6号 」[ https://bit.ly/3zoLjvo ]を「 台風の進路予想と最新予想 」のブログ運営者が加工して作成。
気象庁の予報で7月22日現在の最新情報では、強い勢力に成長した台風6号と衰退して温帯低気圧になった台風7号チャンパカ( Cempaka )が確認できる。
台風6号の27日の午前9時の予想進路は、北緯29度55分( 29.9度 )東経118度30分( 118.5度 )だ。↓
存在位置は、中華人民共和国の安徽省黄山市歙県( あんきしょうこうざんしきゅうけん )なので、すでに中国大陸に上陸している予報だ。
今年の中国は洪水による水害がたびたび報じられているが、台風6号の影響で湿った空気が中国大陸に押し寄せていることが原因だと言われている。
気象庁の「 台風の平年値 」でも、毎年7月からが台風の発生数が飛躍的に増えていく。
これからが本格的な台風シーズンなので、今後の最新情報は毎日チェックされたい。
Windy7月4日の午前6時の進路予想図では
では次に、自動更新機能つきの「 Windy 」の最新情報を。( 画面右下の△ボタン押しで動画を再生 )
ちょっと気になるのが、Windyの以下の画像です。↓
7月4日の午前6時の予報位置ですが、おそらくこれは台風6号ではなく、ただの低気圧の等圧線です。
その根拠は、フィリピン海から北上してくる台風ではなく、日本列島付近でいきなり発達してくる等圧線だからだ。
台風6号インファ[ In-fa ]の名前の意味
91/マカオ/In-fa/インファ/花火
毎度の繰り返しになるが、2021年の台風6号インファ[ In-fa ]は国際機関である台風委員会に91番目に登録されている名前だ。
名付け親の国はマカオ( 中国の特別行政区 )で、名前の意味は「 花火 」である。
また、新たな最新情報が入り次第、本稿も随時、更新して参る所存だ。