レオパレス21の施工不良物件1,324棟はどこか？の一覧表示

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　建築基準法違反が指摘されたレオパレス21【 本社：東京都中野区本町2丁目54番11号 】が施工棟数2,492棟中、合計1,324棟で見つかり、
1万4,443人の入居者が引っ越しを余儀なくされ、困惑していると報じられている2019年2月。

なお、2019年の3月31日に公表されたレオパレス21の内部調査結果の報告書では施工不良物件の合計が7,085棟になっているので、
詳しい最新情報は以下の記事で、ご覧頂きたい。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/leopalace7085/”]

違法建築1,324棟の具体的な内訳は、どうなっているのか？を種類別に一覧で表示する。

レオパレス21の施工不良物件1,324棟の一覧

　レオパレス21の施工不良物件の問題は、
実は昨年の2018年から指摘されていたが、遂に
2019年になって表面化し補修工事を実施する。

引っ越しシーズンの4月を目前にして
最悪のタイミングの転居となるが、実は
物件のオーナー約1,200人も被害者だ。

上の動画内での実証実験ではレオパレス21の
建物が傾いているので、部屋の中でビー玉が勢いよく転がる。

では、さっそくレオパレス21の施工不良物件
1,324棟の一覧表を種類別に見て参りたい。↓

《 レオパレス21の施工不良物件1,324棟の一覧表示 》

物件の種類	施工棟数	界壁の不備・不適合	外壁部の不備・不適合	天井部・屋根裏の不備・不適合	不備・不適合の合計棟数
ゴールドレジデンス【 GR 】	1,660	546	546	641	945
ニューゴールドレジデンス【 NGR 】	679	225	326	－	326
ヴィラアルタ【 AGR 】	153	－	53	－	53
合計棟数	2,492	771	925	641	1,324

上記各項目の界壁、外壁、天井部施工の
不備および不適合の内容は以下の通り。↓

さらに、神戸新聞NEXTが公開している
「 天井部分にと耐火上の不備がある
兵庫県内のレオパレス21の棟数 」の
60棟の各市の一覧表示は以下の通り。↓

レオパレス21は「 敷金礼金0 」の商法か、
もしくは「 保証人不要 」の賃貸物件を提供し、
業績を大幅に伸ばしてきた不動産会社である。

だが実は、レオパレス21は以前から隣人の生活音が
聞こえるほどに壁が薄いなど、施工不良が指摘されていた。

レオパレス21GRの都道府県別の施工不良一覧

　では、レオパレス21ゴールドレジデンス【 GR 】の
種類の施工不良物件で、都道府県別にまとめた
一覧表があるので見て頂きたいが、文字が小さくて
読めない場合は、ピンチインで拡大を。↓

日本全国47都道府県別に、黄緑色の
欄が、施工不良物件が有る。

本稿を作成していて思わず、昨年2018年10月に発生した
KYBの免震ダンパー改ざん問題を思い出してしまったが、
あちらは引っ越しの必要が無いし、大きな損害を
被った方々は居ない様に思うが、レオパレス21は
物件のオーナーさん達の悲痛な声が上がっている。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kyb/”]

レオパレス21NGRの都道府県別の施工不良一覧

　では次にレオパレス21のニューゴールドレジデンス
【 NGR 】の施工不良物件の都道府県別の一覧表だ。↓

レオパレス21の場合、建築基準法違反の
物件を調査し回収工事を行う際に、どうしても
入居者に転居を、お願いすることになる。

つまり引っ越しであるが、4月の引っ越しラッシュ前で
運送業者は既に予約が一杯で、申し込みが出来ない状況
なのだという。[ leopalace21 ]

つか、引っ越しってメチャクチャ面倒で
費用はレオパレス側が負担するにしても、
かなりの労力と時間を使うことになる。

これは住人側にしてみたら「 冗談じゃない！ 」
と、ぼやきたくもなるだろう。

レオパレス21AGRの都道府県別の施工不良物一覧

　では、レオパレス21のヴィラアルタ【 AGR 】の
施工不良物件の各都道府県別の一覧も見ていこう。↓

以上が、レオパレス21の施工不良物件の種類別の
47都道府県別の棟数の一覧表になる。

昨年に発覚したKYBの制震・免震ダンパーの
データ改ざん問題では、民間のマンションも
含まれていたが、基本的には地下の補修工事
なので、入居者は引っ越す必要が無かったし、
オーナーも大きな損害を被るとも無い様に思う。

つか…一回、レオパレスの建物から転出した
住人の方々が、再び面倒な引っ越し作業をしてまで
改修工事が終わった物件に戻ってくれるだろうか？

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/manshon/”]

レオパレスの施工不良物件で壁や屋根裏の状態は

　レオパレス21の施工不良物件は、基本的に
各世帯間の壁である界壁および外壁、そして
天井、屋根裏に建築基準法に適合していない
施工不備が1,324件も、指摘されている。

だが、新たな施工不良物件を加えた1,895棟が
建築基準法違反であるとの発表が、なされた。

レオパレス21のアパートで施工不良が見つかった問題で、
石井啓一国土交通相は19日、173自治体が1月末時点で
1895棟の建築基準法違反を認定したことを明らかにした。

同社が2018年4～5月に公表した施工不良が対象。

壁には耐火性の低い未許可の発泡ウレタンが
使われているが、実は隠蔽されていた可能性が高い。

界壁の施工不備で、本来石膏ボード2枚の所を
1枚しか無いことが発覚した違法建築物件である。

界壁とは共同住宅など各住戸の間を区切る壁のことを言います。

界壁は、「 防火 」「 遮音 」について建築基準法等、
関係法令の技術的基準に基づく性能を満たし、小屋裏・
天井裏まで達するように設ける必要があります。

不肖この私めも、以前にトラック運転手をしていた
時に石膏ボードは何度も建設現場に運んだものだが、
通常は2枚を挟んで使い、かつ中には断熱材が入る。

レオパレス21の建物は、住人の証言では壁が薄くて
隣の部屋の住人の、いびきや携帯の着信バイブ音、
足音などの生活音が聞こえるという。

また、本来なくてはならない屋根裏の界壁もない。

施工不良物件とは、言い換えれば「 欠陥住宅 」
そのものであり、転居を余儀なくされた入居者も
大変だが、物件に投資した不動産オーナーも
悲鳴を上げている。[ leopalace21 ]

今回の改修工事の影響で、間違いなく「 空室 」
が増えることは想像に難（ かた ）くないからである。

最悪、レオパレス21側に対して不動産投資した
施工不良物件のオーナー達の集団訴訟も予想される。