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競泳の池江璃花子選手【 18 】が、合宿先の
オーストラリアで「 肩で息をしている 」体調不良を
訴えたことにより急遽、現地のゴールドコーストの
日本人医療センターで、心電図と血液検査を実施。
日本での精密検査を奨められたので2019年の
2月8日に日本へ帰国し、病院で血液検査を実施。
検査結果で池江璃花子選手は「 白血病 」と
診断され即日入院し、今後は日本選手権を欠場し
治療に専念する見通しだと、日本水泳連盟が
12日の記者会見で明らかにしたが!?
【 本稿の記事ページの目次 】
水泳選手の池江璃花子選手は高校3年生でありながら
5つの日本記録保持者で、かつアジア大会では史上初の
6冠を達成されている将来を嘱望される逸材である。
そんな池江璃花子選手が白血病にかかったと
報じられているが、なりやすい人はいるのだろうか?
急性リンパ性白血病( ALL )の原因として、
ウイルスや有機溶剤( ベンゼン、トルエンなど )、
喫煙、老化などさまざまなものが考えられて
いますが、関連性が十分に解明されておらず、
多くは原因が不明です。大量の放射線被曝や抗がん剤治療を受けた後は
白血病がおこりやすいことが知られています。遺伝性の病気ではないため、
親から子供に伝わることはありません。
「 血液のがん 」と言われる白血病は、
造血細胞が骨髄で異常増殖し、正常な造血を
阻害するようになる病気である。
会見に臨んだ日本水泳連盟の三木二郎コーチ【 35 】は
「 池江璃花子選手は肩で息をしていた 」と語っていた。
上記引用の症状は「 動悸、息切れ 」であるが、
同じ白血病でも、急性リンパ性白血病( ALL )
だけではく、急性骨髄性白血病( AML:Acute
Myeloid Leukemia )でも同様の症状が出る。
造血機能の障害:赤血球減少( 貧血 )
息切れ、動悸、倦怠感など
なお、急性骨髄性白血病はウィキ情報では、
( AML:acute myelogenous leukemia )と、表記される。
で、白血病になりやすい人は遺伝の影響も明らかに
されていないので「 不明 」であるのが結論だ。
ただし2種類のみ、ウイルス性の白血病が存在する。
一つは日本で同定された成人T細胞白血病で、
レトロウイルスの一つ HTLV-Iの感染が
原因であることが明らかになっている。もう一つは急性リンパ性白血病バーキット型
( FAB分類ALL-L3 )の中でアフリカなどの
マラリア感染地域に多い風土病型といわれる
タイプでEBウイルスとの関連が指摘されている
ただし今回、池江璃花子選手が体調不良を
訴えた渡航先はオーストラリアなので、アフリカではない。
いずれにしても、池江璃花子選手いかんに
関わらず、遺伝や環境から「 白血病にかかりやすい人 」
は特定されていないばかりか、発症の原因
自体が、はっきりしておらず不明である。
つまり「 偶然の確率 」であると言う事。
白血病に詳しい江戸川病院腫瘍血液内科副部長の
明星智洋医師はこう語る。「 白血病にはさまざまな種類があり、
必要な治療法もそれぞれ異なります。年齢や報道されている症状から、
池江選手はリンパ性だと予想されます。リンパ性の場合、最初は『 寛解導入療法 』と呼ばれる
強い抗がん剤治療を行います。それによって、『 完全寛解 』という骨髄機能が
正常に近づく状態を目指します。
専門家である医師が、池江選手の白血病は
リンパ性であると予想している。
民族や年齢および性別によって、白血病に
かかる割合は若干の違いが見られるデータが有る。
以下の一覧表は、2005年の国立がん研究センターの
データによる日本の年齢別と性別の白血病罹患率だ。↓
池江璃花子選手は、18歳なので上図の一覧表では
「 15歳~19歳 」の女性の位置に該当する。
すると、10万人あたりの罹患率は1人ないし2人
なので、非常に発症確率は低い事がわかる。
そして、年齢が上がるに従って同時に罹患率も
上昇していくことが、グラフデータから分かる。
では、白血病の診断が下された池江璃花子選手が
病気に、なりやすい人か?は原因が解明されて
いないので、断言はできないのである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/cancer/”]
2005年から2009年にかけてアメリカ合衆国に
住む各国の民族の違いで白血病の罹患率を、
一覧表にしたものが、以下の画像である。↓
上記引用の画像データでは、5種民族の中で
日本人である池江璃花子選手を含むアジア人が
女性、男性ともに白血病への罹患率が一番低い。
年間10万人あたり、男性が8.8人、女性が6.3人だ。
ただし、上記のデータはアメリカインディアンおよび
アラスカ先住民、白人、黒人、ヒスパニック人種に
比べてアジア人は白血病への罹患率が低い、という事だ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/survival-rate/”]
1章でも申し述べたが、基本的に白血病は遺伝しない。
ところが、フィラデルフィア染色体( Ph )の
突然変異てきな、染色体異常に拠って
発症する病気が白血病である。
これまでに、急性白血病に関係する
さまざまな染色体の異常が見つかっています。また、染色体が正常に見えても、
染色体に含まれる遺伝子の一部に異常が
見つかる場合もあります。ただし、遺伝子の異常が関係していると言っても、
白血病は親から子へ遺伝する病気ではありません。
つまり、フィラデルフィア染色体の
異常によって白血病が見つかる事が分かっている。
慢性骨髄性白血病( CML )が発症する原因は、
この染色体上にあるBCR-ABL( ビーシーアール
エイブル )遺伝子と呼ばれる。
BCR-ABL遺伝子に異常が起きて入れ替わる現象を
「 相互転座 」と言うが、なぜ起きるのか?に
ついては、いまだに原因が特定されていない。
BCR-ABL遺伝子に異常が起きる理由が
分かれば、白血病の原因も分かるはずだ。
白血病は、初期の段階から慢性と急性とで
症状が分かれるわけではなく最初は慢性から入る。
2~3年すると、慢性白血病から急性白血病に
変化すると言われている。
そして白血病は慢性と急性で、それぞれ
リンパ性のものと骨髄性の2種類に分かれる。
白血病を大まかに分けると以上の4つに
大別されるが、FAB、WHO、症候学的分類でさらに
細かく細分化されるのだ。
池江璃花子選手が白血病であるとは報じられたが
上記の、どの分類に属するかまでは公表されていない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/pancreas/”]
しかし、アジア人は他の民族に比べたら白血病に
かかりやすい人種ではないことは分かった。
また、年齢が高いよりかは低い方が白血病に
かかりにくい人で有ることも分かった。
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2019年2月12日
ここで、記事タイトルに対する結論であるが
池江璃花子選手は白血病に、なりやすい人では
無い、年齢と人種であると言える。
だが現実問題として実際に白血病を発症した。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/ikee-rikako/”]
いまは、池江璃花子選手の完治を望むファンの
方々が、さぞ心配されていることと思う。
日本水泳連盟は、白血病の治療を最優先にし
練習は病状が回復してから行う方針だとした。
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