台風22号2019年はインドに上陸?米軍JTWC進路予想図

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台風22号2019年はインドに上陸?米軍JTWC進路予想図

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matmo

 2019年の台風22号マットゥモ[ matmo ]が、フィリピン海から南シナ海に渡り
ベトナム、タイを横断し、ベンガル湾の海上からインドに向かって北上している。

米軍JTWCの衛星画像に台風22号の進路予想図

matmo
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【 引用ここまで↑出典:米国海軍公式ウェブサイト海軍気象海洋コマンド 】

 下が2019年10月30日の水曜日の午前6時( JST日本標準時 )に発行された
米軍JTWCの北西太平洋地域の最新情報で台風22号の進路予想図で、
上の画像が7日の午後6時に発行された進路予想図だ。

米軍衛星画像のABIO地域はAbbreviated Pacific Westの略で、インド洋の略図だ。

進行方向は日本列島ではなく、南シナ海の海上をベトナムがある西の方角に
向かって進んでいたが、ベトナム、カンボジア、タイを横断し
その後ベンガル湾で発達しながらインドに向かって北上中だ。

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台風22号の米軍JTWC警告文での位置を地図で

 発生した台風22号マットゥモの初回の警告文が、2019年10月30日の午前6時に発行された。

熱帯低気圧23W( 23 )警告#01 29/2100Zに発行 」より引用↓

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【 引用ここまで↑出典:米軍Joint Typhoon Warning Center 】

移動【 MOVING 】の方角は285°なので、西北西の方角に進んでいる。

進行速度は14KNOTSなので、時速25.9キロでロードバイクなみのスピードだ。

米軍の衛星画像ではフィリピンの西の海上に映っているが、
ルソン島の西( 左 )側にあり
、Googleマップで表示すると以下の場所にある。↓

10月30日の午前3時現在の位置の座標は、北緯12.6°N、東経112.7°Eで、沖縄県糸満市の南端から
南東方向に 2,166.36km( 1,346.11マイル )の南シナ海の海上に位置する。

ヨーロッパ予報の気象データで生成のWindyで

 ヨーロッパ中期予報センターECMWFの気象データをベースにして
生成されている「 Windy 」でも台風の動きを確認できる。

画面左下の再生ボタンで、9日先までの気圧の動きを
アニメーション映像で確認する事が出来る。( 21日時点 )

ちなみに昨年の2018年の9月に発生した台風22号マンクットの
ヨーロッパECMWFの進路予想図の記事は、以下のリンクカードから。

気象庁の予報で台風22号の進路はベトナム方面

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気象庁公式ホームページ「 台風経路図/台風第22号 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1922.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。

最大風速が毎秒23m/sメートルの弱い勢力の台風22号は、10月31日に
ベトナムに上陸し、カンボジア方面に移動する予報になっている。

気象庁の台風情報では台風22号の気圧配置図は、どうなっているのか。

matmo

気象庁公式ホームページ「 天気図( 実況・予想 )アジア太平洋域 」[ https://www.jma.go.jp/jp/g3/asia_c.html?area=jp&time=19102921 ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。

上の画像は、気象庁の29日の午後9時時点の気圧配置予想図だ。

フィリピンの西側の南シナ海の海上に1,004hpaのTD( Tropical Depression )
熱帯低気圧が見えるが発達した台風22号が、31日にカンボジアに上陸する時の中心気圧と同じ数字である。

10月28日現在のEARTH気流で台風22号の卵は?

 今現在の気流の位置や流れの状態を確認できる「 Earth Wind Map 」で、
台風22号の卵が発生しているか否かを確認してみる。↓

GFS/NCEP/US National Weather Service 」より引用↓

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【 引用ここまで↑出典:earth.nullschool.net 】

上の気流画像は、2019年10月28日の午前6時現在のコンテンツだが、
台風22号の卵となる熱帯低気圧らしき気流の渦が確認できた。

観測の高度は、500hpaで米軍JTWCの衛星画像と同じ、フィリピンのミンダナオ島の東の海上に低気圧の気流の渦が発生していることが、画像から分かる。

ちなみに「 GFS 」とは、国際環境予測センター ( Global Forecast System )
の略で、earth.nullschool.netが提供している。

アメリカ海洋気象庁National Oceanic and Atmospheric Administration【 NOAA 】や
アメリカ国立気象局NATIONAL WEATHER SERVICEの気象データが、ベースとなっている。

2章に貼った動く映像で台風と気流の流れが確認できる、「 ウィンディ:Windy 」は、
ヨーロッパ中期予報センターの気象データを基に生成したECMWFモードだが、
earth.nullschool.netのデータを元に生成する「 GFSモード 」もある。

以下のリンクカードの記事は、昨年2018年の9月に発生した
台風22号マンクットの米軍JTWCの進路予想図である。↓

台風が発生するフィリピン海の海面水温は何℃?

matmo

 気象庁公式ホームページ「 日別海面水温/10月20日 」[ https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。

 基本的に台風が成長する条件の一つとして、海面水温が26.5℃以上である事が上げられる。

台風19号が発生したときよりも、じゃっかん下っているものの
10月下旬のフィリピン海の海面水温は、27℃前後はある。

むろん熱帯低気圧が発生して台風が発達する条件は海面水温の高さだけではないが
まだまだ油断できる状態の温度ではない。

今後も、台風22号の最新情報に細心の注意を払って行きたい。

なお、昨年の台風22号の名前は「 マンクット 」であったが、
実は、以前の名前は削除された「 ドリアン 」であった。

たまごとなる、熱帯低気圧も発生していない台風22号マットゥモ
[ matmo ] の名前の意味は「 大雨 」で、命名国は米国である。

台風の被害は19号ハギビスで、こりごりなので台風22号マットゥモが発生したとしても
まとも 」な台風には発達して貰いたくないと願うばかりである。

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