茨城県なか那珂川が決壊した場所がどこかをGoogle地図で!

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茨城県なか那珂川が決壊した場所がどこかをGoogle地図で!

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nakagawa

 記録的な大雨を降らせ、未曾有の水害を巻き起こした台風19号の影響で
茨城県の那珂川( なかがわ )が氾濫し堤防が決壊し、濁流が流れ込んだが
冠水した水戸市内は10月15日になっても浸水が引かない。

氾濫した茨城県水戸市内の場所がどこかをGoogle地図で表示する。

茨城県の那珂川が氾濫した場所は水戸北IC付近

 まずは、茨城県の那珂川が氾濫した場所が、どこなのか?から

那珂川周辺 広範囲で浸水 」より引用↓

水戸市によりますと、大規模な浸水が起きているのは水戸市を流れる那珂川の周辺にある岩根町や飯富町、藤井町周辺です。

このあたりは那珂川に向かって藤井川や田野川、西田川といった支流が流れ込むあたりで、
市によりますと、これらの支流の川があふれたとみられるということです。

【 引用ここまで↑出典:NHK茨城NEWS EWB 10月13日16時06分 】

上の記事の引用文から、まずは那珂川の氾濫によって大規模に浸水した「 藤井町 」の地図から。

次に氾濫による冠水被害が報告されている「 岩根町 」のGoogleマップ。↓

次に「 水戸市の飯富町と渡里町 」であるが、ここの場所がニュースなどで報じられている
水戸北スマートインターチェンジや、屋根まで冠水しているファミリーマート、
ホームセンターの山新が水没している最も浸水域が深く、災害が大きい地点だ。

ニュース報道の映像で流れている常磐自動車道の水戸北スマートICの
看板だけが見え、左側に水没した山新の店舗が見える道路は以下の場所だ。↓

那珂川の氾濫地域で最も酷い場所は「 水戸北スマートインターチェンジ 」を中心とした水戸市飯富町と渡里町の一帯だろう。

上のGoogle地図は、水戸北スマートICと4.6キロに渡って通行止めが続く国道123号線との交差点の位置を広域で示した。

茨城県水戸市飯富町は建物の1階部分が完全に水に浸かり、2階部分の屋根しか見えないので
氾濫した那珂川から浸水した被災地域では、一番ひどい状態になっている。

15日の午後2時の時点で水戸市内は、700件が停電しているという。

では、氾濫した那珂川の堤防が決壊した場所は、どこなのか?

那珂川が決壊した場所はどこかのGoogle地図

 那珂川の堤防が決壊した場所は那珂川に架かる「 千代橋 」の脇で、
住所地は、茨城県那珂市下江戸で有ることが分かった。

報道で言われているのは、那珂川の支流が流れ込む藤井川や西田川、田野川付近からの浸水だ。

上のGoogleアースは那珂川の決壊場所の地図だが、おそらくここ1箇所だけではない。

最も深く浸水した水戸北スマートインターチェンジ付近からは直線距離にして、7.99km( 4.96マイル )離れている。

上は広域地図での那珂川が決壊した場所の地図だが、以下にGoogleストリートビューでも表示する。↓

画面に向かって左が那珂川と決壊した堤防になり、後方に
千代橋が架かる茨城県道61号日立笠間線が走る。

つまり堤防が決壊したときには、那珂川の濁流が画面右に向かって流れ込んだのである。

茨城県常陸大宮市で那珂川の堤防が決壊した場所

 実は那珂川が決壊した場所は、茨城県那珂市下江戸だけではなく
「 常陸大宮市 」( ひたちおおみやし )の2箇所でも起こっていた。

記者発表資料 」より引用↓

台風第19号の大雨により、那珂川左岸40K付近( 茨城県常陸大宮市野口地先 )、
那珂川右岸41K付近( 茨城県常陸大宮市下伊勢畑地先 )、で堤防決壊【 第 1 報 】

【 引用ここまで↑出典:国土交通省関東地方整備局河川部/令和元年10月13日( 日 )15時00分 】

上の国土交通省の発表PDF資料によれば、茨城県常陸大宮市の「 野口地先( 那珂川左岸 )」と
同市の「 下伊勢畑地先( 那珂川右岸 )」が堤防決壊の箇所となる。

まずは那珂川左岸の破堤地点である茨城県常陸大宮市野口だが、
「 那珂川河口より39.5km左岸 」が、破堤地点となる。

浸水状況図 」より引用↓

nakagawa

【 引用ここまで↑出典:www.ktr.mlit.go.jp 】

上の那珂川の決壊場所を以下にGoogleマップで。↓

対する堤防波堤した那珂川右岸の常陸大宮市下伊勢畑41Kの場所が、どこかをGoogle地図で。↓

那珂川右岸の地図画像は、国土交通省からピンポイントの
決壊場所が公開されていないようなので、大まかな表示になる。

位置的には、那珂川右岸の堤防破堤した位置から斜( はす )向かいの地区になる。

10月15日の午後3時の時点で、常陸大宮市の浸水被害は床上と床下を合わせて538軒にも上るという。

茨城県の水戸市も那珂市も仕事で何度も行ったことが有る馴染みの深い場所なので、
浸水被害がここまで甚大となると複雑な心境になる。

久慈川が氾濫した茨城県大子町の場所の地図

 那珂川とは繋がっていないが、同じ茨城県内を流れる一級河川の
久慈川( くじがわ )でも、大子町役場から100メートルの地点が氾濫した。↓

被災された住民の方の話しによれば、「 大子町は器の様な形をしている 」
とのことだが、低地だった大子町の中心部が冠水被害に見舞われた。

しかし、Google地図を確認すると氾濫した地点の久慈川は支流の「 合流地点 」だ。

茨城県内に限らず、河川の氾濫は支流と本流の合流地点で多発しているので、
町内が冠水した一因にもなっているのだろう。

那珂川の氾濫に対するインターネット上の反応は?

 本章では、茨城県の那珂川で発生した氾濫に対するインターネットユーザーの
反応を掲載させていただくが、災害の様子の画像はポリシー違反になるので控える。

それにしても、那珂川の氾濫による水戸市内の浸水は、かなり深いようだが
一番の水深があると思われる水戸北スマートICがある常磐自動車道は車が普通に走行している。

しかし水がなかなか引かない状態で、依然として被災地域は家屋の2階の屋根が見える状況。

被災された方々が一様に言う言葉が、「 まさか決壊して家の中にまで水が入るとは全く思ってなかった 」だ。

「 一応、避難しておこうと思っていたが、まさかここまで酷いとは思っていなかった 」

「 台風とか少し心のどこかで自分家は大丈夫とか他人事みたいな風に思っていたのかなって、
本当にこんなに水浸しになると思っていなかったので他人事だと思ってテレビ見ていた 」

驚くほど被災者の方々は、一様に「 まさか自分が 」と、おっしゃっている。

同じ茨城県内の常総市に住む不肖この私めも同じ感情を抱いてはいたが、
たまたま台風19号に拠る河川の増水による氾濫で被災ぜずに済んだだけだ。

まさに「 運 」以外の何者でもないが国は、これから被災された方々に
出来得る限り最大限の生活再建の支援を、して頂きたいと思う。

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