平昌オリンピックの開会式会場が酷寒なのに屋根なしの理由

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平昌オリンピックの開会式会場が酷寒なのに屋根なしの理由

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pyeong-chang

 2018年2月9日から始まる韓国開催の
平昌( ピョンチャン )オリンピックの開会式会場は、
零下の酷寒だと伝えられている。

韓国政府が予算削減のために案を出した

 平昌オリンピックの開会式会場である
「 平昌オリンピック・スタジアム 」が、
あまりの酷寒の為に昨年の11月4日の夜に開かれた
K-POPコンサートで5人の観客が軽い低体温症で
病院に救急搬送されている。

別名「 オリンピック・プラザ 」とも呼ばれる
平昌の開会式場だが、屋根なしで何しろ寒いのだ。

平昌オリンピック・スタジアムでコンサートが
行われた日の温度は2°で有ったが、冷たい風が吹いていたので
体感温度は氷点下だったと言われている。

そんな寒空の下で催される平昌オリンピックの
開会式は9日の夜8時から始まる予定だ。

観客には防寒対策の為に毛布とホッカイロが
支給されるとの事だが、果たして十分と言えるのか?

以上の状態で防寒対策を施すなら、
東京ドームの様な屋根を設置して、
暖房入れてくれりゃあ良いのに~…って思う。

しかしながら、平昌オリンピック・スタジアムに
屋根が設置できない理由は韓国政府が
建設費に難色を示した為
だったのだ。

しかも、屋根が付いていないだけでなく
ネット民の間で言われている問題が、
心もとないスタジアム構造の基盤である。

もともと、平昌オリンピック・スタジアムは
17日間の冬季五輪が終わったら、解体する前提の建設だ。

そこで予算を削減する目的で解体が
し易いような簡素な造りのスタジアムを
建設したと言われている。

( 以下「 平昌冬季五輪、メイン会場を報道陣に公開 」から引用 )↓

オリンピックプラザは五輪・パラリンピックの開閉会式の会場。

総事業費は約1,200億ウォン( 約120億円 )で、
収容人数は約3万5千人。

終了後に解体するため、簡易な構造を採用した。

( 引用ココまで・出典:日本経済新聞 )↑

一部では開会式の会場の建設費が
日本円換算で64億円だと報じられているが、
この額は韓国政府が負担する分で、実際には
2倍近くの建設費が投じられている。

しかし、それでもなお開会式会場の建設費の
出費を渋る韓国政府が提示した案に拠って、
建設地が二転三転したのが現状だ。

( 以下「 強風、大勢の観客移動で揺れる開会式スタジアム 」から引用 )↓

今度は政府が2014年11月、予算削減のため
江陵総合運動場を改造して開・閉会式の
会場にする案を打ち出した。

一部を撤去しやすいように建てられたスタジアムは
安全問題が懸念されていると中央日報は報じる。

現場労働者の話として「 大会後、撤去しやすいように
アルミ構造物で建設している 」と伝えている。

( 引用ココまで・出典:産経ニュース )↑

上記の内容をまとまると、大韓民国の政府が
平昌オリンピック・スタジアム建設費用に
予算削減のために解体しやすい構造で
工事されたために、酷寒に加えて「 安全性 」までもが
心配される構造になっている
、というのが真相か。

それでは、平昌オリンピック・スタジアムが
建設される場所の気温は例年2月だと
何度くらいまで下がるのであろうか?

2013年に氷点下20.3°を記録した平昌郡

 昨年11月の時点で低体温症で救急搬送されるほどの
寒さを記録する韓国の平昌。

正確な住所地は「 江原道平昌郡大関嶺面水下里
( 수하리 )166-16 」だ。↓

しかも2013年には零下-20°以下を記録したのだと言う。

この状況で強い北風が吹いたら、体感温度は
零下30°にも達する可能性が出てこよう。

予算の削減も大切だが、観客の安全と
健康には最低限の気配りを見せて欲しい。

平昌オリンピックの開会式に安倍首相が出席

 酷寒と構造上の安全性が心配される
平昌オリンピックスタジアムの開会式には
安倍晋三総理【 63 】の出席が決まっている。

「 直接、選手たちを激励したい 」との安倍首相の
熱い思いもあるが、開会式が行われる9日には
韓国の文在寅大統領【 65 】との日韓首脳会談も
予定されている。

2018年の今年は何人の日本人選手の
メダリストが生まれるのであろうか?

余談だが、安倍首相の得意種目である
「 アーチェリー 」は平昌五輪の種目の中には
入っていない様である。(^_^;)

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