台風17号2019年の米軍JTWCとヨーロッパ予報の進路予想図

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台風17号2019年の米軍JTWCとヨーロッパ予報の進路予想図

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 2019年の台風17号ターファー[ tapah ]の、たまごらしき熱帯低気圧がフィリピン海に出現して、9月19日の午後3時に沖縄の南で台風が発生したと日本の気象庁が発表した。

アメリカ米海軍の合同台風警報センターが公開している進路予想図を詳しく解説。

さらに9月下旬には、まだ熱帯低気圧の発生も予報されていない台風18号ミートクの進路予想図をヨーロッパ中期予報センターが、いちはやく公開しているので詳しく!↓

台風18号2019年の米軍JTWCとヨーロッパ予報の進路予想図

ヨーロッパ中期予報センターECMWFは、9月23日に日本の九州地方北部に接近する見通し。

台風17号2019のたまご米軍JTWCの最新情報は

JTWC Tropical Warnings 」より引用↓

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【 引用ここまで↑出典:Official U.S.Navy Website 】

上の米軍JTWCのABPW( ABbreviated Pacific Western
北西太平洋の縮図 )で、熱帯低気圧の前身である熱帯撹乱の「 95W 」は
実は台風16号ペイパーが出現する前からマリアナ諸島付近に発生していた。

しかし、台風には発達せずに徐々にフィリピン海を西( 左 )に移動していたが、
ついに台風に発達し、22日に米軍は#12回目の警告情報を出してきた。

台風17号から米軍の進路予想図もリニューアルされ、最大風速の「 KNT 」
ノットも記載されることになったので時刻とともに「 強さ 」も同時に見れる。

強い階級の台風には成長しないものの、9月21日は沖縄県、22日には九州地方に最接近する

そして、9月24日の午前3時には弱い勢力に減衰しながら北海道地方に上陸する見通しだ。

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台風17号のアメリカ海軍JTWCの警告文の内容

 2019年9月22日に米軍JTWCは午前9時( 日本標準時 )時点の台風17号の卵となる熱帯低気圧の12回目の警告で最新情報を発行した。↓

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トロピカル・ストーム( 台風 )の移動の方角は20°の北北東で、速さは時速22.2キロ( 12ノット )なので自転車が進む速さだ。

最も成長する9月22日の午前3時の最大風速は秒速30.84m/sメートル毎秒の予報だが、気象庁が定める33m/s以上の強い台風には発達しない見通し。

また、22日の午前3時時点の熱帯低気圧の存在位置は北緯29.6°N、東経が126.0°Eとなり長崎県平戸市野子町の本土最西端の道から 509.52km( 316.60マイル )南西の東シナ海の海上にあり、その場所をGoogle地図で以下に表示する。↓

ヨーロッパ予報の9月23日の予想位置は九州接近

 ヨーロッパ中期予報センターECMWF:European Centre for Medium-Range Weather Forecastsの、26日の予報まで。

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【 引用ここまで↑出典:ヨーロッパ中期予報センター 】

 ヨーロッパ予報では、令和元年の9月23日の秋分の日の午後9時( 世界標準時のUTCから日本標準時JSTに換算 )に
九州地方の北部に最も接近する進路予想図となり、かつ台風の強さも増している。

台風の強さを示す色分けで見ても「 強い 」階級の秒速17m/sメートル毎秒を示している。

台風の目の中心ではなく、最も風力の強い位置の場所の座標は北緯34.72°N、
東経が129.67°Eで、Google地図で表すと移動場所は日本海になる。

ヨーロッパ予報の9月24日の予想位置は東北接近

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 9月24日の進路予想図は日本海を抜けて、東北地方の西( 左 )側の脇に接近している。

台風の強さは弱まっているがまだ形は、はっきりと確認できる状態だ。

ヨーロッパ予報の9月25日の進路予想は太平洋

 9月25日の予報では東北地方を横断し太平洋へ抜けているが、だいぶ勢力は弱まり形も崩れている。

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ヨーロッパ予報の9月26日は太平洋沖で減衰へ

 9月26日になると、北海道地方から更に太平洋沖に離れ
減衰して温帯低気圧に変わる進路予想図になっている。

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自動更新で動く台風17号の進路予想図はWindy

 前章まで示したヨーロッパ中期予報センターの進路予想図は、
9日先までの見通しなので、どうしても変わってきてしまう。

そこで最新の情報に自動更新し続けてくれる動く画像の「 Windy 」なら、
台風17号の進路予想図が変わっても、すぐに反映されるのでとても重宝する。↓

気象庁の海面水温でフィリピン海は30℃前後に

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気象庁公式ホームページ「 日別海面水温 」[ https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html ]を、瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。

台風17号ターファー[ tapah ]の卵は、発達する条件のひとつである
フィリピン海の周辺海域の海面水温が30℃前後あることだ。

とは言え、台風16号ペイパーは発達せずに減衰しているので一概に海面水温だけで
台風の発達を予想することは出来ないが、ヨーロッパの予報は一つの目安である。

気象庁JMAの台風第17号の予報は北海道へ上陸

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 気象庁公式ホームページ「 台風経路図/台風第17号 」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1917.html ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。

気象庁も9月19日になって熱帯低気圧aの発生を発表したが、20日には最大風速が
秒速18m/sメートル毎秒に達し、台風第17号に発達する予報を出した。

台風第17号 ( ターファー )令和元年09月20日06時45分発表 」より引用↓

23日03時の予報/強さ – 存在地域 日本海
予報円の中心 北緯36度25分( 36.4度 )東経130度25分( 130.4度 )
進行方向、速さ 北北東 40km/h( 21kt )中心気圧 975hPa
中心付近の最大風速 30m/s( 60kt )最大瞬間風速 45m/s( 85kt )
予報円の半径 260km( 140NM )暴風警戒域 全域 370km( 200NM )

【 引用ここまで↑出典:国語交通省/気象庁 】

20日の金曜日の午前6時に台風17号が発生するとの予報だったが、実際には19日の午後3時ごろに発生した。

中心気圧は975ヘクトパスカルで西北西の方角にゆっくり進んでいる、
風速15m/s以上の半径が500キロ以上の大型( 大きい )台風だ。

ただし、最大風速33m/s以上の「 強い 」台風には成長しない予報だ。

23日の午前3時の存在位置は北緯36度25分、東経130度25分で山口県長門市油谷向津具の
川尻岬の北端から223.79km( 139.05マイル )北北西の日本海の海上にある。↓

EARTHで見る9月22日の午後3時現在の位置

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【 引用ここまで↑出典:Global Climate Strike/EARTH 】

2019年9月22日の午後3時現在の位置をGoogle地図で表示すると以下の場所になる。↓

台風17号の存在場所は北緯32.59°N、東経127.65°Eで、長崎県平戸市野子町の西端から171.72km( 106.70マイル )西南西の東シナ海の海上にある。

22日には九州地方の宮崎県延岡市付近で、竜巻が発生し突風が吹き荒れて多数の被害が出ている。

17号ターファーの名前の意味は「 なまず 」

 台風17号ターファー[ tapah ]の意味は「 なまず 」で、命名国はマレーシアだが、台風委員会に50番目に登録されている。

ちなみに、2022年4月10日に発生した台風2号メーギー[ megi ]の名前の意味も、スペルは違えど同じ「 ナマズ 」であり、台風委員会の109番目に登録されている。

台風2号メーギー2022米軍JTWCヨーロッパ気象庁の進路予想

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