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3月16日に女優の宮沢りえ氏【 44 】がV6の森田剛氏と結婚された時の報告書に、したためた直筆のサインが話題になるとは夢々思わなかった~。
報道の内容では「 以前の崩した個性的な文字とは違い、正式な楷書で今回の再婚に対する並々ならぬ決意が伺える 」と伝えられた。
確かに画像で確認しても、非常に綺麗な楷書で書かれている美文字で、東京書道教育会の実務書道師範の免許を持っている不肖この私めでも十分に納得がいく上手さの字体である。↓
しかしながら森田氏との連名では「 宮 」の字体のクセがまるで違うので、まさか他の人間が代筆したのでは?と、いぶかる程の筆跡の違いも見られる。
では、以前に書かれた2016年3月18日の宮沢りえ氏の離婚発表時の直筆サインの文字を見てみよう。↓
「 宮 」の字の口と口を繋ぐ部分の筆順にして、7画目の斜めに降りる縦線の書き方が、まるで違う。
以前なら、まるっきり縦に下ろしていたのに今回の場合は、しっかりと繋げて斜めに書かれている。
また、宮の字の上のウ冠( かんむり )も異様に大きいのが宮沢りえ氏の手癖と言うか、字体の特徴の一つになっている。
今回の字体の綺麗さの原因が仮にニュースサイトの指摘通り、「 再婚に対する決意の表れ 」だったとしても、なにか手本を見ながら著名されたとしか言いようの無い字体ではある。
以前の宮沢りえ氏が書かれていた著名の文字を拝見させて頂くと、個性的では有りながらもお世辞にも美しい字体では無かった。
しかしながら、2年前に書かれた直筆の文字とはまるで違う楷書の字体が今回の森田氏との連名サインの美文字なのである。
ちなみに「 宮 」の字体の文字は全部で10画であり、正式な筆順は以下のサイトで学べる。↓
[blogcard url=”http://www.kaku-navi.com/kanji/kanji03503.html”]
今回、結婚を決めた宮沢りえ氏の書体は楷書であるが、もちろん他にも「 くずし字 」と呼ばれる行書体や草書体および、かなりマニアックな篆( てん )書体や隷( れい )書体なる字体も存在する。
不肖この私めが実務書道師範の認定を頂いた東京書道教育会は、公式Twitterアカウントでも字体に関する情報を発信されている。
上記の看板はマジ物であるが一応、個人名だけは規約上ぼかしを入れてある。
言わずもがな、宮沢りえ氏が書いた楷書体は新聞紙などにも印刷されている最も一般的な書体だ。
すべてのルーツは中国から伝わった漢字の、おおもとになっている硬骨文から始まっているのだ。
つまり、一般的にメジャーな三体の書は今回、宮沢りえ氏が直筆サインで書いた楷書体の他の行書体と草書体で、ほかに篆書体と隷書体が加わり、合計5書体ある。
東京書道教育会の公式サイトに記されている5つの書体を箇条書きに、まとめると以下の様になる。↓
篆書:直線とで構成されている荘重な書体で彫るのには適している。
隷書:行政等の実務には篆書から字形点画を整理した隷書が使われた。
楷書:楷書は最後に成立した最も一般的な書体。
草書:隷書の波勢が簡略化されてこれ以上は略せない書体。
行書:書体の性質上から字体の種類が豊富な文字。
感覚的には基本に忠実な楷書と、最も略して書く草書の中間が行書体である。
今回の宮沢りえ氏が書いた楷書体が
代筆でなければ、かなりの本気度が感じられる
直筆サインである。[ character ]
別に宮沢りえ氏の結婚を報告する
マスコミ各社に配信したファクスの直筆サインの
文字が代筆だと疑っている訳ではない。
しかしながら字体が、2年の間であまりにも
変化しているので、本稿で検証してみたくなっただけのことだ。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/artist/”]
不肖この私め自身も、宮沢りえ氏の字体が
どうのこうのと言えるほど綺麗な字を
書ける人間ではない。
では、美しく綺麗な文字を書ける様に
なるには、どうすれは良いのだろうか?
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/kanji/”]
むろん、ただ闇雲に字だけを沢山書けば
上達するものではない。
「 一流のプロが書いた手本を真似て練習する 」
書藝選抜展開催中です。
本日10日は17時まで、明日11日は朝9時半~12時までご覧頂けます。
入場は無料です。是非、書に触れる機会にお越しくださいませ。 pic.twitter.com/d1sKnVkwsC— 書芸学園 東京・大阪/東京書道教育会 (@shogei_net) 2014年5月10日
上記の反復練習に尽きるということである。
もしかすると、宮沢りえ氏も陰ながらに
美しい文字を書く努力を積み重ねて居たのかも知れない。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/dress/”]
だけど、ネット民の方々が宮沢りえ氏が
森田氏との連名で書いた直筆の文字の
字体にまで注目するとは驚いた。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/morita-gou/”]
不肖この私めが拝見させて頂いた時は、
上手いとも下手だとも思わなかったからである。
宮沢りえ氏本人が大変に、お美しいので
字体など二の次なのか?と思いきや、
以外に世間の方々の目は厳しめだ。
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