台風13号で米軍の最新情報と予想進路図

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台風13号サンサン2018年で米軍JTWCの最新情報は?

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shanshan

 台風13号サンサンの米軍の合同台風警報センター( JTWC )では最新の情報で、TS17Wと指定された台風が発生して関東地方に最接近するという、進路予想図が公開されているのでシェアしたい。

ところで、あなたが「 台風 進路予想2019 」と
検索されて当記事に、お越し頂いたのであれば
8月31日現在の最新の台風は13号の、レンレンなので以下の記事リンクに
米軍の進路予想図の詳細を記してある
ので、ご確認を頂ければと思う。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/lingling2019/”]

米軍の最新台風情報で13号は関東東北に再接近

 米軍の合同台風警報センター( 米ハワイ洲オアフ島の真珠湾 )
が最初に公開した初回の台風警告#1では、TD
( トロピカル・デプレッション )の17W
( SEVENTEEN:セブンティーン )だったが、
4回目の警告以降は気象庁発表と同じサンサン
【 shanshan 】に変更され、TDからTSの
トロピカル・ストームに格上げされた【 #25 】。

台風13号サンサン最新の予想進路図は以下の画像になる。↓

shanshan
shanshan

【 引用ここまで↑出典:Official U.S.Navy Website 】

上の経路画像を見て頂けると一目瞭然なのだが、
9日の木曜日の午前3時以降、関東地方に
最接近してから右に旋回して曲がってから
北東の方角に進む予想進路図に更新された!

台風13号サンサンの予想進路図と英文の
説明テキストだが、画像の見方としてはTSの場合、
3つの予報円が有り、それぞれの数値は以下の通り。↓

  1. 一番、外側の青い網目が暴風警戒域
  2. 一番、内側の青い中心の円:風速64ノット=32.9m/s
  3. 真ん中の赤い円:風速50ノット=25.7m/s
  4. 外側の赤い円:風速34ノット=17.5m/s

米軍が公開している最新予報図を
ご覧頂くと、お分かり頂けるかと存ずるが
今後は、風力を増して日本列島に向かって
ほぼ北の方角【 350° 】に向かって成長を
しながら北上し続ける予想進路図に変化した。

英文のテキストも、ご覧頂くと8月9日の木曜日の
午後3時の台風13号、TD17Wの予想最大風力は
60ノット( KTS )なので×0.51でm/sに換算すると
30.6m/sとなり、気象庁が定める階級の「 強い 」に
当たる33m/s以下の低い数値に落ちついた。

しかも、台風の強さは今がピークで今後は
徐々に弱まる予想になっている。

何度も、お伝えしているが米軍の台風情報は
時間表示がUTCの世界標準時で記されているので
UTCに+9時間を加えて、日本標準時のJSTに修正
しているので、お間違えなきように。

上の#23の英文テキストでは、JST換算で
8日の水曜日の午後3時に台風サンサンが居る位置
緯度「 35.3°N 」経度「 141.1°E 」の場所だ。↓

むろん米軍の台風予報は今後、更新される
たびに進路予想図も変わっていくが強くはならない。

ちなみに英文テキストの「 350-Degrees 」
とは方位が350°の方向つまり北北西【 337.5° 】と
北【 0° 】の方角の中間の方向に台風13号が
移動するという意味の和訳になる。

台風の移動の速さ【 MOVING 】は移動の意味で、
8KNOTS( ノット )なので×1.852で時速に
換算すると、14.816キロで進行する計算だ。

台風13号サンサンは今後も警戒が必要になるので本稿でも情報が更新され次第、随時最新の記事に書き換えて行く所存。

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米軍の台風13号の再接近地点の一覧の日本語訳

米軍の台風13号の英文テキストに記されている
CPA_TO:が再接近点を表しているが、主に米軍の
飛行基地場や基地名を示している。

見方としては、NMは海里であり×1.852で
その基地から何キロ離れた場所に台風がいるか、
の記載と、DTGはUTCで示した到達時間となる。

むろん、台風の警告表示が更新されている度に
表示される基地名も距離も時間も変わっていく。

米軍が示す台風13号の最接近地点の一覧
CPA_TO:最接近点 最接近点場所の住所 最接近地点からの距離 DTG:日時( JST変換 )
横須賀( 海軍施設 ) 神奈川県横須賀市 107.416キロ 9日:金曜日・午前4時
成田国際空港 千葉県成田市古込1−1 42.596キロ 9日:木曜日・午前6時
厚木( 海軍飛行場 ) 神奈川県綾瀬市と大和市にまたがる 133.344キロ 9日:木曜日・午前5時
米陸軍基地キャンプ座間 神奈川県相模原市と座間市にまたがる 129.64キロ 9日:木曜日・午前5時
横田基地内飛行場 東京都福生市大字福生2552 133.344キロ 9日:木曜日・午前6時
米海兵隊キャンプ富士 静岡県御殿場市中畑滝ヶ原街道R23沿い滝ヶ原自衛隊前 179.644キロ 9日:木曜日・午前4時
R2RS:在日米軍通信所 京都府京丹後市丹後町袖志 511.152キロ 9日:木曜日・午前6時
Misawa Base:三沢基地 青森県三沢市三沢下沢三沢平畑 307.432キロ 9日:木曜日・午後11時
Shariki Base:車力分屯基地 青森県つがる市富萢町屏風山 374.104キロ 9日:木曜日・午後10時

台風13号の最接近地点の一覧の更新は、
結構、計算が面倒くさくて、しんどいのでちょっと
遅れる時があるかもだが、そこは多めに見て頂けると
幸いである。( 更新の度に全ての数値が変わる。 )

8月9日の木曜日の午前6時の再接近点は、千葉県の成田国際空港から42.596キロの位置にまで台風13号が再接近する予想進路だという予報である。

台風13号サンサン気象庁の予報は関東上陸か?

 気象庁の最新の台風情報は8月8日の午後6時45分に
発表された予報が最新だが、千葉県に
最接近している予想進路図を描いているのだ!↓

shanshan

気象庁公式ホームページ「 台風13号サンサン 」
[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/b.html ]を、
当「 瓦版茨城 」のブログ運営者が加工して作成した。

8月9日・午前6時の予報

強さ:強い
存在地域:銚子市付近

予報円の中心
北緯 35度40分( 35.7度 )
東経 141度00分( 141.0度 )

進行方向、速さ:北15km/h( 8kt )
中心気圧:975hPa
中心付近の最大風速:35m/s( 65kt )
最大瞬間風速:50m/s( 95kt )
予報円の半径:60km( 30NM )
暴風警戒域:全域130km( 70NM )

【 引用ここまで↑出典:気象庁 】

上記引用の日本列島の関東地方に
上陸する、8月9日の金曜日の午前6時の
台風の予想位置をGoogle地図で示すと、千葉県銚子市の
犬吠埼灯台から、僅か12キロ東の海上だ
!!↓

気象庁は9日の木曜日の午前3時の時点での
予報の最大風速は35m/sとしており「 強い 」階級だ。

むろん気象庁の台風情報も今後、変わっていくので十分に警戒されたい。

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ヨーロッパの台風予想進路図と比較してみると

 台風13号サンサンの予想進路図は、
米軍【 JTWC 】や日本の気象庁【 JMA 】
のみでなく、ヨーロッパ【 ECMWF 】の
中期予報センターでも最新情報を公開している。

まずは、ECMWFが公開している8月8日の
水曜日と9日の木曜日、10日の金曜日の
台風13号の予想進路図を、ご覧頂きたい。

ECMWF台風13号進路予想図 」より引用↓

8月8日【 水曜日 】↓
europa
8月9日【 木曜日 】↓
europa
8月10日【 金曜日 】↓
europa
ecmwf

【 引用ここまで↑出典:ヨーロッパ中期予報センター 】

台風の風力の強さは色分けされているが
風速の基準値は、気象庁が公開している以下の
階級表を参考に、して頂ければと思う。↓

  1. 強い・33m/s( 64ノット )以上~44m/s( 85ノット )未満
  2. 非常に強い・44m/s( 85ノット )以上~54m/s( 105ノット )未満
  3. 猛烈な・54m/s( 105ノット )以上

4日の時点では、気象庁とアメリカ米軍、
そして上記引用画像で、お伝えしたヨーロッパの
それぞれの台風情報の予想進路図が三者三様だった。

つまり、まとめると気象庁は関東地方を直撃し、
米軍の合同台風警報センターとヨーロッパ
中期予報センターの台風予想進路図は、
東北地方の沿岸部に接近する
という予報を
出しているのである。( 5日の朝4時の時点で )

無論、今後も予報は更新され続けて変わっていくので、なんとも言えないが中でも米軍の気象予報は精度が高い、との見方も有るようだが果たして本当なのか?

台風13号の現在位置をリアルタイムに確認しよう

 いまは技術が発達したので、Googleアースの気流で
台風の状況が個人でもリアルタイムで確認できる
昔では考えられない良い時代に、なったものだ。↓

[blogcard url=”https://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=-216.66,26.85,979″]

それと、冒頭でシェアさせていただいた
米軍の台風の予想進路図の英文テキストの
予想到達時刻と再接近点は、何度も予報が
更新される度に「 ガラッ 」と変わってしまう。

米海空軍の公式ウェブサイト、共同台風警告センターが
公開している台風の進路予想図の見方や
英文から日本語への翻訳の仕方を細かく
詳しく解説した記事は、以下から見れる。↓

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/maria/”]

台風13号サンサンは、これから関東地方に
最接近する予報なので、引き続き本稿でも
最新の情報に上書きして、お伝えして行く。

台風13号に伴う雨量は何ミリくらい降るのか

 7日の午後6時、茨城県では大雨が降り出してきた。

台風には基本的に雨がセットで付いて来るが
なかなか雨情報まで同時に伝えている台風の記事が
見当たらないので補足情報として付ける事にした。↓

shanshan

shanshan

気象庁公式ホームページ「 今後の雨( 降水短時間予報 )」
[ https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/ ]を、
当「 瓦版茨城 」のブログ運営者が加工して作成した。

気象庁が公式に発表している今後の雨情報だが
台風の様に数日後までの予報は残念ながら無い。

8月8日の午後6時までに台風13号が接近する
関東地方から東北地方の太平洋側で、
5ミリ前後~20ミリまでの雨の予報だ。

台風13号が米軍の予想進路図通りに進む理由

 基本的に台風13号は米軍も気象庁も、ヨーロッパも僅かな違いは有れど、関東地方に最接近してから北東方向に急転回して海上に離れる予想進路図に、なっている。

[blogcard url=”https://takenori.info/blog/lingling2019/”]

では、なぜ台風13号は以上の様な動きをするのだろうか?

つまり、台風13号が太平洋を関東地方に進む理由は、東側に有る「 太平洋高気圧 」に干渉して沿う形で台風が進行するからである。

高気圧の中には熱帯的圧である台風は入り込めないので、寄り沿う形で進行する。

太平洋から、関東地方に最接近したときに東北地方を西から東に抜ける「 ジェット気流 」に阻まれて、また太平洋側に抜けていく時に北東方向に急転回すると動画では解説している。

台風13号と15号2019年ヨーロッパ予報の進路予想図の最新情報

しかも、台風は方向転換する瞬間が一番スピードが落ちるらしく時速10キロ程度だという。

まさに「 台風も車も曲がる時はユックリ 」なのだ。

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“台風13号サンサン2018年で米軍JTWCの最新情報は?” への2件のフィードバック

  1. より:

    台風きたら気象庁無視で速米軍予想へ

    • 小松 毅鑑 より:

       Xさま、気象庁は無視せずに米軍の予想進路図と照らし合わせながら
      最新情報を追っていくのが、精度の高い活用の仕方であると心得ます。

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 台風情報の瓦版茨城の運営者の小松と申します。台風速報!のYouTubeチャンネルも運営していますが、私は気象予報士ではなく元トラックドライバーですが、運転手の仕事に就いてから足掛け13年目で退職。その後はプロのブロガーに転身しましたが、ものごとの事象に真実で立ち向かいます。ここ茨城から世界に先駆けて台風関連の最新速報を中心に、エポックメーキングな情報発信をこころがけてまいります。ご意見やご要望、時にはお叱りなどもあるかもしれませんが、遠慮なくお問い合わせを頂ければと思います。^^

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