台風19号のヨーロッパの進路予想図2018年

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台風19号のヨーロッパの進路予想図2018年

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 2018年8月16日に、マリアナ諸島沖で発生した台風19号のソーリックは
ヨーロッパ中期予報センターだけが、17日の時点で9日先の進路予想図を出している。

ちなみに、2019年9月30日( 月 )現在の最新情報は台風19号ハギビスのタマゴ
なので、あなたが記事をご覧になるのなら以下のリンクカードから、飛べるもんで。↓

以下に記載の本記事は、すでに消滅した
過去の台風の記事になるので、あしからず。

18日から、26日までの台風19号の動きを
まとめると、21日から22日に掛けて九州地方に
上陸して抜けた後に日本海を北上して23日には
北海道地方の西側に到達している事が読み取れる。

TOP画像の台風19号の、動くGIFアニメ画像は
ヨーロッパ中期予報センターの18日から26日までの
進路を表したものだが、スマホやiPhone使用の方々は
見れないと思うので本稿内で静止画像を、ご覧頂きたい。

台風19号でECMWFの18日の進路予想図

 まずもって、2018年の8月に発生した台風19号が
非常に厄介なのは、成長の度合いが凄まじいという点。

台風19号に関する米軍の予想進路図も、詳しくは
当ブログで別記事にて解説しているので、リンクから。↓

日本の気象庁も、米軍の合同台風警報センターも
台風19号の最新情報は更新し続けているものの、
9日先のソーリックの進路予想図まで公開しているのは
ヨーロッパ中期予報センター[ soulik-ecmwf ]だけだ。

まずは、8月18日の台風19号のヨーロッパが
公開している進路予想図をシェアさせて頂きたい。↓

850hPaにおける平均海面圧力および風速 」より引用↓

soulik-ecmwf
ecmwf

【 引用ここまで↑出典:ECMWFヨーロッパ中期予報センター 】

上のヨーロッパ画像の日にちと時間は8月18日の
午後9時の時間の台風19号の予想進路図だ。

上のリンクから飛べるECMWFヨーロッパのサイトで
東アジア地域の時間は「 12UTC 」と記されている。

UTCは世界標準時なので、日本標準時のJSTに
直すにはプラス9時間を足す必要が有るので、
日本の時刻だと21時で午後9時となる計算だ。

色の分布は風力のサンプル表を添付したので
サンプル画像と照合しながら台風の強さを見て
頂きたいが、気象庁が定める台風の階級表も
以下に提示させて頂くので、参考にされたい。↓

台風の強さの階級分け 」より引用↓

強い・33m/s( 64ノット )以上~44m/s( 85ノット )未満

非常に強い・44m/s( 85ノット )以上~54m/s( 105ノット )未満

猛烈な・54m/s( 105ノット )以上

【 引用ここまで↑出典:国土交通省・気象庁 】

気象庁では、以前は「 ビューフォート風力階級 」
という17段階の階級で台風の風力を区分けしていたが
今現在は上記引用の3段階のみが採用されている。

そうして見ていくと、すでに18日の時点で
「 強い 」に当たる33m/s以上の台風に成長を
していることが読み取れる。

18日時点の台風19号の位置は、北緯が24.86°N
東経が140.95°Eで硫黄島通信所から38.5キロの
場所にあり、Googleマップで示すと以下の位置だ。↓

上の地図の位置は、あくまでも17日時点での
ヨーロッパの予報センターの情報なので、
今後は更新される度に変わる可能性がある。

次章以降では、19日の台風の位置を画像で見ていく。

台風19号でECMWFの19日の進路予想図

 ヨーロッパ中期予報センターの2018年8月19日の
台風19号の進路予想図と存在位置の画像だ。↓

soulik-ecmwf
ecmwf

上の画像の位置で台風の中心の場所
【 26.14N,138.69E 】をGoogle地図で表示させる。↓

九州地方の鹿児島県沿岸部まで、約940キロ
の距離に迫っているが、強さも気象庁の発表通りに
「 強い 」以上の色を示している画像になっている。

台風19号でECMWFの20日の進路予想図

 台風19号の8月20日の、予想進路図の画像。↓

soulik-ecmwf
ecmwf

20日は日本の気象庁でも「 非常に強い 」という
予報が出されているので、成長はする台風なのだ。

存在場所は、27.57°N,134.75°Eであり
位置をGoogleマップで示す。↓

上の地図の場所は、鹿児島県の沿岸部まで約542キロまでの距離に迫っている。

台風19号でECMWFの21日の進路予想図

 九州地方の鹿児島県に最接近して、いまにも
上陸しようかと思えるヨーロッパ中期予報センターの
進路予想図が2018年8月21日の画像だ。↓

soulik-ecmwf
ecmwf

台風の最大風力を示す色の基準画像だけは、
即座に比較できるように各章ごとに差し込む。

21日以降の気象庁の予報は、まだ出ておらず
米軍の進路予想図では、22日に鹿児島県に
上陸かと思わせる情報が公開されている。

しかも、厄介なのは最大風力が下手をすると
気象庁の階級でも「 猛烈な 」強さを表す、
54m/s( 105ノット )以上の深緑色の数値を
示すヨーロッパの進路予想図になっている点だ。

不肖この私めは赤緑色弱なので、解釈が
まちがえているかもしれないが、弱い勢力の
台風で無い事だけは間違いない、と見ている。

台風19号でECMWFの22日の進路予想図

 2018年8月22日の台風19号の進路予想図は
17日の時点で米軍が出している一番、先の予報だ。

米軍では、九州地方に上陸する予想進路図を
公開しているが、ヨーロッパの方はどうだろうか。

soulik-ecmwf
ecmwf

強い勢力を保ったまま、九州地方を抜けて
日本海側に飛び出しているのが分かる。↓

上のGoogle地図でのソーリックの位置は福岡市内の
中心部から僅か北に約70キロの海上にある。

実は、少し前に台風15号のヨーロッパの進路の
記事を上げたのだが実は、この時にも日本海側を
北上する台風の姿を確認していたのでは有るが、
何号の台風なのかが検討が付かなかったのである。

台風19号でECMWFの23日の進路予想図

 2018年8月17日の時点で、8月23日以降の
台風19号の進路予想図を公開しているのは、
ヨーロッパ中期予報センターだけで、気象庁も
米軍の合同台風警報センターも出していない。

各国の台風情報を探せば、有るのかもだが
さっそくECMWFの最新の公開情報を見ていきたい。↓

soulik-ecmwf

ecmwf

何と!?日本海を一気に北上して駆け抜けて
北海道の西側に勢力が強いままの状態で
移動している予想進路図に、なっている。

北緯43.86°N東経136.5°Eの位置にある
台風19号の場所をGoogleマップで以下に示す。↓

北海道積丹郡積丹町大字神岬町にある、神威岬から
西の海上に約315キロの位置にある予報になっているが、
1日で九州地方の北部から日本海を北上して
北海道地方の西部に到達するとなると、かなり速い!

しかも、じゃっかん勢力が弱まってはいるものの
依然として「 強い 」最大風力を維持している。

台風19号でECMWFの24日の進路予想図

 台風19号は24日になって、ようやく北海道の
北側に去っていく進路予想図になり、
勢力も弱まって居る状態の予報だ。↓

soulik-ecmwf

ecmwf

24日の時点で、かなり北海道からも
距離が離れているが、キロ数にすると最北端の
宗谷岬から、どれくらいの距離なのだろうか?

北海道、最北端の北海道稚内市にある
宗谷岬から北の海上に約862キロの地点にまで
北上している。【 北緯51.92°、東経148.59° 】

むしろ、サハリン( 樺太 )の東側に位置する。

台風19号でECMWFの25日の進路予想図

 2018年8月25日になると、更に台風19号は北に離れる。

soulik-ecmwf

上図の当たりになると、台風の影響力はだいぶ
弱まると思われるので、風力の基準表の画像は
割愛してある。

台風19号でECMWFの26日の進路予想図

 2018年8月17日の時点では26日の予想進路図が、
ヨーロッパ中期予報センターが公開している
最も先の台風情報であり、これ以降は現時点では無い。

soulik-ecmwf

ヨーロッパ中期予報センターの台風19号まとめ

 以上が台風19号ソーリック[ soulik-ecmwf ]の
ヨーロッパ中期予報センターが公開している
予想進路図の9日分の予報画像だが、当然
今後、新たな情報が更新される度に進路や
強さが変わっていくものと思われる。

この台風19号は「 成長しながら日本列島に近づく 」
という点が非常に厄介なのに加えて、日本海北上が
現実となれば、より一層の警戒が求められよう。

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