スタッドレスタイヤでも凍結した路面では無意味
会社のクリーニング配送用1BOX車は、しっかりとスタッドレスタイヤを履いていた。
しかし、スタッドレスタイヤへの過信が油断の元で、実際に以下の画像がスリップ事故を起こした時の現場の写真である。↓
今のスタッドレスタイヤは性能が向上しているので若干、凍結した路面に対しても効果が出るようになってはいる様ではあるが、基本的には「 雪道に対して 」しか性能を発揮できない作りになっている。
この辺を勘違いしてガチガチに凍った路面を、徐行すること無く普通に運転していた私めが迂闊( うかつ )だった。
配達ルートの茨城県内の取手市の田畑が広がる裏道は、雪が降った後で完全なアイスバーン状態であった。
走行中、左急カーブに差し掛かった時に不運にも不測の事態に遭遇したのだっ!↓
何と、凍結した路面上で単独事故を起こした軽乗用車が急カーブのド真ん中の真横の状態で、左側の竹やぶに突っ込んで停まって居たのだっ!↓
当然急ブレーキを踏んだが、アイスバーンなのでスタッドレスタイヤでも全く効かなかったっ!!
ギリギリ車1台分が通れるスペースが有ったので、軽乗用車を、かわそうと右にハンドルを切ったのだが、運悪くジャスト・タイミングで対向車が来てしまったっ!!!
もう、こうなっては万事休す、お手上げ状態であった。
事故車両を避けたものの、あえなく対向車と正面衝突し、相手方の女性ドライバーには全治2週間の怪我を負わせてしまう人身事故を発生させてしまったのである。(-_-;)
その後、会社のJ営業主任の方に連絡し現場検証と配達を終えて会社へ帰るとH工場長からは、「 なんで徐行運転を、しなかったんだ? 」と、たっぷりしぼられたのは言うまでもない。
スタッドレスタイヤは雪道には強いが、路面が凍結した「 アイスバーン 」には効かない、という事実を嫌というほど痛感した出来事であった。
この事故の時にどれだけ路面が凍っていたかと言えば、警察が来て事故現場の検証をしている最中に自転車で通学していた女学生が何人も転んで居た程の凍り方であった。
結果的に人身事故あつかいとなったが、被害者の方の診断書が全治2週間となり、累積点数は本来は5点だったが、事故現場ですでに軽自動車が単独事故を起こしていた事が考慮されたためなのか、4点の加点で済んだのである。
冬の橋の上は特に注意して走行すべし
その後に転職した住宅部材を配送する運送会社で仕事するようになってからも、大雪の翌日は酷( ひど )いありさまであった。
小型トラックで、スタッドレスタイヤは無い状態。
茨城県から千葉の外房の現場まで凍った路面の上をユックリ走りながら向ったときなんかは、現場に着くまでに10件ほどの事故現場を通過し、そこから次の現場に向かうときも3~4件の事故を目撃している。
正直、私めもあと1歩でスリップ事故と言った場面が何度も有った。
そんな中、特に路面凍結に拠るスリップ事故が多いのが「 橋の上 」である。
何しろ、強風が吹きさらしの橋上は、道路の中で一番凍りやすい場所だと言っても過言ではない。
橋の上でなくても前の車両が事故を、やってしまって前に進めない時なんかは引き返すしか無い。
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路面の凍結[ freeze ]で起きた群馬県の多重事故
去る今月の7日の早朝5時前に起きた群馬県下仁田町、国道254号線で起きた11台の「 多重衝突事故 」。
その事故で激しく大破した軽自動車を運転していた女性が運良く割れた窓から脱出して無事だったが、全治3週間の大怪我を負った。
事故現場の「 南野牧 」を地図帳で確認してみるとモロに山道で、いかにも凍結( freeze )しやすそうな道路である。↓
実際に事故現場は川沿いで風通しも良く、下り坂で凍結し易い場所なのだという。
当日の現場の気温は約0度近くで、前夜には凍結防止用に「 塩化カルシウム 」が撒かれたと言うが、その後の雨で流され路面が凍結したために起きた事故なのでは、なかろうか。
あなたも冬季に大きな橋の上を通られる時、よく橋の欄干辺りに白い袋が置かれているのをご覧になられたことが有ると存ずるが、あれが凍結防止用の塩化カルシウムである。
どこの誰が撒くのかは分からないが、警察の方か日本道路公団の方が撒くのであろうか。
群馬県の事故現場では、後ろから気づかずに走行していた車両に危険を知らせる為に警察官の方が「 駄目だー! 」と叫んだのだろうが、事故前に被害に遭われた女性ドライバーは時速10Kmくらいの徐行運転を、していたという。
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どれだけ神レベルの安全運転を励行していたとしても、100%事故を回避できるとは限らない。
まさに運転とは「 運を転がす 」と言われるが、それでもなお安全運転を励行し続けることでしか、あなたの身を守る術( すべ )は無いのである。
…それでは、くれぐれも御安全に!!(^_^;)
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