路面凍結でスタッドレスタイヤで事故った体験談

台風情報の瓦版茨城

台風情報の瓦版茨城

台風の進路予想の最新情報がメインのブログです

台風情報の瓦版茨城 TOP  >  交通事故  >  路面凍結でスタッドレスタイヤなのに事故った体験談

路面凍結でスタッドレスタイヤなのに事故った体験談

PR( 本ページはプロモーションが含まれています )

freeze

今から約13年半前に、不肖この私めが前々職のクリーニング品の配送ドライバーに就いていた時の「 実話 」です。

スタッドレスタイヤでも凍結した路面では無意味

 会社のクリーニング配送用1BOX車は、しっかりとスタッドレスタイヤを履いていた。

しかし、スタッドレスタイヤへの過信が油断の元で、実際に以下の画像がスリップ事故を起こした時の現場の写真である。↓

freeze

今のスタッドレスタイヤは性能が向上しているので若干、凍結した路面に対しても効果が出るようになってはいる様ではあるが、基本的には「 雪道に対して 」しか性能を発揮できない作りになっている。

この辺を勘違いしてガチガチに凍った路面を、徐行すること無く普通に運転していた私めが迂闊( うかつ )だった。

配達ルートの茨城県内の取手市の田畑が広がる裏道は、雪が降った後で完全なアイスバーン状態であった。

走行中、左急カーブに差し掛かった時に不運にも不測の事態に遭遇したのだっ!↓

何と、凍結した路面上で単独事故を起こした軽乗用車が急カーブのド真ん中の真横の状態で、左側の竹やぶに突っ込んで停まって居たのだっ!↓

freeze

当然急ブレーキを踏んだが、アイスバーンなのでスタッドレスタイヤでも全く効かなかったっ!!

ギリギリ車1台分が通れるスペースが有ったので、軽乗用車を、かわそうと右にハンドルを切ったのだが、運悪くジャスト・タイミングで対向車が来てしまったっ!!!

もう、こうなっては万事休す、お手上げ状態であった。

事故車両を避けたものの、あえなく対向車と正面衝突し、相手方の女性ドライバーには全治2週間の怪我を負わせてしまう人身事故を発生させてしまったのである。(-_-;)

路面凍結で事故後に塩化カルシウムを撒いた状態

その後、会社のJ営業主任の方に連絡し現場検証と配達を終えて会社へ帰るとH工場長からは、「 なんで徐行運転を、しなかったんだ? 」と、たっぷりしぼられたのは言うまでもない。

スタッドレスタイヤは雪道には強いが、路面が凍結した「 アイスバーン 」には効かない、という事実を嫌というほど痛感した出来事であった。

この事故の時にどれだけ路面が凍っていたかと言えば、警察が来て事故現場の検証をしている最中に自転車で通学していた女学生が何人も転んで居た程の凍り方であった。

結果的に人身事故あつかいとなったが、被害者の方の診断書が全治2週間となり、累積点数は本来は5点だったが、事故現場ですでに軽自動車が単独事故を起こしていた事が考慮されたためなのか、4点の加点で済んだのである。

冬の橋の上は特に注意して走行すべし

 その後に転職した住宅部材を配送する運送会社で仕事するようになってからも、大雪の翌日は酷( ひど )いありさまであった。

小型トラックで、スタッドレスタイヤは無い状態

茨城県から千葉の外房の現場まで凍った路面の上をユックリ走りながら向ったときなんかは、現場に着くまでに10件ほどの事故現場を通過し、そこから次の現場に向かうときも3~4件の事故を目撃している。

正直、私めもあと1歩でスリップ事故と言った場面が何度も有った。

そんな中、特に路面凍結に拠るスリップ事故が多いのが「 橋の上 」である。

何しろ、強風が吹きさらしの橋上は、道路の中で一番凍りやすい場所だと言っても過言ではない。

橋の上でなくても前の車両が事故を、やってしまって前に進めない時なんかは引き返すしか無い。

路面の凍結[ freeze ]で起きた群馬県の多重事故

 去る今月の7日の早朝5時前に起きた群馬県下仁田町、国道254号線で起きた11台の「 多重衝突事故 」。

その事故で激しく大破した軽自動車を運転していた女性が運良く割れた窓から脱出して無事だったが、全治3週間の大怪我を負った。

事故現場の「 南野牧 」を地図帳で確認してみるとモロに山道で、いかにも凍結( freeze )しやすそうな道路である。↓

実際に事故現場は川沿いで風通しも良く、下り坂で凍結し易い場所なのだという。

freeze

当日の現場の気温は約0度近くで、前夜には凍結防止用に「 塩化カルシウム 」が撒かれたと言うが、その後の雨で流され路面が凍結したために起きた事故なのでは、なかろうか。

あなたも冬季に大きな橋の上を通られる時、よく橋の欄干辺りに白い袋が置かれているのをご覧になられたことが有ると存ずるが、あれが凍結防止用の塩化カルシウムである。

どこの誰が撒くのかは分からないが、警察の方か日本道路公団の方が撒くのであろうか。

群馬県の事故現場では、後ろから気づかずに走行していた車両に危険を知らせる為に警察官の方が「 駄目だー! 」と叫んだのだろうが、事故前に被害に遭われた女性ドライバーは時速10Kmくらいの徐行運転を、していたという。

どれだけ神レベルの安全運転を励行していたとしても、100%事故を回避できるとは限らない。

まさに運転とは「 運を転がす 」と言われるが、それでもなお安全運転を励行し続けることでしか、あなたの身を守る術( すべ )は無いのである。

…それでは、くれぐれも御安全に!!(^_^;)

“路面凍結でスタッドレスタイヤなのに事故った体験談” への1件のコメント

  1. cat hat より:

    I have read some excellent stuff here. Definitely worth bookmarking for
    revisiting. I wonder how much attempt you set to create
    this type of fantastic informative site.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事ランキング

開城ケソン南北共同連絡事務所の場所と地図 NO1

第1位 開城ケソンの場所はどこ?南北共同連絡事務所の地図

PR( 本ページはプロモーションが含まれています )  北朝鮮と韓国の交流の拠点でホットラインだった、開城ケソン工業団地の中にある「 南北共同連絡事務所 」の場所が、どこかをGoogleマップで表示す […]

記事の続きを読む
ブログ運営者情報のプロフィール

 台風情報の瓦版茨城の運営者の小松と申します。台風速報!のYouTubeチャンネルも運営していますが、私は気象予報士ではなく元トラックドライバーですが、運転手の仕事に就いてから足掛け13年目で退職。その後はプロのブロガーに転身しましたが、ものごとの事象に真実で立ち向かいます。ここ茨城から世界に先駆けて台風関連の最新速報を中心に、エポックメーキングな情報発信をこころがけてまいります。ご意見やご要望、時にはお叱りなどもあるかもしれませんが、遠慮なくお問い合わせを頂ければと思います。^^

プロフィールの続きを読む

最新投稿5記事

台風11号たまご最新情報 九州地方へ最接近する台風11号2023たまご米軍ヨーロッパ気象庁 気象庁2023台風6号の予報 台風6号2023米軍JTWCヨーロッパECMWF気象庁の進路予想 米軍JTWC台風2号の進路予想図#39 大型の台風2号2023米軍JTWCヨーロッパ気象庁の進路予想図 台風1号2023たまご熱帯低気圧 台風1号2023年サンヴーたまご米軍JTWCヨーロッパの最新情報 台風14号2022年の進路予想 猛烈な大型台風14号2022米軍JTWCヨーロッパ気象庁の進路予想

    Copyright(C) 2012-2024 台風情報の瓦版茨城

    ページトップ
    ↑上