塩害で鎌倉の紅葉が見れない2018年は台風24号が原因!

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塩害で鎌倉の紅葉が見れない2018年は台風24号が原因!

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kamakura

2017年も台風の影響で鎌倉の紅葉が
満足に見れなかったと公式ホームページで
記されているが、2018年も同様の破目に…

2018年も塩害で鎌倉の紅葉が見れない

 毎年、鎌倉の紅葉は11月下旬頃から
見ごろを迎え始めるが、2018年は様子が異なる。

台風24号で最大瞬間風速36.8メートルを
記録した神奈川県鎌倉市ではイチョウ並木が
無残な、みどり色に変色してしまった。

いちょう並木は、鎌倉市の鶴岡八幡宮へ向かう
県道21号線だが、本格的な紅葉シーズンを前に
すでに全滅の状態だと、報じられている。

鎌倉の紅葉が台風24号の塩害によって
台無しになっているのは、イチョウ並木だけではなく
浄智寺の境内の、もみじも全滅して枯れているという。

上の動画内では、鎌倉の紅葉スポットは銀杏並木や
浄智寺いがいにも、数箇所あるので公式ホームページで
確認してほしい、としているという。

さっそく鎌倉市の公式HPと、観光協会の公式HPを
確認してみたが、2018年の紅葉に関する最新情報は
まだ掲載されていなかった。

っつー、ことなので本稿が独自に鎌倉市の
紅葉スポットを調査したところ、20箇所近くの
場所がヒットしたので、さっそく地図をシェア。↓

ただし台風24号チャーミーは、本稿でも別記事で
投稿しているが、強い勢力を保ったままの状態で
和歌山県から上陸して日本列島を縦断しているので
「 ここの紅葉だけは、みごろ 」という場所が
存在するのかは、極めて疑問だ。

次章では台風24号が、もたらした塩害で
鎌倉の紅葉が見れない理由を徹底検証する。

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台風24号の塩害で紅葉が見れない原因

 冒頭に貼らせていただいた動画でも話しているが、
台風に巻き上げられた海水の塩分が葉に付着すると、
脱水症状 」を起こして葉が枯れる塩害が発生する。

そして、2018年はタイミングが悪いことに
台風24号が通過したあと、まとまった雨が降らなかった。

太平洋沿岸で海から陸へ南からの暴風が吹き荒れ、
海水の塩分を飛散させた上、その後まとまった降雨がなく、
塩分が残留したことが原因とされる。

【 引用ここまで↑出典:産経ニュース 】

台風は海上から日本列島の陸地に、やってくる。

当然、大量の海水が巻き上げられた状態で上陸している。

すると台風24号が通過した進路には、海水の塩分が残る。

台風24号が通過したあとに、すぐ雨が降れば多少は
海水を洗い流してくれたのだろうが、タイミングの
悪いことに2018年は、まとまった雨が降らなかった。

まさか、全ての紅葉スポットの木々の葉を
水を掛けて洗浄するなんてことは非現実的で、
どんだけ水道代が掛かるかって話にもなろう。

台風24号が通過したルートに関東地方および
首都圏エリアは完全に入ってしまっているので、
鎌倉の紅葉だけでなく他の地域の紅葉スポットも、
かなり厳しい状況ではないか?

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塩害でつくば市のいちょうの紅葉は?

 台風24号の通過ルートは、茨城県つくば市も
直撃こそしていないが、かすめている状態だ。

当然つくば市の、いちょうの紅葉も
塩害の被害を受けてしまい変色している。

台風24号『 塩害 』 」より引用↓

■木が半分変色

つくば市内では、半分の葉が薄茶色に変色した
イチョウの街路樹が確認されている。

県道沿いに植えられた同市西平塚の数十本の
イチョウの木で、風がよく当たる側の半分の葉が薄茶色、
反対側の半分が鮮やかな緑色という奇妙な姿になっている。

原因について「 塩害ではないか 」という声も出ているが、
道路を管理する県土浦土木事務所などは
「 木の下の土壌調査などをしないと、塩害かどうかは
断定できない 」としている。

【 引用ここまで↑出典:茨城新聞クロスアイ 】

実際のつくば市の街路樹の木の状態を
投稿されているツイッターの画像も上がっている。

つくば市内にも紅葉スポットは有るが影響が心配だ。

茨城県つくば市の紅葉スポットで代表的な
イチョウ公園と、いちょうの丘公園の地図も貼る。↓

神奈川県鎌倉市や茨城県つくば市の塩害に依る
紅葉が見れない状態は、あくまでも植物への影響だが
これらの他にも送電線のガイシなども燃えている。

送電線が漏電などでショートすると、
当然、電気が送れなくなるので停電などの
影響が出てきて、電車がストップする。

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塩害で停電する原因は碍子ガイシの放電

 台風24号の塩害の影響を受けたのは、鎌倉の
紅葉いがいにも送電線がショートするなどして
京成電鉄がストップしたのは、記憶に新しい。

京成電鉄は、一時区間で終日運転が見合わせとなり
多数の利用客が足止めを食らう破目になったが、
一般家庭でも、停電などの影響が出ていた。

台風が運んできた塩分は空気中の水分が
付着することで電気を通し放電現象が起きる。

電柱に使われている碍子【 ガイシ 】は本来、
電気を通さない物質で出来ているが、台風の影響で
塩分が付着すると勝手は違ってくる。

よく電柱から火花が飛び散っている影像が
報じられたが、あれは放電現象で送電線が
漏電、ショートしてる状態だったのだ。

2018年の台風24号による塩害のまとめ

 2018年の台風25号が去ってから10月15日現在、
まだ台風26号の発生は予報されていない。

塩害による停電状況や、電車の運休などの影響は
現在、解消されているが紅葉への影響は無くせない。

鎌倉の紅葉も、すべての観光スポットが見れない
訳ではないかもだが、満足の行く「 紅葉もみじ狩り 」
は、茨城県のつくば市も含めて2018年は厳しいかも。

ただし紅葉狩りのスポットは不肖この私めが
以前に住んでいたことも有る古都、鎌倉や茨城県の
つくば市だけではないので違った場所にも、
たまには足を運んで見るのも一興かもしれない。

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