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台風22号の名前ドリアンが削除された理由が判明！
2018年の台風22号の名前は、台風委員会に登録されたタイムテーブルの26番目の順番で「 マンクット 」と言う。
2018年の台風22号はマンクット【 มังคุด 】で、
名前を付けた名付け親はタイ王国で、意味は果物の女王、マンゴスチン[ mangosteen ]だ。
不肖この私め、生まれてこの方まだマンゴスチンなる果物を食べたことは無いが、かなり美味らしい。
マンゴスチンの値段は高いらしいが、非常に痛みやすいので冷凍で販売されているとの事。
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所で、台風の名前は2000年から台風委員会が
新たに設けた140の台風の名前のタイムテーブルの
順番で予め決まっているのは、あなたもご存知かと
思われるが実はマンクットは最初は違う名前だった。
マンクットの以前の名前はドリアン（ Durian ）で、
王様の果実と呼ばれているが、マレー語で、
刺（ トゲ ）duri⇒ドゥリ、を持つ果物という意味である。
まさに王様ドリアンから女王マンゴスチンに名前が変わった訳だが、ドリアンは削除されたのだ。
研究室で「ドリアンを食べる」という貴重な体験をした pic.twitter.com/pIpoeoi78E
— たけだ (@takechiyo369) 2018年9月10日
以前の台風の名前ドリアンは、2006年の時は台風21号であったが、甚大な被害を出していた。
この台風が直撃したフィリピンのルソン島では、
8月のマヨン山噴火とあいまってラハールという
現象が発生し（ 犠牲 ）者620名、行方不明710名、
倒壊家屋約9000戸という被害を出している
上のウィキ情報では、まさに被害甚大で多数の
犠牲者が出た台風21号がドリアンだったのである。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/jade/”]
よく昔から「 台風ひと吹き千人 」とも言われるが
台風21号ドリアンの様に、あまりも酷い災害を
伴った場合は台風委員会から名前が削除される。
台風の名前は繰り返して使用されますが、
大きな災害をもたらした台風などは、
台風委員会加盟国からの要請を受けて、
その名前を以後の台風に使用しないように
変更することがあります。
上の気象庁の引用の例に漏れず、2006年に
フィリピンのルソン島に大きな被害をもたらした
台風21号のドリアンの名前も削除された。
名簿からTropical Storm Durianの名前を削除する。
マンゴスチン（ Mangkhut ）は2008年に取り替えられました。
つまり、2018年の台風22号の名前である
マンクットの意味のマンゴスチンは2008年に以前の名前だったドリアン（ Durian ）から変更されたというのが削除理由だったのだ。
ところで、2018年の台風22号のマンクットも進路予想図が思いっきり、ドリアンの時に大きな被害を出したフィリピンのルソン島に向かいつつ有るのが気になるところではある。
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マンゴスチンの意味の名前である台風22号のマンクットは
2018年の9月16日に台湾に直撃し、その後は
中国大陸に再上陸という予想進路図を、
ヨーロッパの中期予報センターが公開している。↓
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/europa-22/”]
しかしその後、台風22号の進路がじゃっかん南寄りの
フィリピンン・ルソン島方面に変わってきているので、
2006年の時の台風21号ドリアンの再来とならないかが
心配されるところではある。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/swallow/”]
さて、そんな台風の名前の由来になった果物の王様のドリアンやマンゴスチンはネット通販で買うことは出来るのであろうか？
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では、なぜタイ王国が削除されたドリアンやマンゴスチンといった果物の名前を、台風に使ったのか？の理由は不明であるが、2006年の被害額は135億ドルから146億ドルだったので、日本円に換算すると、1兆4,000億円前後になる。
[blogcard url=”https://takenori.info/blog/trami-flour/”]
米軍や日本の気象庁でも、やはり台湾とフィリピンの中間当たりに向かって進行している進路予想図なので今後も警戒を要する台風22号マンクットである。
間違っても、2006年の台風21号ドリアンの再来となって欲しくはないのだが…
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