トイレットペーパーを売ってる場所とネット通販の在庫は?

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トイレットペーパーを売ってる場所とネット通販の在庫は?

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toilet-paper

 中国から発生した新型肺炎のコロナウィルスの感染拡大でマスクが品切れ状態が続いているが、「 原産国の中国でマスクと同じ原料で生産するトイレットペーパーが品薄になる 」とのデマ情報がSNSで出たことで、全国津々浦々の販売お店で品薄状態が続いている。

では、トイレットペーパーを売っている場所は、どこなのか?

トイレットペーパーを売っている場所はネット通販

 

 不詳この私め自身も、茨城県内のドラッグストアやコンビニ店舗、ドラッグストアをはしごして廻っても、マスクはもちろん、トイレットペーパーとティッシュペーパーもほとんどが売り切れ状態だ。

棚自体がガラガラなので、すぐに分かるが都市部だけでなく、地方でもまったく同じ現象だ。

toilet-paper

昭和48年の「 トイレットペーパー・パニック 」を彷彿とさせるが、では実際に売られている場所はどこなのか?

ハッキリ言って、リアル店舗に関しては「 どこそこの店に売られていますよ 」などと本稿で申し上げたところで、速攻で売り切れるから意味がない。

トイレットペーパーを売っている場所で在庫が有るのはインターネット通販のオンライン販売である。↓

上の商品は、2020年3月2日の朝は2,500円だったのに、夕方には3,100円に便乗値上げされている。

1ロールあたり310円だが、他にはもっと高値で販売されている商品も有るので、まだ良心的かもしれない。

なお送料は無料であるが、上の「 vinda-10 」なる商品はパッケージからして中国産の製品だから、「 中国で生産されているトイレットペーパーが品薄 」なるSNSの書き込みは、まったくのデマ情報であることが分かる。

国内のトイレットペーパーの在庫は十分にあるの?

 さて、では日本国内のトイレットペーパーの在庫は十分に確保されているのか?

トイレットペーパー、ティシューペーパーについては殆どが国内工場で生産されており、新型コロナウイルスによる影響を受けず、現在も通常通りの生産・供給を行っております。

また原材料調達についても中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています

現在、一部地域では一時的に購入しにくい状況となっておりますが、物流が整い次第、消費者の皆様のお手元に届くようになります。どうぞご安心ください。

【 引用ここまで↑出典:日本家庭紙工業会 】

トイレットペーパーの2019年の生産は、97.7%が国産であるのが真実だ。

しかもほとんどが国内生産なので、本来は需要を満たす十分な在庫があるとしている。

しかし現実にリアル店舗に行くと無いのは、ネットのデマ情報に煽動( せんどう )された消費者と儲けを企( たくら )む高額転売ヤーが「 大量の買い占め 」を行っているからだ。

インターネット上のSNSデマ情報と噂はいつから?

 では、トイレットペーパーが品薄状態になるに至った最大の原因であるSNSのデマ情報はいつからなのか?

けれど3日前の2月24日時点でも、すでに中国での生産不足からトイレットペーパーが不足するというデマや憶測が流れていました。

【 引用ここまで↑出典:Yahoo!ニュース2/29( 土 )16:41 】

実際にツイッターで調べていくと、2020年2月22日ごろから、すでにトイレットペーパーの生産は中国なので品薄になる可能性がある、とのツイートが散見される。

まさに過去では、昭和48年にも起きたトイレットペーパー・パニック騒動を彷彿( ほうふつ )とさせる。

1973年のトイレットペーパーパニックとの違いは?

 実は、私め自身が生まれた1973年の10月にも「 オイルショック 」で、トイレットペーパーの大量買い占めは騒動は起きていたのである。

トイレットペーパー騒動 」より引用↓

1973年( 昭和48年 )10月16日、第四次中東戦争を背景に、中東の原油産油国が、原油価格70%引き上げを決定したため、当時の田中角栄内閣の中曽根康弘通商産業大臣が「紙節約の呼びかけ」を10月19日に発表した。

当時は第四次中東戦争という背景もあり、原油高騰により『 紙が本当に無くなるかもしれない 』という集団心理から各地に噂が飛び火し、長い行列が発生したため、マスメディアにも大きく取り上げられ、パニックは全国に連鎖的に急速拡大した。

【 引用ここまで↑出典:Wikipedia 】

今から47年前の1973年当時と2020年の違いは、騒動となる情報源がコロナウィルスか原油価格の高騰か?ということと、メディア媒体が新聞かインターネットか?ということである。

しかしながら、「 紙が無くなるかも知れない 」とする不安の集団心理は当時も今も全く同じである。

だが、インターネットの普及によって、昭和48年には居なかった、いわゆる「 高額転売ヤー 」の大量買い占めも背景にある。

トイレットペーパー不足の騒動の流れに乗って大量に安く買い漁って、ネットで高額販売する横流しだ。

トイレットペーパーの供給自体は、すぐに戻るから安心して良いとは言え現実問題として店舗にないので無くなれば買いに行くしか無い。

ちなみに、マスクにおいては供給が本当に間に合わず品薄状態になっていることから値段が高騰している。

インターネット上のツイッター民の反応は?

 SNSの代表格、短文投稿サイトのツイッターでは「 こいつがデマ情報を流した張本人だ! 」などと吊し上げが行われているが、トイレットペーパー自体が品薄になるとのツイートは、2020年の2月22日ごろから出始めている

特定されている当該ツイートは、確かに間違った情報ではあるが、つぶやき発信日は2月27日である。

どうも最初の品不足は中国や韓国から始まっているようで、それが日本にも飛び火した格好だ。

トイレットペーパーの買い溜め騒動は、すでに22日から始まっている。

Twitterで、デマ情報の犯人として特定されているアカウントはすでに削除されているが、なにやら顔画像や個人情報まで特定されている模様。

確かに間違った情報を発信するのは良くないが、Twitter上には個人の主観をツイートする方も多いので、なんとも言えない。

「 以前のオイルショックのときみたいにトイレットペーパーが品薄になるのかな? 」なんてつぶやいても、ままたくまに拡散されるのだろうか?

それはともかく買い溜め騒動に無関係な方々も紙が無くなれば手で拭くわけにも行かないので、買いに行くしか無いのである。

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